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50代以上のかた必見:未来が変わる「筋肉」の話

長寿命の時代です。
しかし、身体能力のピークが後ろに下がったわけではありません。
体をどのように「もたせる」
そろそろ計画的に考えましょう。

昨日の 「骨」に続いて「筋肉」のお話です。

筋肉量の低下


年齢とともに筋肉量がどれくらい減るか、ご存じですか?

筋肉量は 30 歳代から年間 1~2% ずつ減少し、80 歳頃までに約 30% の筋肉が失われる。

http://jlc.jst.go.jp/JST.Journalarchive/jspfsm1949/49.589?from=Google

80歳で30%減、大したことない気がしますか?
でも、今「筋肉」に自信ありますか
「今」の2/3減ることをイメージしましょう。

昨日の骨量の減少

30代をピークに50代後半には骨量が半分以下になります。

https://www.fujicco.co.jp/corp/rd/isoflavone/section2/05.html

筋肉量は30%減り、骨量は半分以下になる。
これが現実なのです。
歳を取ると骨折しやすくなる、腰や背中が痛い、腰が曲がる。。
歳を取っているから仕方ない?
骨と筋肉をキープできれば、防げるのです。


50代からの体づくり


当然ながら、筋肉量を増やすには運動です。
負荷のかかる運動、ウェイトトレーニングが本来は良さそうです。
前回のお話の、高齢者向けの運動サポーターの方おすすめ
「スクワット」も効果的です。

私はランニングをしていますが、ランの良さは
有酸素運動で汗をかき、体が活性化することと
心肺機能が上がること。
下半身と体幹部の筋肉はつきます。
ただ、長時間のランニングは筋肉も消費すると言われています(-_-;)

なので、あくまで「体のため」であれば、こちらの20分ラン

そして筋トレメニューを組み合わせるのが良さそうです。
ちょうど良い記事ありました!

走り出したらもっと走りたくなった!
という方は筋肉量を減らさない(その分補給する)を心がけつつ
頑張りましょう!


筋肉はあればあるほど良い


かつて勤めていた会社の健康診断で、
「体組成」を測ってもらっていました。

3年前に初めて計測してもらったとき
保健士さんの指導がとてもためになりました。

「筋肉はあればあるほど良い!」
食事も、女性は健康志向で「野菜、野菜」と言うけれど、
「タンパク質」をもっともっと取って!と言っていました。

卵も一日2個だって3個だって食べて良いんです!と。

それから、食事は「肉魚多め」と、
卵もスクランブルエッグは2個にするとか、増やしました。
プロテインも飲むようにしました。

ランニングの量は、2年半前より少し増えています。
オンラインレッスンで体幹トレーニングも週2回続けました。


2年半後の変化


2年半後の計測データです。
変化があったか?

もともとが、体重の割には体脂肪の多い「隠れ肥満タイプ」です(-_-;)
ちなみに身長は156センチです。

・2019年9月(約3年前)
筋肉量:32キロ
アドバイス:筋肉量をあと5.1キロ増やし、体脂肪を0.1キロ減らしましょう。

・(2年半後)2022年3月
筋肉量:32.7キロ
アドバイス:筋肉量をあと4.2キロ増やし、体脂肪を0.4キロ減らしましょう。
※前回より体重は0.9キロ増

筋肉量が、0.7キロ増えたー-!!

2年半でたったの0.7キロしか増えないの?と思いました?

年齢からすると本来は年間 1~2%「下がっている」はず。
計算上は、マイナス1.2キロがフツウ。なので、約2キロ増えたということです。
私の努力で手に入れたもの!
偉い!私(笑)!

それにしても筋肉をあと4.2キロ??
今がどれだけ無いか、ですよね?
やはりウェイトトレーニングしないとダメでしょうか(-_-;)

ちなみにランの前はほとんど運動してこなかったので、
ベースが低レベルなんです(-_-;)


筋肉はつきにくく落ち易い


村上春樹さんの著書に、こんな一節がありました。

「筋肉はつきにくく、落ち易い。贅肉はつき易く、落ちにくい」

走ることについて語るときに僕の語ること

ちなみにダイエットする時は、筋肉も減っていきます
なので、タンパク質を補いながらダイエットすると良いそうです。
筋肉が減ってしまうと代謝の悪い体になり、
リバウンドしやすくなりますから。

ダイエットに興味ある人は多いですよね?
でも、「たったこれだけ」という甘い文句は成功した試しが無いのでは??
すぐに目先の結果を求めない。
ダイエットではなく「体づくり」を心がけると良いと思います。


フレイル予防


最近「フレイル」という概念が出てきたことはご存じですか?
高齢による「虚弱」の状態を言います。

フレイルとは

このように「名前」が付くと、意識しやすくなるかもしれませんね。
フレイル予防が、長寿命時代の鍵です。

私たちの体の「下り坂」緩やかにする方法は、もう分かっていますよね。
何度も言います。
問題が出てからでは遅い!

簡単には死なない時代ですから(笑)!
体が動かない状態で何十年も生きるかもしれませんよ。

もし、今なにも運動していないなら、
すぐにでも始めましょうね。

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