最近の記事

今朝の夢は印象的だった。絵を描く夢で、描きながら「まさにこれが描きたかったんだ」と強く確信した。そのときの興奮は、目を覚ましたあともしばらく残っていた。 恐らく怒りだ。わたしの魂からの訴えだ。「表現するものはない」と言ってしまった前日の自分に「違うだろ」と必死に伝えてきたのだ。

    • 最後の記事

      今から約1ヶ月前、「坂木杏」として書くのはやめようかと検討している、という話を書きました。 そして、やめてどうするのか、についてはこう書きました。 というわけで、「1ヶ月以内を目処に」の1ヶ月が経ったので、アカウントを消そうとおもっています。もうちょっとだけ残しておきたいので、今月31日に消しますね。 note に書く、という活動を不定期ながら続けてみて、いろんな気づきがあり、とてもたのしかったです。別のアカウントで note での発信は続けていきますので、何かの記事で

      • 他者との関わりで見えてくるかなり歪な自分

        書きたくなったら、書く。どうやらアウトプットして言語化したい欲が強い周期らしい。自己分析が好きで、分析されるのも好きなので、いわゆる占いも割とチェックしがちなのですが、そこにはわたしの「理解されたい」という欲求があるのかなーとおもいます。安心したいんだね。「あなたはこんな感じのひとだよね」「こういうとき、こういうふうになっちゃうよね」「大丈夫だよ、それがあなただから」「あなたにはこういう才能があるよ」みたいな言葉をもらって、自分の価値を確認してるんだろうな。 「自分の価値を

        • 泳ぎたい。ただただ、泳ぎたい。

          「坂木杏」やめます宣言してからやたらと書きたくなるっていうおもしろい作用が起きています。わたしはそれに従って書きます。 しいたけ. さん好きでチェックしてるんですけど、こちらの記事を読んで「あー泳ぎたいなー」ってなりました。 運動は苦手なんですけど、水泳だけは昔から好きで、子どもの頃は夏になるとせっせと町民プールに通って真っ黒になっていましたし、学生時代は近所のスポーツジムで泳いだりしていました。 子どもの頃は「ひたすら泳ぐ」というより「友だちと遊ぶ」というのが主な目的

        今朝の夢は印象的だった。絵を描く夢で、描きながら「まさにこれが描きたかったんだ」と強く確信した。そのときの興奮は、目を覚ましたあともしばらく残っていた。 恐らく怒りだ。わたしの魂からの訴えだ。「表現するものはない」と言ってしまった前日の自分に「違うだろ」と必死に伝えてきたのだ。

          「坂木杏」について(noteリハビリ投稿)

          note に書く、ということを始めたときに、なんとなく決めていたルールがあるんですが、それを今回破って書いています。「夜中には書かない」っていうルールなんですけど。なんか、夜中の頭の中って、カオス状態というかトランス状態というか、いろんな意味でイっちゃってるじゃないですか。個人の感想ですけど笑。そんな状態で書いたものは、真昼間に読んだら恥ずかしくてたまらないだろうなー、もっと冷静になってるときにちゃんと書きたいなー、と(たぶん)おもって、そんなルールを作ったんだとおもうんです

          「坂木杏」について(noteリハビリ投稿)

          ムラブリから気づく② いまここ基準

          先日書いた記事のシリーズです。 ↓に載せている動画を見て、印象に残ったお話について、わたしの感想を交えながら書いています。 伊藤雄馬×宮台真司×神保哲生【5金スペシャル映画特集Part1】「森のムラブリ」に見る人間のモラルの根源と他者を恐れる習性 番組のことや、映画『森のムラブリ』のことについては、番組の公式ページをご覧ください。 映画『森のムラブリ』は、5月21日から名古屋、5月28日から大阪、6月3日から京都、6月4日から神戸、6月11日から横浜、7月16日から長

          ムラブリから気づく② いまここ基準

          「足す」んじゃなくて「引く」んだよ

          昨晩じゃなくてその前の夜、っていうのは2日前の夜って言えばいいのかな? 夢を見たんです。この数日はなんだか体が疲れているのか、22時くらいには眠りに落ちていて、それはいいことだとおもうんですが、そのまま朝まで寝続けることはなくて、2時とかに一度目が覚めてしまいます。睡眠のゴールデンタイムと言われている時間帯に寝てるからいっか、とおもって今、「睡眠のゴールデンタイム」についてググったら、Forbes Japan に「あれは嘘です」と言われました。 ちがうちがう。夢の話をしよう

          「足す」んじゃなくて「引く」んだよ

          つなぎ目の移行感と無重力

          先日、ふとインスタを見たら、宇多田ヒカルの曲を使ったDJ生配信イベントが行われてたんです。閉店後のタワーレコード渋谷店にDJがやってきて、そこからインスタで生配信されていたんですが、この音楽がすごくて(語彙力)。 わたしがライブで聞いたのは、初日の4月27日(水)で、m-flo の ☆Taku Takahashi さんがDJを務める回。正直に話しますと、わたしはクラブに通うようなタイプではない。なんだけど、音楽は好きだし、みんながわちゃわちゃたのしそうにしているのは好きだし

          つなぎ目の移行感と無重力

          ムラブリから気づく① 矛盾を許容すること

          4月30日に公開されたとある対談動画が最高でした。 勿体振らずにまずはリンクを貼ります。 伊藤雄馬×宮台真司×神保哲生【5金スペシャル映画特集Part1】「森のムラブリ」に見る人間のモラルの根源と他者を恐れる習性 対談の中で出てくるトピックや出演している3人から伝えられるエピソードがどれも興味深く、何度も何度も聞いてしまう。一体なんでそんなに何度も聞くのか。何がわたしを引き付けたのか。せっかくなので、印象に残ったお話について、いくつか投稿を分けて書いてみようとおもいます。

          ムラブリから気づく① 矛盾を許容すること

          「感覚」が「ことば」にできない(後篇)

          ある日の思考タイムに「感覚」を「ことば」にできないと泣いてしまったことについて、メンターにコメントをいただいた、というところまでが前回の記事でした。話を聞いたときは、なるほど、とおもって、今でも興味深い解釈であることには間違いないとおもっています。特に基準の話は、果てしないからこれからもきっと「うーーーーー」と苦しむんだろうけど、それでいいんじゃないかとおもっているわたしがいます。むしろ苦しみたいんじゃないかと。 いろんなひとたちが、なんとも他人に伝えるのが難しい「感覚」と

          「感覚」が「ことば」にできない(後篇)

          「感覚」が「ことば」にできない(前篇)

          先日、「温泉に浸かりながら都会の景色を堪能できる」というのがウリのホテルに泊まりました。リゾートホテルになるらしいのだけれど、開業したばかりでキャンペーンをやっていて、ビジネスホテルよりもリーズナブルな価格になっていたので、奇跡的に空室になっていた1日だけありがたく泊めさせていただきました。 大浴場は最上階にあって、ほとんどの人が入浴する夜の時間帯は大混雑。泊まった人の感想を事前に調べてみたときに見つけた「女風呂は芋洗い状態」のコメントは本当でした。「夜景は別にいいから、早

          「感覚」が「ことば」にできない(前篇)

          「ホテルで暮らしたい」を分析

          中学生くらいだったかな。「ホテルで暮らしたい」と言ったことがあるんです。そしたら父が「じゃあ作家にならんね」って。 いま、わたしは作家を目指している訳ではないけれど、相変わらず「ホテルで暮らしたい」とはおもっています。でも「ホテルで暮らしたい」ということばは、もうちょっと吟味してみていいんじゃないかな、って考えてて。 「ホテルで暮らしたい」の「ホテル」という場所に注目したいのだけれど、なんで「ホテル」なんだろう。「ホテル」のどんな特徴に惹きつけられているんだろう。 それ

          「ホテルで暮らしたい」を分析