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【学研まんが】こんぶのひみつ オススメ度:★★★(1〜5)


テーマ

特化してます。海産物三部作の中では、出汁として使われる分、一番汎用的かもしれません。

実用性

こんぶの生態や加工についての説明。栄養についても説明があります。こんぶ料理の例や、おいしい出汁の取り方も。

ストーリー

富山に住む男の子主人公、北海道在住(内地から移住?)の女の子主人公、同級生でこんぶ漁師家系の肉体派男子の3人が、こんぶについて学んでいきます。三角関係がほのめかされていますが、本書のエピローグ(5年後)では明言されていません。彼らがその後どうなったのかは、「ほたてのひみつ」のエピローグ(15年後)で明かされています。

ファンタジー

ぬいぐるみ大好きな男の子主人公が、富山に傷心旅行中のこんぶの妖精・コンブーネを浜で拾ってお持ち帰り。妖精であることは普通に受け入れていましたが、魔法で北海道にワープしようとすると、宿題が忙しいと言って断り、夏休みに北海道に行く約束をして別れます。

コンブーネが使った能力は、空間ワープを数回。なお、空間ワープしつつ、キャラクター(小学生)を魔法で大学生に変身させています。世界の時間軸はそのままで、キャラクターの身体だけを成長させるという珍しいパターンです。

なお、『ほたてのひみつ』では妖精同士がスマホで連絡を取っていましたが、コンブーネが旅に出る前に残したメッセージは掛け軸・手書きスタイルでした。古風な子なのかも。



一行知識

生の海藻を消化・吸収するためには、腸内に消化酵素を生み出す微生物が必要。


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いつも図書館で本を借りているので、たまには本屋で新刊を買ってインプット・アウトプットします。