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【図解】太陽光発電だけで在宅勤務できるか~実践編

表題の企画を、6/1に条件が整ったので実践してみました。

条件や事前のシミュレーションについては下記投稿を参照ください。

結論

太陽光発電だけで在宅勤務は可能でした。事前のシミュレーションだと、結構ギリギリかもと思っていましたが、実際どうだったかを解説していきます。


時間帯ごとの状況

  • 9時:朝イチから充電し、100%の状態で勤務開始。発電38W、消費30W。余裕があるので、業務用スマホも充電してます。発電と消費のバランスを見て、消費量が上回っていたらソーラーパネルの位置・角度を微調整。

  • 10時:100%を維持。20~30Wの発電量。スマホ充電は中断し、発電>消費をキープしました。モニタをフル活用して前月の勤怠確認をしてました。

  • 11時:10時台から発電<消費になりはじめるも、残量表示はまだ100%を維持。日差しが上から来る時間帯なので、位置・角度を調整しても8Wくらいしか発電できていませんでした。

  • 12時:休憩。発電量は4W程度で、まだ残量は100%です。モニタをOFFにして、PCを閉じて、給電も停止しています。

  • 13時:100%の状態で勤務再開。発電1W。14時半ごろまで、メンバーの作業の画面共有をモニタで表示しており、消費が40Wほどに増えていました。画面共有やモニタのフル稼働で、やはり消費電力は増えるようですね。

  • 14時:残量100%。画面共有を終えた14時半の時点で、発電1W、消費20W。

  • 15時:残量99%。発電1Wで細々としか充電できていないはずなんですが。表示がおかしいのかと思い、一度全部抜線して再度つないでみても、残量に変化なし。

  • 16時:再び残量100%に。発電1W。PCの充電状態も確認してみましたが、フル充電と表示されていました。完走が確実になったので、実験としてソーラーパネルを取り外して(発電0Wに)、バッテリーのみにしてみます。

  • 17時:残量91%に低下。消費は20W前後です。当然ですが、発電しなければ残量がちゃんと減っていきます。

  • 17時半:83%。定時退社日につき退勤。翌朝に残量を確認しても、急に減っているとかはなかったです。

実験結果

まさかの、余裕でした…!ソーラーパネルを外さなければ、17時半までほぼ100%を維持できていた可能性が高いです。


考察

バッテリーに表示される発電量・消費量と、残量の推移がリンクしていないのが大きな誤算でした。原因は、パソコンにもバッテリーがついていて、常に20~30Wが給電されているわけではないから、かなと思います。仮説でしかないので、ここは要検証。

また、発電量が多くなくても、発電をし続けることが重要だということにも気づかされました。午後いっぱいは表示上は発電1Wでしたが、残量はほぼ100%をキープしていました。小型のソーラーパネルを常設したり、風力発電を増設したりすれば万全だと思いました。雨でも夜でも無風でも安定して発電し続けられる水力発電が最強。(水利権の都合で導入が難しいそうです)


補足

電力会社のWebサイトから、戸単位の消費電力を確認することができました。

9~12時あたりは夜間帯とほぼ同じ消費電力に抑えられています。配線の都合でベランダの近くで仕事しており、14時ごろまで照明もつけていませんでした。なお、11時半から急上昇しているのは、12時前に電子レンジ(500W×10分)を使い始めたからだと思われます。一日を通して、電子レンジ、電気ポット、炊飯器、洗濯機の影響が大きいことが見て取れます。


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