見出し画像

【学研まんが】インターネットのひみつ オススメ度:★★★★(1〜5)

テーマ

広そうで、実際は意外と特化されています。インターネットの中でも、DNSやケーブルなどのインフラ面にフォーカスしていると感じました。

実用性

仕組みを意識しなくても便利に使えるのが現代のインターネットなので、その仕組みを知ることに対する恩恵は低いかもしれません。実用性重視であれば、 情報通信のひみつ や インターネット広告のひみつ の方がよいでしょう。

もちろん、IT業界に身を置く人であれば理解しておきたい内容です。ネットワークエンジニア(インフラ寄り)の私にとっては、業務で扱っている内容が満載でした。

ストーリー

小学生の兄妹だけでなく、両親(41歳)と一緒に家族ぐるみで学ぶところが好感触。親世代だって、知らないことはたくさんあるんです。

「インターネットは誰かが作るのではなく、みんなで作るもの」と学んだ主人公の精神的成長も少しだけ描かれますが、伏線がわかりづらく、唐突な印象があります。

ファンタジー要素

サルのぬいぐるみ(太郎)に憑依した「インターネットの魂」が解説役を務めます。実物に憑依しているので、両親をはじめ、誰にでも認識できるようです(ジョジョのスタンド解説みたいだ)。また、使う人によって話し方が変わるところは、インターネットの性質をリアルに表現していますね。

装備したゴーグルをプロジェクターのように使う、ネットワークモデルを実体化する、人間の服装を変えるなど、能力は多彩。地下の洞道や海底ケーブル敷設の見学に行く場面では、ワープ能力も使っています。一方、人の心には干渉できないようで、見学先には事前連絡を入れつつ、怪しまれないようにリュックや物陰に隠れるようにしていました。



#推薦図書 #読書 #書評 #最近の学び #学研 #学研まんが #インターネット #ネットワーク #通信 #通信インフラ #JPRS #DNS #IT

この記事が参加している募集

推薦図書

最近の学び

いつも図書館で本を借りているので、たまには本屋で新刊を買ってインプット・アウトプットします。