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【学研まんが】大豆のひみつ オススメ度:★★★★(1〜5)

※Web非公開なので、図書館で借りて読みました。

テーマ

特化してます。大豆の使われ方、栄養面、環境面と、余すところなく紹介されています。日本の食文化と密接なつながりがあることがわかります。大豆関連では他に4冊(みそ・こうや豆腐・いなり寿司・大豆ミート)も刊行されているようで、それらを代表するポジションですね。

実用性

高いです。特に栄養面では、大豆のポテンシャルの高さに驚きです。様々な調理法も紹介されています。欄外のまめちしきでも、各地の大豆料理が紹介されており、興味を惹かれました。

2007年刊行で、やや情報が古い点はあるかもしれません。例えば、ハンバーグに大豆たん白を混ぜている、との記載はあったものの、今注目を浴びている大豆ミートについては触れられていませんでした。

ストーリー

アメリカから大豆好きな従兄が来て、一緒に勉強するストーリー。主人公が、嫌いだった大豆食品を好きになり、食生活について考え直すに至ります。学校のシーンは少なめで、主人公一家と従兄の会話がメインでした。

意外な人物が意外な形で再登場するオチでした。ちなみに、別れの挨拶はバイピーでした、豆だけに。(大豆はsoy beansだけど)

ファンタジー要素

大豆センサーを搭載したペットロボット「ダイジー」が登場します。プロジェクター、大豆データベース、音声認識、感情表現、印刷など、なかなか多機能。言葉は発しないので、解説は従兄・栄養士の先生・工場見学先の社員が担当します。

学研まんがでは妖精が出てくるパターンが多いですが、それをむりやりリアル化した感じではあります。でも多機能すぎて、逆にリアル感がなくなってる気が。



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いつも図書館で本を借りているので、たまには本屋で新刊を買ってインプット・アウトプットします。