【学研まんが】お肉のひみつ オススメ度:★★(1〜5)
テーマ
牛肉・豚肉・鶏肉をひとまとめで扱っています。共通項は多いものの、詰め込みすぎな感もあります。
実用性
生産者から消費者までのサプライチェーンの解説がメイン。家庭での扱い方や調理例などは紹介されていません。また、宗教・思想などの理由で肉を食べない人もいる、といったことにはほとんど触れず、徹頭徹尾肉食礼賛です。野菜も食べようとか言いつつ、バーベキューの箸休めに鶏の唐揚げをぶっこむのはギルティだと思いますよお母さん。
ストーリー
牛肉・豚肉・鶏肉を推す3人の主人公の対立と和解が軸です。ベースは工場見学系で、親戚がやっている鹿児島の子牛農家、その知り合いの肥育農家に見学に行きます。地元に戻ってからも、食肉センター・JA・直売所と、かなり広範囲に見学に行きます。
子牛から食肉までを追っていくことで、「命をいただく」ことを再認識させられます。ただ、あまり重苦しくはなっていません。
ファンタジー
妖精の類は出てきません。主人公たちの母親がLINEグループでやりとりしている様子が何度か出てきて、リアルです。
いつも図書館で本を借りているので、たまには本屋で新刊を買ってインプット・アウトプットします。