良いものを、良いと伝える
素敵だと自分が感じたことを、きちんと声で言う。文字でも良いから伝える。
いつ頃から、この簡単なコミュニケーションをあまりしなくなったんだろう。
「良いものを良いと伝えないことが多い」
「悪いと感じた人だけが、相手に伝えているからその結果、良いものが消えてしまうことがある」
クリエイターや表現者の作品、想いがいつの間にか知らずうちに消えてしまうのは、これが理由なんじゃないかと思う。
頭に入ってくる情報が多すぎる現代社会において、「伝える」ことは少々ハードルが高いのかもしれない。
ポチッ、と軽く押すだけに慣れすぎてしまったのかもしれない。
良いな〜と心の中で思うだけで、中々クリエイターなどその本人には伝えられてないままという経験が私にもある。
SNSでは、イイね♡をするだけ、とか。
でも、イイねと否定の言葉を比べた時に、いくらイイねの数の方が多くても、否定の言葉の方が圧倒的に質量が重そうだ。
その重みに負けて、良いものがなくなってしまったら悲しい。
日本人は「同じことを良しとする」と言われ、「行動力がない」とも言われていたりする。
(学校の授業で手を挙げて発言する子が少ない、とか)
周りがやってないから、やめておこう。
自分だけ何かをしたら、周りから何か言われてしまうかもしれない…。
…と、どうしても思ってしまう。
そのままだと「自分が持ってる“良さ”」もいずれ、いつの間にか、消えてしまいそうな気がしませんか?
良いものを良いと伝える。
「素敵です」と一言でも良いから、言ってみる。
それだけでも、誰かの心も自分の心も豊かになるんじゃないかな〜…と^^
暖かい何気ない一言だけでも、誰かの心を震わせることができると私は思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?