八聖道 3 ルアンポー•プラモート師
(②続き)ある人は毎日毎日、世の中の楽しいことを探す事に夢中になっていて「修行を長い間やっているのに、何故解脱出来ないのか!」と文句を言うのです。なぜそうなってしまうかというと「考え方」が正しくないからです。考えるならば世間から離れて、欲から離れて考えなければなりません。中には誰かに怒りを向けることを止めようとしない人もいます。苦から解脱したい、涅槃に入りたいのならば怒りを携え続けてはいけません。メッター(慈)、カルナー(悲)を持って考えるのです。他の人、他の動物、その人を圧迫する事を考えてはいけないのです。この様に他の生命を圧迫する事をウィヒンサーウィトックと言います。
正しく物事を観ることが出来、正しく考える事が出来たならば、私たちは業の法則を理解する事が出来るようになります。それは「私たちは苦(ドゥッカ)を知らなければならない」ということ。それは「苦の原因(集諦)を洗い流す為に苦を知る」ということ「苦から解脱の方法をはっきりと知る事(滅諦)」「解脱の為に心を高めていくこと(道諦)」です。それから正しく考えるとは、欲から離れて考えることです。欲に夢中になって考えるのでは無いのです、誰の事も激怒しないようにするのです。他の人や生命をメッターやカルナー(慈悲)で考えるのでうす。他の人や他の生命を圧迫したりしないのです。他の生命を迫害したり圧迫しようと考えないのです。これは正しく観る事、正しく考えることの一つ目の枠組みです。そして次には身体の行為と口での行為に移ります。(続き④)
ルアンポー・プラモート師 八正道 มรรคมีองค์ 8
https://media.dhamma.com/pramote/cd/074/601224A.mp3
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