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八聖道 2 ルアンポー•プラモート師

(①続き)八聖道の一つ目は正見(サンマーディッティ)です、理解することの原則とです。ルアンポーが先ほど話したことですが、世間で生活する為には業の法則を理解する必要があります。世間から解脱する為に修行すること、それは四聖諦(ししょうたい)を学び解脱するということになります。正見は二つの大きなグループがあります。一つ目が業について、もう一つが四聖諦についてです。

 私たちは原因と結果という言葉を知っていますが、原因と結果とは業の法則そのものです。ですから私たちは「正しく考える」ということができなければなりません。私達は正しく物事を観る理屈が分かりましたので、正しく考えることができなければなりません、その事をサンマーサンカッパ(正思惟)といいます。

正しく考えることのの一つ目は世間から離れて考えることです。世間から離れて考えるとは欲から離れて考えるということです。なぜなら私たちのいる世界は欲が土台となっているからです。欲の世界ですから、私たちは欲から離れて善く考えること、そして正しい心を持っていなければなりません。もしも、私たちが欲を探し求め続けるのであれば、世間の中に耽り込んでしまうのです、世間にある見えるもの、聞こえるもの、匂いのあるもの、触れるものに耽るのです、それらに執着してしまうのです。これも業の法則です。世間のものを探し求めると世間のものが手に入ります。ダンマを探し求めるとダンマが手に入るのです。(続く③)


ルアンポー・プラモート師 八正道 มรรคมีองค์ 8

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