婚活における親との付き合い方
こんばんは!夫婦カウンセラー/婚活アドバイザーの佐藤アンナです。
6月はブライダルシーズンですね。
結婚相談所だけでなく、デパートや式場もなんとなく華やぐのを感じます。
さて、今回は婚活の悩み事のひとつ。
「婚活における親との付き合い方」に関してです。
婚活を始め交際に進んだのに、親が認めてくれずに、
うまくいかなくなってしまった…
というケースを度々耳にします。実は親が原因で破談になる
ケースも少なくありません。
さらに、婚活時に親に結婚したい相手のことを話すと、
「その人、大学はどこなの?」「仕事はうまくいってるの?」「ご兄弟は?」などと質問攻めに合い、ストレスを抱えてしまうことも……。
そこで、今回は、親の意見に振り回されず、親といい関係性を保ちながら、幸せな結婚ができるような方法をお伝えします。
なぜ親は干渉するのか
そもそも、なぜ親は干渉してくるのでしょうか。
息子、娘両方とも干渉してくるようですが、母親が娘に
干渉してくる例がやはり多いように感じます。
とりわけ、心配性の母親だと、娘の恋愛を自分のことのように
捉えてしまいがち。
あれもこれもと娘の結婚に関して干渉したり詮索したりしてしまいます。
そして、「娘が不幸にならないためにどうしたらいいか」と頭を悩ませてしまうのです。
また、自分自身が、結婚相手選びの際に苦労していたり、旦那さんとの関係で悩んだ経験などから、余計に口出しをしたくなるようです。
いずれにしても、みなさんのことが大切だから、色々と言いたくなるのです。まず前提としてこれだけは理解しておきましょう。
さらに親は、子供を誰かに取られたくない、寂しい、という気持ちが大きいので、どんな相手を連れてきても一度は反対することになるのだと思います。
それが、親心なのです。
世間体を気にする世代間ギャップから干渉する
結婚に対する考え方は親世代と現代ではかなり異なっています。
未婚や離婚などに対する偏見を抱えている方が多いのが現状です。
これは、「世間体」を気にしている、という点が
前提にあります。
そのため、娘にもいわゆる「普通の結婚をしてほしい」
というのが親の願いなのでしょう。
例えば、離婚歴のある方や、仕事をしていない方などを親に紹介した時、どんなにあなたとそのかたが愛し合っていたとしても、親は自分が安心できないことや、世間からなんと言われるか、と思い、反対してしまうことでしょう。
娘への愛に理解を示し、相談するパターン
では、婚活中どうやって親との関係を保つか。2つご紹介します。
まず1つ目。
親とよく話し合っておくことです。
婚活中に親と揉めないために、普段から、結婚に関わらず親とコミュニケーションをはかっておきましょう。特に、お互いの恋愛観や、親があなたに求めていることなどについて話し合っておくことをお勧めします。
また、心配性の親を安心させるためには、男性と付き合う前の段階から、「この人どう思う?」と相談をすることも有効です。
「娘のためになりたい」と、喜んで答えてくれることでしょう。
「何処の馬の骨とも知らない男」が、親にとっては一番怖いのです。
自分が親の立場だったら、どうしてほしいか、なんと言って安心させてほしいか、そんなことを考えながら、コミュニケーションを続けてみましょう。
必要最低限なこと以外話さない
2つ目のパターンです。
1つ目とは逆に、婚活時には、何も相談せず淡々と進めていく。
何か聞かれても、「決まったら話すからね」と言って、
婚活を進めるパターンです。
一度そのスタンスを貫いてしまえば、
「○○ちゃんが決めたことだから…」と根負けしてくれるかもしれません。
実は私個人的には、2つ目のパターンをおすすめします。
酷かもしれませんが、結婚するのは親御さんではなく、
みなさん自身です。
結婚生活で何かトラブルがあった時、いちいち親に相談する…
ことはなくなるでしょう。
その練習として、婚活時から自分で物事を決める、ひいては
結婚相手も自分で責任を持って決める、というのは大事なことだと
私は思います。
かといって、親につっけんどんに話すわけではありません。
「うまく進んでるから大丈夫よ」
「今度連れてくるからね」
などと言って、順調さをアピールするのは大事なことです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
婚活でせっかく相手とうまくいっていても、親の反対で白紙になってしまっては元も子もありません。
親に自分の気持ちをわかってもらいながら、進めていきたいものです。
しかし時には、親が自分に対してどんな思いでいるのか、想像することも大切です。
思った以上にわが子が離れていくのはさみしいもの。
そのあたりもほんの少し配慮してあげてほしい、と私は思っています。
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