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恋愛とか同性愛とかBLについて守護霊に訊いたら日本が女系社会だって知った

この記事は守護霊と喋れる人が、
守護霊との会話をひたすら書き起こした
トーク記録です。
一人数役の落語ではありません。一応ね。ふふ。


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アニヤハロム【💎】 ラン【🎨】


💎:人間世界じゃ恋愛は本能の一つ、みたいに思われてるじゃん?でも、実際はよく分かってない人の方が多いと思う。周りが言ってるから何となくの理解で恋愛を考えてる人もいるんじゃないかな?って思ってさ。
で、恋愛って何なの?

🎨:一つの言葉にまとめられるようなことではないから、切り取る側面によって、人の数だけの答えがあると思うけれど…。
あなたにとって恋愛は何を指す?

💎:子孫を残すための勘違いかな。勘違いさせて脳を狂わせて、子供が生まれたら途端に冷めるもの。
けどこれだけじゃ言い表せないほど、色々な要素があるけど…。

🎨:要素の中の一つに、脳内麻薬のような意味合いを持っているということね。

💎:でも分からないこともある。じゃあ同性愛者の恋愛はどうなるの?って。男同士でも女同士でも、恋をしてるんだけど、その二人だけじゃ子供を生むことができない。どちらかがトランスジェンダーでも無理な場合が多い。けど子供が欲しいと考えるカップルはたくさんいる。
この場合は恋に燃え上がるというより、愛情の方が強い気もする。

🎨:そうよね。だからもう少し細かく見ていく必要がある。
まず子孫を残すことと、子孫を育てることに使う感情はまったく異なる性質を持ってるの。そこを混同してしまうと見えてこないものが多くなる。
子孫を残したいという感情は、いわゆる胸キュンでセックスがしたくなるような衝動に近いような感情。恋が制御できないと言われる理由はこれで、そしてすごく刹那的なの。子孫ができると分かったら半分は冷めてる。
特に男性の方は身籠ることができないから、男性の恋は女性からするとものすごく短く見えるでしょうね。けれど女性は、妊娠して出産したらすぐに恋が冷めて違う相手を探したくなるわけじゃない。むしろそこから数年はパートナーの男性を求めるようになるから、これが大きな離婚の原因にもなったりする。

💎:今まで男性の方が恋愛感情と性欲が直結してるから問題が起きると思ってたけど、この話から考えると、恋愛感情が冷めるサイクルが、男性の方が短くて、女性の方が長いのがすれ違いの原因だね。女性は性欲から妊娠、出産、それから数年間の子育てまでが一つの恋愛サイクルだから、のべ3、4年はサイクルが終わらないんだけど、男性は短い人なら1ヶ月でも終わっちゃうから。これは合わせるのがかなり難しいね。

🎨:だから衝動的恋愛感情で結婚して、子供が小さい頃に離婚するケースが後を断たないの。

💎:なるほど。けど、男性でも女性でも、子孫を育てたいと思う気持ちは、子孫を残したいのとは違うんだよね?

🎨:これは自分が世界で生きてきた証を、次の世代に継承しようとする行動でもあるから、もはや恋でも愛でもなく、自身の生まれる前に決めてきたプランに従った行動とも言える。
義務感で子育てしてしまう人もいるけれど、その人がたとえ社会的に子供を養育することは義務だと思っていても、霊的に見れば子供に育てられているか、子育て、というより人育てという修行をしている、ということもある。だから愛情がなくても子育てはできる。毒親が発生してしまう理由はここにあるとも言えるでしょうね。
子供から見て毒親なら、それは親よりもその子の方が霊的に経験があって年上で未熟ではないということだから、両親にあまり囚われてほしくないと思う。

💎:なるほどね…これなら愛がなくても恋愛も子育ても全然成立するね。その後が大変になる場合が多いだろうけど…。
最近になって、恋愛への考え方もかなり変化してきたと思う。それこそ同性カップルだって普通だし、トランスの異性または同性の人がパートナーって人もいるよね。3人以上で付き合うとか、もしくはどちらもが特定の恋人を持たないとかもありな世の中になってきた。これについてはどう思う?

🎨:もちろん、昔からそのような人たちはいたけれど、メディアが無いから人目に触れてこなかった。けれどそうだとしても、今の方が同性を好きになる人、自分の性に違和感を抱く人、既存の恋愛観に当てはまらない人は増えている

💎:なんで?

🎨:なんでだと思う?

💎:世界が豊かになって、一組の男女から大家族を作る、みたいにしなくても生きられるようになったから。それと、人間的にみんなが成熟したから?

🎨:どちらもあるけれど、一番の理由は、愛のある時代になったから。誰が誰を愛してもいいなら、自分が何者で、誰をどう愛してもいい。
多様性のある時代なんじゃない。
受容性のある時代になったということなの。

💎:今までは愛がなかった時代なの?

🎨:そうではないけれど、急進には多様性があってはいけないの。全員が違うものを信じていては、団結力が出ない。社会や文明を大きく進化させる時はとにかく一つのものだけが正しく、絶対的なのだと思わなければいけない。そうして個がまとまって力を出すことで、大きなことが成し遂げられる。
でも今はそのような考えは、むしろ危険な思想として感じられるでしょう?それだけ、絶対的価値観や考えが必要のない時代になったということ。だからそれでいいの。何でもありになったとしても、世界が混沌として汚れるわけじゃないのだから。

💎:あちこちで言わないようにしてるんだけど、ハロムは女性でありながら、男性も女性も、トランスの人も恋愛対象に入ってる。今は女性6:男性4くらいの割合。この中にはトランス女性、トランス男性も含まれてる。年齢であれば、女性は20代から50手前まで幅広い。自分で言うのもあれだけど、どうしてこうなってるのかな?笑。全然同性に興味がない人と、どっちも興味がある人、どっちかにしか興味がない人、色々いるじゃん。
生まれ持った性質、ともちょっと違いそうだし。

🎨:生まれながらに同性だけが好きな人もいないし、異性だけが好きな人もいない。異性を好きになるのは当たり前のこととされているのは、やはり衝動的に子孫を残したくなる機能が、人間に施されているため。
さっきも言った、子孫を残すことと子孫を育てること、この二つの感情は恋愛から生活への大部分を占めているのだけれど、人間の恋や愛情はもっと色々な要素がある。
どの要素に最も着目するかで、恋愛や性的な志向が変わる。あなたが最も着目しているのは、自分が好きになれる相手。その一点にのみ焦点を当てている。けれどそこには、相手との子供を持ちたい、相手とセックスがしたい、相手から大切に愛されたい、という欲求は少なくて、誰より自分がその相手を尊敬できて好きでいられることを求めているから、より年齢も性別もより広範囲に渡っていく。
もしも子供を持ちたいということに最も重きを置いているなら、その人の恋愛対象は必然的に自分とは逆の性の肉体を持っている人に限られる。肉体的に繋がりたい場合、実は男性の方が性別を問わない人が多い。男性同士のセックスは女性同士よりやりやすいから。
潜在的にゲイの男性は実は案外いる。言わないだけで、女性と結婚していても、若い頃は男性ともまるで恋人のような関係になった、という人はいるものだと思う。これは残酷な話かもしれないけれど、だからこそ性的暴行の主犯は男性の方が多くなる。理由としては肉体的な特徴がそうさせている部分と、男性は肉体を満足させることに重きを置く人が比較的多い部分の両方があげられる。これを知れば、なぜ被害者が女性のみではないのかも理解できると思う。

💎:なるほど。確かに、相手の身体的特徴はいつも自分にとっては重要項目じゃなかった。その人の持っている技能とか才能、そして人間性に一番注目する。自分もそういうところを見られたいと思ってる。
前、「彼女が好きなものは」っていう映画を見た。

こちらは映画版のヴィジュアル。小説が原作

主人公の男の子はゲイで、でも劇中で女の子と付き合うことになる。彼女といい雰囲気になるけど、どうしても彼女相手じゃ勃たない、ってことに気づいて、好きになる基準が勃つか勃たないか、みたいになる笑。このあらすじじゃギャグ映画みたいになっちゃうけど、決してそんなことはないからたくさんの人に見てほしい…笑。
でもこの映画の主人公はまさに、肉体的に彼が好き、ってことだよね。
そして言葉を選ばずに言うけど、レイプ犯に男性の方が多い理由はかなり納得。力が強い、なんていう理由だけじゃないよね。

🎨:映画の主人公の場合であれば、肉体のエネルギーはより男性と波長が合っているけれど、性格や行動など精神の面では彼女に惹かれている、という過程が描かれていた。
性的な感情と愛情は、見方を変えればどちらもエネルギーで、そもそも同じものなの。肉体か精神、どちらにエネルギーを割くかが違うだけ。
その恋愛対象の人の肉体に性的に魅力を感じる場合は、自分の肉体のエネルギーが高いということ。逆に肉体の特徴とは関係なくその人自身に惹かれる場合は、自分の精神のエネルギーが高い。

💎:人によってどこにエネルギーを割いているかは違うだろうし、そのエネルギーの偏りによって考え方や生き方に違いが出てるみたいだね。
より精神にエネルギーを割いたらどうなるの?

🎨:だからゲイやレズビアンのカップルでも、子育てに積極的な人たちがいる。パートナーだけでなく、子どもたちも愛を注ぎたい、ということ。

💎:なるほどね。
根本的な話になるけど、人はいつから自分の恋愛対象っていうのがはっきりするもんなのかな?ハロムも小学生くらいの時は、多分男の子しか対象には入ってなかったと思う。でもやっぱり10代にになってきたら、次第に女の子にも目がいくようになってた。
自分がどういう基準で人を好きになってるのかわからない。そもそも最近は誰を見ても全然好きな気持ちが湧かないし……恋心がなくなっちゃったのかな?笑。

🎨:いつの時点で恋愛対象が決まるかも、人による。誰もがそのタイミングは違う。子供の頃というのは自分の性別がはっきりしていないのもあって、対象の性別も揺れ動くことは普通のこと。あなたの場合は今も昔も肉体的には女性に惹かれている。けれど精神的には男性でも好きになれる、というところがあるんだと思う。大きくなるにつれて、その人の性差がくっきりと出てくるから、肉体的に惹かれる女性は増えてきて、精神的に好きになれる男性は減っていくようになったんじゃないかしら。
歳を重ねるほど自分自身が成長するから、選ぶ相手も細かくなる。それはある意味、仕方のないこと。

💎:男性の肉体に全然気持ちが動かないのは本当にそれ。KPOPアイドルがライブの時に、わざわざシャツをめくってバッキバキに割れてる腹筋を見せびらかすことがあるんだけど、ファンがきゃーっ😍みたいな雰囲気でいるのに、自分だけ、どうしよう…気まず…でも目をハートにしなきゃいけない空気だよね…とかいつも思っちゃう。
美形な男性アイドルが海パン一枚で踊っても全然興奮しない自信がある笑。

🎨:自分の方が恥ずかしくなるんじゃない?その人が肌を見せてると、まるで親のような気持ちになってしまうんでしょうね。

💎:そうかもね。いいからいいから服着て服!って気分になる笑。マジック・マイクには笑っちゃう派の人間なの笑。

コンセプトは不可解だがGUYS,💖SO💖HOT💖 😂

💎:若くて細い男の子が脱いでたら心配になるし、成熟した男が脱いでたら笑いを禁じえない笑笑。鍛えてる肉体は美しいと思うけどね。

🎨:きっとマジックマイクの俳優たちがローマ帝国のコスプレをしていたら、あなたも笑わないで見られると思うわよ。

💎:テルマエロマエ!グラディエーター!全然笑わない!笑。

💎:ところでさ、最近は同性愛ものの作品が日本でも普通になった。色々あるけど、中でもBLが一番知られてるかな。
なんだけど、ハロムはBLを面白いと思ったことがない。学生の時も周りに腐女子はたくさんいて、自分もハマれるかと思ったけど、全然ハマれなくて。いまだにハマらないのが納得いかない笑。女性にはこんなに腐女子がいるのに、自分だけ良さが分かってないみたいで悔しくて…😅。

🎨:あなたはそんなに恋愛を楽しむタイプじゃないんだから、ハマらないのも無理はないと思うけど…。まずストーリーに共感しないからというのがあると思う。けれど、あなたと同じで、全然良さが分からない人もたくさんいる。なぜそこまで考えるの?

💎:なんでかなぁ。自分が同性愛に共感できてないみたいで嫌なのかな。
とは言ってみるものの、同性が好きな人にとって、BLとか百合はある程度現実なのに、作品の中では現実味がまるで無いし、現実にはありえないから漫画にしているように見える。
BLははなから、現実でゲイを見るのは不可能だけど、漫画の中でなら美少年をくっつけるのは自由!っていう前提がある感じがする。

🎨:腐女子だからと言って、世の中の同性愛に対して理解があるとは限らないのだし、BLには当事者意識がないから嫌だということね?
ある意味BLのようなものは、当事者ではない人のために作られているから、現実ではないし、完全なフィクションであると考えるしかない
けれど、少年漫画のように現実ではあり得ない設定というわけでもないから、見方に戸惑う気持ちは分かる。

💎:BLの中では、男性たちはヘイトも受けないし、生活で困ることも起こらない。攻めと受けが固定されてるのも可笑しい笑。現実じゃそんなのないもん。そして不自然なほど女性の登場人物が出てこないのも、個人的にはマイナスな気分になる。それはありえないって思っちゃうよね。

🎨:ありえないことを可能にするのがフィクションの力

💎:ならフィクションだからしょうがないで割り切ろう笑。いつも思うけど、BLを女性が好きな男性が見たらどう思うのかなって思うし、世の男性が腐女子をどう思ってるのかもずっと気になってるけど聞けない…笑。
逆に、恋愛は百合しか見たくない!って言い張る男性がいたとしたら、女性はどう思うんだろう…とか。

🎨:男性からしてもBLはただのフィクションにしか映らない。女性が恋愛対象の男性からすれば、BLだけが好きな女性は不思議に見えるでしょうね。嫌悪感がある人は少ないんじゃないかとは思うけれど、なぜ彼女は体も心も女性であって、男性とは関係がないのに、男同士の恋愛模様が見たいのか?と終始分からない気持ちでいると思う。
百合しか認めない、なんて男性がいたら、ほとんどの女性は、その男性を精神的に不安定なのか、と考えるでしょうけれど、あなたはどうなの?女性として。

💎:精神的に大丈夫?とはあんまり思わないかな。個人的には面白い人だなと思うけど、ほとんどの女性からは意識されない男性になるだろうね。
けどやっぱり、どうして女同士の恋愛だけが好きなんだろう、って不思議に思うね。そもそも腐女子だって、どうして男しか出てこない世界観が好きなんだろう?

🎨:自分の女性性を受け入れたくないから、でしょうね。

💎:なーるほど。すごい答えだ。

🎨:女性として生まれたけれど、自分の女性らしい部分に自信がない。自分よりも女性らしく成功している女性を見ると自己肯定感が下がってしまう。だからBLには不自然なほど女性が登場しない。
それは自信のない女性のために作られているから

💎:女子力がないってやつだね。どうしてそんなに自信が持てなくなっちゃったのかな?

🎨:単純に、女なのに〜〜だ、と周囲から言われたこともあるとは思う。けどそれ以上に、自分に不得意なところや、周囲と比べて劣っているところがあった時に、その苦手な部分を器用にこなしている他の女性が褒められているのを見て、自信を無くしてしまう人は案外多いんじゃない?
そんなことで?と思うかもしれないけれど、周りが見えていない人ほど、そんなことで自信をなくしてしまったりする。
本当の原因は当然、性別とは関係ないし、褒められていない自分はだめ人間、と思う必要もないけれど、事実をよく把握できていないうちに本当の原因を考えると、それは私が女として劣っているからだ、のような極論に至りやすくなる。
そのうちモテない、容姿が良くない、不器用、気がきかない、のような事実が積み重なると、大人になるまでに女性性を否定しやすい人になってしまうことがある。

💎:それって全世界的に起きてる現象なの?

🎨:BLやゲイ作品が好きな女性は海外にもたくさんいる。けれどこれだけ国内でゲイカップルを目にする機会のない日本の女性が、BLを好きなのとは少し違う。海外では差別をされているとしても、ゲイカップルを見かける機会は日本より多い国もあって、そういう国に生きている女性は、男性が男性を好きになるのは日常にありえること、という意識がある。
日本の女性はほとんどそういう意識はないでしょ?
実は日本の女性の方が日本男性よりもずっと、男性が女性に興味を持たないなんてありえない、と思っているの。
家系を大事にする文化だから、長男が男を好きでいてもらっては困るし、むしろ女の社会にとってそういう男は異物、と捉える節がある。そういう考えの女性が男の子を育てる母親になるのだから、男性は当然自身の性的指向を隠すようになる。
だから潜在的にゲイが多いことは、日本社会では知られていない

💎:それはかなり、大変な問題だね。
理解の進まない根本的原因は実は女性にあったってことになる
でも思い返してみれば、女性に対して過剰に女性であるという枠組みを当てはめているのは、実は女性な気がする。そんなことない!私は散々男どもから女らしくないと言われて傷つけられてきた!って反論する女性もいると思う。けど、問題はそういう無神経な男どもも、女である母親に育てられてきたっていう点だよね。昔の方が母親がワンオペで子育てしてる家が多かった。だから中年から上の男性たちは、女に女らしさを求める家庭の中で育ってきたことになる。
うちだって父親はまったく家事もしない子育てもしない、母親からしか育てられた意識はない。けど、父は母親を子供時代に亡くして、母は歳をとった養母から育てられたから、どっちも女らしさ全開の女性から育てられてない。だからハロムに対して両親は、まったく女らしさを強要してはこなかったし、自分には女子力がないと悩んだこともない。だからハロムも、他人のことを女らしい、男らしいという物差しで測ったことがないし、女子力がないと嘆いてる同世代の女の子のことが理解できなかった。
同じくネットフェミニストの言い分もよく分からない。だってフェミニストの嫌いな女性像って、要するにぶりっ子全開で男を立てる旧世代の女達と、それに慣れた男達だから。

🎨:日本は、国民が認識しているよりずっと女性の強い、女系国家という顔がある。それは今に始まったことじゃない。大昔からずっとそう。途中で西洋文化が入ってきて、そこから男性優位の価値観に触れることになった。でも、明治以降程度の歴史で、根っこが変化することはない。
日本は本当に奇妙であり、他にはない稀な国。他国からでは、その実状は決して理解できない。外国人の男性がしばらく日本で暮らしてみたら、すぐに社会の一番の強みを握っているのは女性だと気づくはず。会社や政治などの見える部分では男性ばかりで作られているように映るかもしれない。
けれど、そんな男性だって母親がいて、家族にだって姉や妹がいて、家庭には妻や娘がいる。摂関政治のようなものよ。男の子の母親は摂政、そして男性の妻は関白。たちが悪いとも言えるのが、母親や妻は家の外からは見えにくいということ。男性を実行支配しているのが女性であるということを気づいている男性も口外しないし、気づいていない男性すらいる。子供の頃からそれが当たり前なら気づくはずもない。
妻に先立たれた夫が、急に腑抜けのようになって生きる気力を失うという例を、あなたも見たことがあると思う。
それは妻というサポーターがいなくなったからじゃない
支配者がいなくなったから
妻が衣食住のすべてを握っていることがどういうことか考えるべき。家を管理することは生活、つまり人生を管理すること。妻に家のことを任せきりな人は、妻に人生を左右されているということなの。
あなたが女子力を気にしないというのは、とても稀有な環境だから、それを意識して。ほとんどの女性は女系社会の中で生きている。それを窮屈に感じている女性がとても多いのだということが、最近はインターネットの力もあって、可視化されてきたと思う。

💎:なんで日本のフェミニストの人たちが、女子力にまつわるものが嫌いなのかよく分かった。ステレオタイプにみんなが辟易してるってことだよね。実際は、声を上げてはいないけど、"従来の女性らしさの型"にはまってなくて辛い女性も多いと思うんだよ。けど、それを堂々と言う人はやっぱりまだまだ少ないって感じる。

🎨:日本の女性は世界の女性と比べて気が強くないから。

💎:なんで?

🎨:気を強くしなくても容易に生きていけるほど、日本社会は成熟しているから。他の国なら女性はもの静かでいられないほど、厳しい環境に置かれる。犯罪から身を守ることや、困難で低賃金な就職、大家族の世話など、自分が強くならなきゃ先に進めない環境が揃ってる。
より良い物件の男性を手に入れられることが女子力なのではなくて自分を自分で守れることが女子力になるの。

💎:深いね。いつも暴力や搾取にさらされている環境では、女子力の定義すら真逆になるんだね。
自己肯定感が低くなっても、成熟した社会に身を置く方がいいのかな?

🎨:安全な環境にいるのなら、賢さを身につけなければいけない
女性は強さより賢さが大切。けれど最近は、女性は十分賢くなっている。男性は精神的成長の面では大きく突き放されているようね。
今の若い女の子の中には、女性として自信があって、性的マイノリティも受け入れて、なおかつ作品としてBLやゲイドラマが好き、というタイプも現れていると思う。

💎:じゃあ最後に。
ハロムは自身の気持ちが女性のままで女性が好きで、かといってファッションやメイクみたいな女性が好きそうなものが好きなわけじゃない。全然女子力(笑)が無い。でも男性になりたいと思ったことはない。
けど世界中に性別違和を持つ人がいる。なぜ生まれながらの性に違和感を持ってしまうのかな?自分自身の性自認は一体、いつ決まるんだろう。
性別は生まれる前に自分、というか魂が決めてくるものだと思っていたけど、そんなこともないのかな?
色々意見はあって、時々トランスジェンダーこそ最も性別に囚われている、固定観念の男性らしさや女性らしさを追求している、みたいなコメントを見かける。確かにそういう部分はあるかもしれないけど、社会にいると性別で役割を割り当てられることは案外あって、もしその役割が自分に合っていなかったら苦しさを感じる気持ちは分かるから、性別を変更するのは生き方の一つだと考えているけど、それにしても不思議な現象ではあるよね。

🎨:私からすれば、そこまで不思議なことではない。生まれる前の段階で、性別をきっちり決めてくる人もいれば、決めてこない人もいるの。あなたは女性で生まれると決めてきたから、性別に違和感を持つ人のことは分かりにくいかもしれない。
はっきりと性別を決めなかった人の場合は、両親の魂の計画に寄せて性別が決まることがある。そういった場合、性別に違和感を持つ子どもが生まれることもある。そもそも、自分の性別に違和感を持つのは、幼少期の時点で、両親から性別による社会的役割を厳然と押し付けられているから。例えば男性的な役割を押し付けられても、その子がそういう役割に向いていない子だった場合、その役割はありのままの自分じゃない、と感じる要因になる。押し付けが繰り返されながら大人になって、両親の手を離れるほど成長した時、自分らしい自分でいたい、と考えるようになる。押し付けが無ければ、心身ともに男性のままでメイクをしたり髪を伸ばしたりできたかもしれない
ただ両親が要因でなくとも、性別に違和感を持つ人はいる。性別というものを知ることができるのも、人間になって地球で生きているからこそ。性別がない種族や惑星だってあるのだから。
性を変えることで、性別というものをより深く知りたいと考えて生まれる人もいる


おかげさまで高評価をいただいております。
ありがとうございます。
巡り合わせ
と思って、ぜひお試しください!


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