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名作「頭上の敵機」 イイ顔だけの上っ面上司は部下を犠牲にする😤 自分の仕事の正体を知る大切さ😊

 古い映画です。でも、現代でも通じるテーマを持った名作だと思います。
 以下、ネタバレ全開です!ご了承ください🙇‍♀️

テーマと教訓☺️

 テーマは、「自分たちの仕事の正体を知ることの大切さ」。「部下を導く人は、チームや組織の目的や役割を本質的に理解しなければいけない。」が教訓ではないでしょうか。

ストーリー👧

 主人公は、第二次世界大戦での爆撃隊の隊長の話です。
 爆撃機に乗るクルーは、戦闘機と違って何人もいますから、1機が撃墜されるだけでも多くの隊員が死傷します。
 さてさて、主人公の前任者は、犠牲を減らすために部下の話を聞き、部下に寄り添い、優しい隊長で人気があります。こんな上司は好かれるでしょう。ところが部下の犠牲は減らず、任務も達成できずに、悲しいかな、左遷されてしまいます。
 主人公である次の隊長は、ガンガン部下を訓練します。部下の不平不満はガンガン出まくりです。しかし、部下の生還率は高まりだし、文句タラタラだった部下からも信頼されはじめます。

どちらの上司がいいのでしょうか🤔

彼らの任務は、国防であり、リスクや危険が伴います。国民の命を守らなければいけないのですから、どんな犠牲を払ってでも出撃しなければいけないのです。優先順位のトップは、出撃でしょう。
 では、責任者にできることとは何でしょうか?それは、犠牲者を減らすことだと思います。部下の能力など職場の現状を把握し、問題点を認識し、任務を達成するための解決策を取ることです。厳しい訓練が必要なら、部下に嫌われてでもやらなければいけない。
 部下思いでも、部下を死なせては意味がないのです。これでは、部下も組織も潰れるだけでしょう。

責任ある者👩

 部下を持つ人は、自分達の仕事の正体を理解し、あるべき姿に部下や組織の能力を合致させなければいけません。
 本質を理解することの大切さ、本質を基準に物事を考えることの重要性。これは、職場や学校など、現代でも十分に通用することでしょう。
 但し、悲しいかな、主人公は最後に廃人になってしまいます。うーん・・・

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