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続・まったくの素人が彫塑で藤井風フィギュアに挑戦する<第3回>


藤井風フィギュア、今週は、まったくはかどっていません。

先週upした

「ミュージシャンにとって一番うれしいことって?」

~音楽家が一番望むこと~

が予想以上の反響を呼び、対応に追われていたからです。

といっても9割9分が、温かいメッセージと共感ばかり。ご自分も音楽家として活動されている方、楽器を演奏される方、歌を歌われる方、音楽を心から愛してやまない音楽愛好家の方、ふと目について共感してくださった方…。

noteには、そしてnoteユーザー以外にも、こんなにたくさんの音楽を愛する人たちがいる!

まさか、わたしなんかのちっぽけな叫びに、これほどまでに多くの方が目を止めてくださるとは思いもしませんでした。結果的に声を上げたことが良かったのか、悪かったのか…。それは、わたしがジャッジすることではないと思っています。


「音楽家の応援方法は、楽曲を聴く以外にも、さまざまな方法がある」

これは周知の事実です。

でも


「たとえ、その行為が愛情からきたものだったとしても、子どもを裏口入学させるような公の場で言えない行為なら”わたしは”したくない」

わたしが言えるのはこれだけです。


一時は、もうSNSとは距離を置こうとも考えました。

でもnoteの♡が増えているのを見て、ちっぽけでも声を上げてよかったのかなぁと。サブスクで音楽を聴くことについては、さまざまな意見がある。少しでも耳を傾けていただけるきっかけになったのかなぁと。

noteで「それがわかって本当によかった!」


これが1週間後の心境です。お時間を割いて、わたしの記事にお目通しくださった皆さま、♡をくださった皆さん、本当にありがとうございました。あえてフィギュア制作記事に記しました。

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気分のギアがローに入っている時は、なかなか美しく幸せな顔は作れない。まぁ、そんな時もあります。

とりあえず、前回作っていた頭部は彫りが深すぎて、西洋人になってしまっていました(義母談)

いったん、粘土の盛り直しです。のっぺらぼうに戻して、彫り直しました。

画像2

今はこんな感じ。

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先週の段階ではこれ。

正面から見るとまだ多少、のっぺりしています。鼻先も長くなりすぎて魔法使いのおばあさんっぽい。

小さくなればなるほど、ほんの1ミリ粘土を盛るだけで変わってしまう。全体的なバランスとお顔の印象が違って見えてくるのです。そういう意味では、生身の人間を施術する美容整形は、さぞかし難しいんでしょうね。

「どの角度から見ても整って見える」というのは、とても難しい。ごまかしの一切きかない彫塑、本当に手強いです。


これから研磨しつつ、全体とのバランスを見ながら細部の調整です。胸から上の彫刻、いわゆる音楽室にあるベートーベンの胸像みたいなのを目指して続けます。

美しいお顔なのに、リアルに作り込もうとすればするほどなぜか怖い!その理由は…ずっと白目をむいた状態だからでしょうか(笑)



これからの藤井風フィギュア、続編を綴ります。

石粉ねんどで、より精緻(せいち)な立体造形に挑戦中。


藤井風フィギュア、第一作の制作過程、全22回の記録はこちら


藤井風さんのこと、いろいろ書いてます


画像引用:藤井風公式YouTube

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