見出し画像

心理カウンセリング事業者が日本の心理カウンセリングに思うこと

お客様とカウンセラー様をつなぐマッチングアプリ Bloste (ブロステ)
代表の橋本なずなです。

この度、2022年2月1日 Bloste(ブロステ)が1周年を迎えました。

起業したのが ’20年12月、サービスをプレリリースしたのが ’21年2月1日 で、ただただ時の速さに驚かされます。

ブロステのカウンセリングをご愛顧いただいているユーザーさま、
ブロステでご活躍いただいているカウンセラーさま、
そしていつも応援してくださる皆様に心より感謝申し上げます。

ご報告は以上として、今日は改めてカウンセリング事業者(厳密に言えばITだけれど…)である私が『日本の心理カウンセリング』について思うことを書きます。

ブロステをはじめたのは、そもそも私がカウンセリングの消費者であった際に日本の心理カウンセリングに不満があったからです。

心療内科や精神科で行われるカウンセリングに加えて、近年では一般企業が提供しているオンラインカウンセリングなど選択肢はあるものの、そのどれもが『 高価で予約は数ヶ月待ちなんて当たり前 』そんな不便を逃れることをできていませんでした。

日本の心理カウンセリングサービスの相場は ¥5,000~ とされています。
しかしカウンセリングを利用する方の多くが、精神疾患の罹病により休職を取っていたり、長い間働けずにいたり、学生や主婦である場合もあります。
それらすべてに共通しているのは “収入が十分でない” ことです。

収入が十分に得られていない状況において、
1回(50分)¥5,000~ のカウンセリングは手が出しやすいものでしょうか。

私は金銭的問題や予約を取りづらい状況からカウンセリングの受診を諦めた経験があります。
当時20歳、無職、精神疾患患者の私にとって、カウンセリングはハードルが高かったのです。

カウンセリングとは、カウンセラーの実績や技術云々よりも、クライアントとの相性に限ると感じています。
カウンセラーもクライアントも人間ですから、たくさん称されていて評価の高いカウンセラーであっても、必ずしもそのクライアントにとっても “良い“ カウンセリングになるとは限りません。
したがって精神疾患の治療や、心の治癒を求めれば求めるほど、できるだけ多くのカウンセラーとお話できればベターだと考えます。

そういった背景から、本当に自分に合ったカウンセラーであるかを見極める段階で¥5,000~という費用、そして数ヶ月の予約待ちという時間を消費する事は合理的でないと感じました。
(初回は無料、なんてものもありますが、カウンセリングとは 1回 や 2回 で完結するものでもありませんので、結果的にたくさんの費用が掛かるのなら「カスタマーファーストじゃないなぁ」と思ってしまいます…)

やはり長い目で見た時に、『安価で即日予約ができること』が正義であると私は、そして Bloste(ブロステ)としては結論付けました。

既に心に重い荷物を抱えている方へ、金銭的にも時間的にも、これ以上負担を掛けたくないなぁ…という思いに尽きます。

とは言え、『優秀な人材には相応の対価が支払われるべきである』といった考えも理解しております。
幸いにも Bloste(ブロステ)には “安価で即日予約ができるカウンセリングサービス” に同意して、ご活動いただいているカウンセラーさまがたくさんいらっしゃって、本当に感謝の限りなのです。

そして今後も Bloste(ブロステ)としては、増加傾向にある精神疾患患者数と自殺者数の抑制を第一に、カウンセリングカルチャーの普及に努めたいと思います。

2年目となる Bloste(ブロステ) も、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

。・゚・。。・゚・。。・゚・。。・゚・。・

■ 橋本なずな の カウンセリング予約はこちらから
30分(無料)のお試しカウンセリングや、カウンセリング初心者さま向け、学割など、豊富なカウンセリングメニューをご用意しております。

■ カウンセラーマッチングアプリ Bloste(ブロステ)
平均価格 ¥2,500 / 即日予約が可能なカウンセリングサービスです。
様々なカウンセラーが在籍しています。
[ ホームページはこちらから ]

。・゚・。。・゚・。。・゚・。。・゚・。・

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?