ニューヨークタイムズ社から取材依頼を頂いた話
お客様とカウンセラー様をつなぐマッチングアプリ【Bloste/ブロステ】
代表の橋本なずなです。
先日「自殺未遂の事とか 今日は殴り書き」の投稿をご覧頂き、ニューヨークタイムズ東京支社の方から取材のご依頼を受けました。
ニューヨークタイムズ東京支局長 モトコ・リッチさんが「コロナウイルスの女性への影響」という記事のなかで特に女性の自殺率が上がっているという点で、実際に自殺未遂を経験した方から直接お話を伺いたいとの事でした。
決して明るい話題ではありませんでしたが、正直、ご依頼を頂いた時は「…ニューヨークタイムズ?」「あの?」「……あのニューヨークタイムズ⁈」と驚きと嬉しさで飛び上がりました。
私は高校卒業してすぐ、語学勉強のためニューヨークへ留学しました。当時18歳だった私には様々な人種の方がいて様々な言語が飛び交うニューヨークという街がすごく広く感じて、早くこの街の一人になりたいと、スクールの最寄りの駅を上がってすぐの売店で、その “The New York Times” の新聞を買って読解力を身に付けようと読み込んでいました。
取材は支局長 モトコ・リッチさんと、私にご連絡を下さった肥田さんという女性の3人で行われました。
取材前、肥田さんとご連絡を重ねている際に、取材時はモトコ・リッチさんが英語で質問をすると思うので英語対応は可能か 又は 通訳が必要かを尋ねられました。
正直「通訳は必要ありません」と言いたかった・・・
しかしながら生活のすべてが英語での環境から離れて2年。
「自殺」や「精神疾患」などの専門的な内容が求められる取材で、
日本語でさえ言葉にするのは簡単ではないこの思いを、英語で表現する事は今の私には不可能だと思いました。
12月11日 PM 2:30
取材がはじまり、お顔合わせと簡単な挨拶を済ませて本題へ入りました。
最初にお話させて頂いたのは「お客様とカウンセラー様をつなぐマッチングアプリ Bloste/ブロステ」について。どういった経緯でこのサービスを始めたのか、現在の心理医療業界の背景はどのようになっているのか、など―――
次に私の「うつ病」と「自殺」について。どうして発症したのか、どうして希死念慮を実行に移してしまったのか、うつ病を患ってからも自殺未遂を起こしてからも支えてくれているパートナーとの関係など―――
そして最後に今後の目標について。
私の仕事人生における最終目標は「女性の“性”の社会的尊厳の向上」です。
これまで政府が行ってきた「女性の社会進出」とは“キャリア”です。しかし女性が社会に出れば出るほど守られづらくなるのが「性の尊厳」です。
「性の尊厳」とは性被害とセックスワークの2つの面があります。
私自身、性被害という面で職場ではセクハラを、プライベートでは執拗な「イジり」を受けました。
“胸が大きい=エロい” “男性と仲が良い=ビッチ/すぐにヤレそう”
そんな言葉をはじめ、実際に手をかけてきた男性だっています。
そして一部ではそんな性被害の経験を話すことを “自慢している” とお思いの方もいるようですね。
まぁ なんと愚かな お考えでしょう。
これらの件についてはモノ申したいことが多すぎるのでここで割愛します。
そのようにまだまだ男性が社会の軸である日本で女性がキャリア進出するということは、そういった扱いを受ける可能性と守られる保証がないことが浮き彫りになります。
ではどのように「性の尊厳」を守るか。
モラル観?女性の雇用率?罰?法律?
様々な方法があると思いますが、最も有効で的確なものは何か、まだ見つけられずにいます。
しかし一生をかけてでも、変えたいものです。
―――――そんなことをお話させて頂いた1時間と少しの取材でした。
この私のお話が実際にカタチになるのか、それはわかりませんが、
とっても有意義で刺激的な時間であり 貴重な経験であり 私の人生において大きな思い出の1つとなったことは、紛れもありません。
( カタチになったら嬉しいなぁ…❤ )
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