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すべては兄へ、母のため。

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代表の橋本なずなです。

今回は私の兄について綴ります。

私と兄は年子で、両親が離婚し間も無く、兄は家出しました。
この時私は小学4年生、兄は5年生でした。

それから約10年  今はどこに居るのか、何をしているのか、生きているのか
私も母も何も知りません。

誤解のないようにお伝えしておくと、家出した当初は祖父母宅におり、私も学校で姿を見かけることから、捜索願いなどは出しませんでした。

しかし中学生になり、私は不登校となってしまったことから、自身の目で兄を存在を確認することはできなくなりました。

それ以降は親戚からの情報が頼りでした。しかしその筋も長くは続かず、祖父母とのトラブルにより、親戚という海原のなか、私と母は孤島と化し、兄の情報を得られる術をすべて失いました。

私が高校生の頃、兄が芸能活動をしていると、私たち兄妹の幼馴染から聞きました。私は迷うことなく兄の名前を検索しました。

出てきたのは、目鼻立ちのはっきりした金髪が似合う “男性” でした。

ラジオか何かの風景を撮影したものだったのでしょうか、マイクに向かって話す男性の姿がありました。

その画像の元を辿るとある芸能事務所に行き着きました。その時私は授業の休み時間、意を決し、その事務所に電話を掛けました。
しかしもうその頃には兄はその事務所を去っていたようで、有力な情報は何も得られませんでした。

そして数か月前、もう一度、兄の名前を検索してみたのです。

何でも、やってみるものですね。

ある企業のホームページがヒットし、そこにはスーツを着た兄がいました。
そこはベンチャー企業のようで、社内のインタビューに答えている兄の姿が収められていました。

兄妹でありながら変な話ですが “生きてはいるのだな” と、安心しました。

そんな私たち兄妹ですが・・・
いや、兄は私のことを妹だなんて思っていないかもしれません。

家出以来、学校で会うと、すれ違いざまに「ボケ」「死ね」と小さく暴言を吐かれていたのですから。
何故なら、母と暮らしている私は「バカ」なのだと、家出ののちに祖父母を交えて兄と会った際に投げられた言葉です。

そしてそれは、共に、私を燃やした言葉でした。

母と暮らすことが、母の教育を受けることが、「バカ」ではないと証明する為に、私はあの日から現在も高みを目指しているのです。

成功を収められればカタチは何でも良かったのです。
だから以前はダンスや歌などのパフォーマーになる夢を追っていました。

しかし人生とは、本当にどう転じるか想像がつかないものですね。
まさか20歳で事業を起こしメディアにも取り上げて頂けるなんて、思ってもみないことでした。
その奇跡とも呼べる幸運は今現在も水面下で動いています。

今や遠く離れた存在だから “名をはせ成功を収めること” のみが私を、そして母を侮辱した兄への、示しとなりました。


私はあなたの憎んだ母と暮らし、この世の誰よりも愛を感じ育ち、
あなたの憎んだ母の教育を受けて、この世の誰よりも豊かに生きています。

まだまだ私は輝きます。幼い頃憧れていた  あなたのように。

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