ANANA

\ただの凡人/ 子どもたちの発達をフォローする仕事をしたり子育てしたり  日記の宿題に…

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\ただの凡人/ 子どもたちの発達をフォローする仕事をしたり子育てしたり  日記の宿題に苦戦している子どもを見て、自分も日々思っていることを書いてみることにしました!

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  • 平凡な子育て

    子育て関連の記事をまとめています

  • 子どもの発達のあれやこれ

    仕事で神経発達症(発達障害)の子どもの療育や評価、相談などをおこなっています。

  • 移住のあれやこれ

    移住の準備や経過、感想です。

記事一覧

母性神話と3歳児神話と母乳神話と…ことごとく神話に逆らった育児をしている

母性神話 良妻賢母の政策を推し進めるために、明治時代の政府によって流布された考え方らしい。男は仕事、女は家事育児といった役割分担の家族戦略。 女性には元から母性本…

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1分前

小学生の夏休み

長期休みを楽しみにしている、うちの子と私。 今年の夏休みは、仕事を3日間しかいれていないので、私にとっても夏休みなのだ。 3日間は学童クラブを利用してもらう予定。…

ANANA
21時間前
5

習い事

おこがましいが、小学生の我が子に習い事をさせたい。 移住を機に、正社員フルタイム勤務ではなくなったので、ようやく子どものために時間を費やすことができるようになっ…

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5日前
3

自閉スペクトラム症の世界

よく話題に挙げられるが、例を紹介しようと思う。 自分が突然見知らぬ国や地球以外の星に転生して、その国の言語や慣習が分からない状況下に置かれるとする。 すると、私た…

ANANA
10日前
4

子どもの名付け

★名前に使われる漢字に触れている話です。不快に感じる方は回避をお願いします。 子どもの名前を決める時、何を基準にするのだろうか。 ●命名/名付け辞典 ●姓名判断 ●…

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2週間前
2

たまに受ける質問「公文を習わせていいですか?」

神経発達症/発達障害のお子さん(未診断含む)を対象に評価や療育、相談の仕事をしています。 ご家族からたま~に受ける質問を紹介し、自分なりの考えを書いていきます。自…

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3週間前
6

たまに受ける質問「英語を習わせていいですか?」

神経発達症/発達障害のお子さん(未診断含む)を対象に評価や療育、相談の仕事をしています。 ご家族からたま~に受ける質問を紹介し、自分なりの考えを書いていきます。自…

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3週間前
3

たまに受ける質問「絵本は毎日読んだ方がいいですか?」

神経発達症/発達障害のお子さん(未診断含む)を対象に評価や療育、相談の仕事をしています。 ご家族からたま~に受ける質問を紹介し、自分なりの考えを書いていきます。自…

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3週間前
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たまに受ける質問「父親がいないからですか?」 親の役割分担と叱り方についてもふれて

私、神経発達症/発達障害のお子さん(未診断含む)を対象に評価や療育、相談の仕事をしています。 ご家族からたま~に受ける質問を紹介し、自分なりの考えを書いていきます…

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1か月前
5

田舎移住のデメリット

地方都市からとある村へ移住した。 地方都市在住時は便利だった~ 徒歩5分圏内にあったのは ・駅 ・24時間スーパー ・コンビニ ・ダイソー ・ドラッグストア ・ホームセン…

ANANA
1か月前
2

病児保育利用した私の心の内~親サポートなしの共働きの方へ~

夫婦共にフルタイム会社員で、子を出産した。 当時、夫側の育児休暇制度はメジャーではなく、取得するかどうかについて話題に上ったことはない。私の職場の育休制度は1年間…

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1か月前
5

コメディカルも働き方に理想を持てる

医師・歯科医師以外の医療にたずさわる職種の総称をコメディカルという。 パッと思いつくのは、看護師や薬剤師だろうか。 同じような仕事内容でフリーランスを志す方に向け…

4,000
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1か月前
3

木の家の住み心地

移住を機にログハウスを建てることにした。 新型コロナウイルスが蔓延した同時期にウッドショックがあり、木材価格が高騰した。その直前に手配したため購入できたが、ウッ…

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1か月前
5

保育園児から小学生になるとき、親が合わせねばならいこと

子どもが就学するにあたり、生活に変化が生じる。 1.就寝時間 昼寝ありの保育園時代は、就寝22時になってしまっていた。 就学後は21時就寝となった。 起床時間は本人に…

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1か月前
5

止められない ゆびしゃぶり

いつの間にか、我が子は指しゃぶり歴9年となっている。 子どもの発達を支援することを生業としている私ですが、 我が子の指しゃぶりを止められていないのです。 その理由を…

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1か月前
1

小学生の車送迎を肯定したい

歩けなくなったきっかけ小学1年生に進級する前から、自宅から小学校まで歩く練習をしていたくらいには、登校は徒歩が前提だった。 移住場所の条件に、小中学校が徒歩圏内…

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1か月前
5

母性神話と3歳児神話と母乳神話と…ことごとく神話に逆らった育児をしている

母性神話 良妻賢母の政策を推し進めるために、明治時代の政府によって流布された考え方らしい。男は仕事、女は家事育児といった役割分担の家族戦略。 女性には元から母性本能が備わっており、育児は母親が担当するのは自然で当然。 いやいやいや ちがうちがうちがう 子どもへの愛情は、子育てをする中で育つもの 学生時代に発達心理学で学んだにもかかわらず、産後の私は赤ちゃんを見ながら、少なくとも1か月は「まぁ小さいので理性では守るべき対象として捉えるが、自分の命と引き換えに守れるかと問われる

小学生の夏休み

長期休みを楽しみにしている、うちの子と私。 今年の夏休みは、仕事を3日間しかいれていないので、私にとっても夏休みなのだ。 3日間は学童クラブを利用してもらう予定。万が一、学童に行きたくないと言い出しても、私の仕事場の近くに待てるスペースがあるので、何とかなるはず。 保育園児の「保育園行きたくない」と小学生の「学童行きたくない」の発言は、重みが違うんだよな。 せっかくの夏休みなので、学校では経験できないことを体験してほしい。 ●帰省 私たち移住家族で、実家が遠方。片道日中移動

習い事

おこがましいが、小学生の我が子に習い事をさせたい。 移住を機に、正社員フルタイム勤務ではなくなったので、ようやく子どものために時間を費やすことができるようになったのだから。 日課のようにYouTubeを見ている我が子。 ユーチューバーの創作ダンスを覚えて、楽しそうに披露してくれるすがたを見ると、ダンスを習えばいいじゃん!と思ってしまった。 安直すぎた… そして、時期を変えてはダンスの体験レッスンに連れて行くこと数回、緊張と不安が強めの我が子に、ダンスの雰囲気が合うわけもな

自閉スペクトラム症の世界

よく話題に挙げられるが、例を紹介しようと思う。 自分が突然見知らぬ国や地球以外の星に転生して、その国の言語や慣習が分からない状況下に置かれるとする。 すると、私たちも自閉症スペクトラム症の方と同じような行動をとることになる。 ●その国や星のことばを聞いても、理解できない。 →ニヤニヤしてやり過ごす、分かった風を装う、じっとしている、会話を避けようとする、ちぐはぐとした応答となる、確認の意味で言われたことをそのまま繰り返して言う(オウム返しのよう) ●伝えたいことがあっても、ど

子どもの名付け

★名前に使われる漢字に触れている話です。不快に感じる方は回避をお願いします。 子どもの名前を決める時、何を基準にするのだろうか。 ●命名/名付け辞典 ●姓名判断 ●漢字や意味 ●字画数 ●願いやイメージ ●音の響き 私の場合、音の響きで決めた。 産まれる前日、突然夫が字画を調べだして、漢字が決まった。 人の人生がかかった大事なことだが、そんなもんで良かったのだろうか。 個人的には、姓名判断や字画数は全く気にならない。 意味が不吉な漢字は使おうとは思わない。 産まれてくる

たまに受ける質問「公文を習わせていいですか?」

神経発達症/発達障害のお子さん(未診断含む)を対象に評価や療育、相談の仕事をしています。 ご家族からたま~に受ける質問を紹介し、自分なりの考えを書いていきます。自分なりなので、参考までにとどめてください。 自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠陥多動症(ADHD)な子の親から… 「公文を習わせてみようと思うのですが、どうでしょうか?」 合うか合わないかを確認したいのだと思われる質問を受けることがあります。 不思議なことに、公文以外の学習系習い事や塾については事前に確認される

たまに受ける質問「英語を習わせていいですか?」

神経発達症/発達障害のお子さん(未診断含む)を対象に評価や療育、相談の仕事をしています。 ご家族からたま~に受ける質問を紹介し、自分なりの考えを書いていきます。自分なりなので、参考までにとどめてください。 言語発達がゆっくりめの子どもの親から… 「(日本語の獲得がゆっくりなのに)英語を習わせていいですか?」 「お~習い事ですね♪楽しみですね♪……週にどのくらい通われるんですか?」 そう、私は頻度を確認します。 1時間の英語を週1~2回習う分には、日本語獲得にそう影響はな

たまに受ける質問「絵本は毎日読んだ方がいいですか?」

神経発達症/発達障害のお子さん(未診断含む)を対象に評価や療育、相談の仕事をしています。 ご家族からたま~に受ける質問を紹介し、自分なりの考えを書いていきます。自分なりなので、参考までにとどめてください。 自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠陥多動症(ADHD)な子の親から… 「絵本は毎日読んだ方がいいですか?」 子どもが楽しみにしているのであれば読むといいと思います! 親子の気分や興味によっては、毎日必ず読めというものではないと思います。 絵本の読み聞かせが、就寝前

たまに受ける質問「父親がいないからですか?」 親の役割分担と叱り方についてもふれて

私、神経発達症/発達障害のお子さん(未診断含む)を対象に評価や療育、相談の仕事をしています。 ご家族からたま~に受ける質問を紹介し、自分なりの考えを書いていきます。自分なりなので、参考までにとどめてください。 自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠陥多動症(ADHD)な子の親から… 「(離婚して)父親がいないから、こんなふうになってしまったんですか?」 それは関係ないです。 片親家庭の子が全員、神経発達症の症状を呈するかと言われれば、そんなことはないのです。 こんな質問

田舎移住のデメリット

地方都市からとある村へ移住した。 地方都市在住時は便利だった~ 徒歩5分圏内にあったのは ・駅 ・24時間スーパー ・コンビニ ・ダイソー ・ドラッグストア ・ホームセンター ・クリーニング店 ・飲食店 ・クリニック/総合病院 ・定番遊具が揃っている公園 生活に困ることがない。 転勤命令を受けなければ、ダラダラと住み続けていたと思う。 田舎の村へ移住して数年経ったので、デメリットをあげてみる。 ・自然豊かな場所に引っ越したからなのか、キャンプ欲が無くなった。 地方都市に住ん

病児保育利用した私の心の内~親サポートなしの共働きの方へ~

夫婦共にフルタイム会社員で、子を出産した。 当時、夫側の育児休暇制度はメジャーではなく、取得するかどうかについて話題に上ったことはない。私の職場の育休制度は1年間のみだったため、子が1歳になると同時に仕事復帰した。 夫婦の親は共に県外在住で仕事もあったため、直接的な子育て援助を頼ったことはない。 そのため、病児保育にはかなりお世話になった。 これから病児保育を利用する方に向けて、私の内心をお伝えしたい。 保育園入園あるあるだが、生後1年児が集団生活に入ると、めちゃくちゃ感染

コメディカルも働き方に理想を持てる

医師・歯科医師以外の医療にたずさわる職種の総称をコメディカルという。 パッと思いつくのは、看護師や薬剤師だろうか。 同じような仕事内容でフリーランスを志す方に向けて、 元コメディカルの私がフリーランスとなり、病院勤務時代の手取り同等に稼ぎつつ、家庭時間を増やすことができたことを書く。 仕事内容は神経発達症児の支援という限定的なものであるため、私の経験が全てのコメディカルに参考になるわけではないので、ご注意を。 当てはまるとしたら、 看護師/理学療法士/作業療法士/言語聴覚士

¥4,000

木の家の住み心地

移住を機にログハウスを建てることにした。 新型コロナウイルスが蔓延した同時期にウッドショックがあり、木材価格が高騰した。その直前に手配したため購入できたが、ウッドショックの最中であれば、高価すぎて手が出せなかった。 選んだ木材はヒノキ。 ヒノキの他に、杉やパインがあった。 杉は節が多く、色は赤みがかった濃いさがある。肌触りは柔らかく心地良いらしい。らしいというのは、触り比べても私にはよく分からなかった。 杉は柔らかい分傷つきやすいといわれているが、うちのヒノキの床も傷はつ

保育園児から小学生になるとき、親が合わせねばならいこと

子どもが就学するにあたり、生活に変化が生じる。 1.就寝時間 昼寝ありの保育園時代は、就寝22時になってしまっていた。 就学後は21時就寝となった。 起床時間は本人に任せているが、6時半~7時までには起きてくる。 睡眠時間は平均9時間くらいか……少ないなぁ。 もう少し寝かせてやりたいが、うちの子の場合は今のところ体力精神力を維持できているようだ。 2.家を出る時間 会社員共働き時代は、7時30分には出発して保育園に送り、そのまま出勤していた。 病児保育を利用する場合は

止められない ゆびしゃぶり

いつの間にか、我が子は指しゃぶり歴9年となっている。 子どもの発達を支援することを生業としている私ですが、 我が子の指しゃぶりを止められていないのです。 その理由を以下に挙げる。 乳児期、母乳から人口ミルクに強制変更した罪悪感から 子の不安の強さ 歯科矯正への心構え 親としての未熟さ 1.乳児期、母乳から人口ミルクに強制変更した罪悪感から 大学で受講した発達心理学で知ったフロイトの心理性的発達論。 フロイトは、心の問題を抱えた患者が語る人生の話を聴くなかで、過去の

小学生の車送迎を肯定したい

歩けなくなったきっかけ小学1年生に進級する前から、自宅から小学校まで歩く練習をしていたくらいには、登校は徒歩が前提だった。 移住場所の条件に、小中学校が徒歩圏内にあることを挙げていたくらいだ。 誤算が生じたのは、登校初日。 子どもも小学生1日目ということで、それなりに気合いが入っていた。 入学後しばらくは子どもと一緒に登校して見守ろうと、仕事をセーブしていた私より一歩前を歩く子ども。 ランドセルを背負って進む子どもの後ろ姿を見て、のんきに成長を感じていた。 ヒヤッとした