自分の内側にある「ことば」を探しに。


「本」が好き、というよりも「本屋」が好き。

うまくことばにできないもやもやした感情が生まれたとき、わたしはジョギングをするか、本屋に足を運ぶ。


ジョギングはエネルギーの発散と思考整理をするために、本屋は自分のこころに引っかかる「ことば」を見つけるために。

本屋に足を踏み入れると、四方八方どこを見ても活字だらけ。なにかこころに迷いがあるときは特に、たくさんの文字群からわたしが “求めている情報” を見つける作業をする。

そんな風に活字の海を旅してみると、そこにはいつも様々な出会いや発見がある。これは、興味関心のある情報だけを得やすくなったインターネットの世界ではできない体験なのだと思う。


そういえばわたしは、いまの仕事を大学の図書館で見つけたんだった。

休学前に単位を取り終えていたので、復学してからの学生生活は図書館で過ごすことにした。興味のある本棚に行ったりランダムに背表紙の文字を追ってみたり。そうすることで、興味関心が枠の外までどんどん広がっていって、終いには工学系の棚までたどり着いた。(文系なので、あまり長くは続かなかったけど)

自分がいつか仕事を通してアプローチしたいと思っていた分野にすでに「肩書き」があることや、それを生業としている人がいたことは、当時のわたしにとっての希望だった。就職活動をしていた時は、そこにはたどり着けなかったけれど、そこに近くための仕事を探すことにしたんだもんね。

そのほかにも、プロジェクトチームのつくり方や文章の書き方、メディア、広告、デザイン、建築、ソーシャルビジネスなどなど、わたしのベースにはいろんな本が並んでいる。



今日も大きな本屋さんに行ってきた。わたしの目は「編集」という文字を追っていた。

これから、書くことだけを仕事にしていくわけではないけれど、書くことも仕事の一部にしていきたい。その情報を受けとった誰かの、次の行動につながるものをつくっていきたい。


でも、いま、わたしはここで、地元のみんなに伝えたいことがある。まずはそこから初めてみてもいいんじゃないだろうか。確かに時間はかかるし、教えてくれる人なんて誰もいない。でも、やってみたい気持ちがふつふつと湧いてくるのだったら、それに素直になった方がいいはずだから。

そのほかにも挑戦したいことがまだまだある。人生は短いんだし、アクセル踏んでいかないとね。

::::::::::::

本日のアイキャッチは、Hideaki Hamadaさんのステキなお写真をお借りしました。ありがとうございました!


この記事が参加している募集

いただいたサポートは、より良い文章をかけるように有料noteや本の購入にあてさせていただきたいと思います◎