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#雑記

寝る前のメモ。

数年前から今の自分にできることの限界点が見えて、数ヶ月のあいだ新しいチャレンジのための準備を進めてきたのだけれど、やっぱりトントン拍子とはいかなかった。自身の見積もりの甘さは受け入れるしかないのですが、どうせやるなら壁は高い方がいい、と一晩経ってようやく整理がついてきています。 「信用されることと信頼されることは違う」と、誰だったかが言っていたけれど、信頼を寄せてもらえることと社会的信用があるかどうかは別のカテゴリーだったのだと気づく。そういう意味合いで話されたわけではなか

寝る前のメモ。

7月がはじまったかと思えばもう半ば。予定のフライトまであと9日しかないことに驚きを隠せませんが、いつもギリギリになってしまうので、なるべく早めに準備をしなければ、とここで文字にしながら思いました。月末から一週間ほどパリと近郊を訪ねることになっています。 現地をコーディネートしてくださる方がいることの心強さと、久しぶりに一人でどこかへ向かうおもしろさと。プロのスリたちがいることと、加えてオリンピック開催期間になるので、最小限の荷物で向かうのが吉。 ・・・ 昨日は、地元の友

寝る前のメモ。

ひさしぶりに高校生の頃の同級生と会った。一年に数回しか会わないけれど、家族以外ではいちばん自分が自分でいられる場所。付き合いはもう15年以上になるのかと思うと、その長さに少しばかりゾッとしたけれど、それなりにそれぞれの道を歩んでいるからおもしろい。 これからも5年、10年、いや、30年経っても変わらない付き合いなんだと思う。 ・・・ 先週はひとつ、これまで温めていた企画を発表した。簡単に言えば、手描友禅から着想を得て、着物のデザインや技術にフォーカスした塗り絵のキットに

寝る前のメモ。

初めて出会った日のことはさすがに覚えてないけれど、25年以上も友だちなんやと思うと(幼稚園も含むと28年・・・)、とてつもなく月日が経ってしまったような気がしてくる。私だけかもしれないけれど、5〜8年、ほぼ毎日一緒にバスケットボールをしていたみんなとの再会はあまり懐かしさがないから不思議で。 大変だったほうの記憶は都合よく薄れていくけれど、あの時間が自分の土台をつくってくれたと改めて思う。歩いて帰ると30分かかるところを、走りながら短縮して、宿題を急いで終えて友だちの家へ遊

寝る前のメモ。

本当に楽しい時間は写真に収める必要がないのだな、と思う一方で、目にしている光景がいつか失われるかもしれない危うさがあるとついついシャッターボタンを押してしまう。 大切なものを一度にたくさん手のひらに乗せておくことはできないから、思い出にはいつ手放してもいいような軽やかさが必要だと思う。それでも、矛盾するように日々をこうして小さくどこかに刻んでおきたいと願ってしまう。 ・・・ 今日は、コミュニティ・ベースド・ツーリズムの取り組みを研究しているPhDの方が、家族とのプライベ

寝る前のメモ。

これまではずっと、誰かの依頼のなかで仕事をしてきた。もちろん、クライアントをはじめ、誰かの課題を解決するから仕事になるわけですが、今年はずっと温めてきた企画を1、2つリリースすることになる。だからこそ、力を貸していただきたい方は決めていて、少しずつ依頼をし、ドキドキしながら日々を過ごしている。そして、これらからもたくさんの方の方に協力いただくことになる。本当にこれから世に出していくのかと思うと、どこかでずっと心が落ち着かない。そんな毎日だったからか、昨晩の学生時代の友人たちと

寝る前のメモ。

月に一度何かしらのかたちで森の活動に参加できている。少々お酒が入っているせいか、20年前の記憶が蘇ってきた。 ・・・ 小学一年生だった頃、六年生と一緒に帰れる日はランリュック(ここは重要。笑)を置いてすぐに近所のお姉ちゃんのお家に遊びに行っていた。お姉ちゃんの家は陶芸家で、粘土遊びをする延長のように土をコネ、かたちをつくり、しばらくすると焼き物が届いた。ほかにも、山の斜面を活用してワイルドなブランコがあり、窯ができ、小屋ができ、野苺を食べ、自然とともにある恵をふんだんに楽

寝る前のメモ。

GWは静かに集中できる貴重な期間なので、キーボードに向かう指先だけに集中し、進めようと思っていたことの2/3を無事に終えることができた。積極的に予定を入れようとせず、帰省する友人や知人と会ったり、この期間だからゆっくりできる人たちとオンラインをしたり、声をかけてもらったら近隣限定で仕事に出かけたりと、そんな感じの1週間。 そろそろ着手したいと思っていた7月末のパリ行きについてもやっと調べることができ、航空券を見ているとずいぶん予約が取りやすい価格帯になってきて嬉しくなった。

寝る前のメモ。

もともとの予定に重ねて「明日何してる?」と連絡をくれた同級生との再会があり、たっぷり楽しんだ日曜日。ずっと何かを忘れていると思ったら、そうそう、メモをとるのを忘れていました。GWやいつもと違う生活サイクルに曜日感覚がおかしくなったと言いたいところだけれど、そのくらいのことで忘れてしまうくらいのあれです。 ・・・ ただでさえ「GWはどこかに出かけよう!」というモチベーションが起こりにくいことに重なって(お盆と正月も同様)、京都市内のオーバーツーリストでさらに外出を控えたくな

寝る前のメモ。

本当にどうにもならなくなったら逃げる場所は決めている。何か具体的な当てがあるわけではないけれど、そういう場所ができたことは10年前に旅をしたことの意味なんじゃないかと今は思う。それよりも、あれから10年経ったことのほうが驚きで、気持ちはあの頃となんら変わらないつもりでも、無意識のうちに変わっていることがたくさんあるのだと思った。 食あたりでその場を楽しみきれないことをのぞいては、先週はなかなかにいろいろ起こった1週間だった。寝床から起き上がったその瞬間から、なんだかいろいろ

寝る前のメモ。

自分の興味が生まれたところにヒントがあるとすれば、やっぱりその点をつなぎ合わせていくのが一番なのだと思う。違うやり方はきっとあるけれど、わたしにはこのやり方があっている。 5年ざっくりスケジュールのなかに書いていたことが、巡り巡って起ころうとしていて、いざとなると少し気が引けてしまうんやけど、今ならできるんじゃないかとも思っていて。 できたかどうかは明日の自分だけが知っているから、先に憂いても仕方がないし、やるしかないんだろうね。 複雑にしていたのは自分のほうで、答えは

寝る前のメモ。

4月がはじまった。やっと1週間が終わったのかと思うのは、私ではなく、これまで当たり前になっていたまわりの環境が変わってしまったからなんだと思う。 ほぼ毎週買っていたパン屋さんが引っ越しをして、仕事をはじめた頃に出会った作家さんも工房を移転し、オアシスだったお店が閉店してしまった。出会ってから7年以上も月日が経っているからか、しらず知らずのうちに心のたくさんを支えてもらっていたんだと思う。移転や閉店を教えてもらったときは勝手にバトンを受け取ったような気持ちになっていたけれど、

寝る前のメモ。

きょうは久しぶりにひとりの参加者として、日頃まったく縁のない場所へ。はじめましてでも、結局なんだかんだで亀岡の話はしてしまうんだけど、ほとんど匿名のままいられるのは東京だからなのかな。 海外も含めて定期的にこういう時間をつくるのは、自分自身のためなのだと思う。わかりやすく経験や実力を測る術をもたないので、普段いる場所から物理的に離れることで、視点や思考を深める。何に気がつくようになったか、どんな時間を必要としているか。 ・・・ 「東京は〜」なんて、大きな主語で話すつもり

寝る前のメモ。

何かのスペシャリストにもなれなければ、ゼネラリストと呼べるほどでもないのだけれど、先週は「ジェンダーギャップ」「働く子育て世帯」「地域観光ビジョン」「スペキュラティブデザイン」「サステナビリティと地域文化」における課題(に加えてツアーの相談)など、さまざまな方向に思考を飛ばす1週間でした。 いずれにしても、つくりたい未来がまずあって、そこに向けて日々の取り組みを進めていくだけなので、何かがドラスティックに変わるなんてことは、やっぱりないのだと思う。自分自身が「今や!」とアク