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読みたいときに訪れる、自分用の本棚。
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#雑記

寝る前のメモ。

自分の興味が生まれたところにヒントがあるとすれば、やっぱりその点をつなぎ合わせていくのが一番なのだと思う。違うやり方はきっとあるけれど、わたしにはこのやり方があっている。 5年ざっくりスケジュールのなかに書いていたことが、巡り巡って起ころうとしていて、いざとなると少し気が引けてしまうんやけど、今ならできるんじゃないかとも思っていて。 できたかどうかは明日の自分だけが知っているから、先に憂いても仕方がないし、やるしかないんだろうね。 複雑にしていたのは自分のほうで、答えは

寝る前のメモ。

4月がはじまった。やっと1週間が終わったのかと思うのは、私ではなく、これまで当たり前になっていたまわりの環境が変わってしまったからなんだと思う。 ほぼ毎週買っていたパン屋さんが引っ越しをして、仕事をはじめた頃に出会った作家さんも工房を移転し、オアシスだったお店が閉店してしまった。出会ってから7年以上も月日が経っているからか、しらず知らずのうちに心のたくさんを支えてもらっていたんだと思う。移転や閉店を教えてもらったときは勝手にバトンを受け取ったような気持ちになっていたけれど、

寝る前のメモ。

きょうは久しぶりにひとりの参加者として、日頃まったく縁のない場所へ。はじめましてでも、結局なんだかんだで亀岡の話はしてしまうんだけど、ほとんど匿名のままいられるのは東京だからなのかな。 海外も含めて定期的にこういう時間をつくるのは、自分自身のためなのだと思う。わかりやすく経験や実力を測る術をもたないので、普段いる場所から物理的に離れることで、視点や思考を深める。何に気がつくようになったか、どんな時間を必要としているか。 ・・・ 「東京は〜」なんて、大きな主語で話すつもり

寝る前のメモ。

何かのスペシャリストにもなれなければ、ゼネラリストと呼べるほどでもないのだけれど、先週は「ジェンダーギャップ」「働く子育て世帯」「地域観光ビジョン」「スペキュラティブデザイン」「サステナビリティと地域文化」における課題(に加えてツアーの相談)など、さまざまな方向に思考を飛ばす1週間でした。 いずれにしても、つくりたい未来がまずあって、そこに向けて日々の取り組みを進めていくだけなので、何かがドラスティックに変わるなんてことは、やっぱりないのだと思う。自分自身が「今や!」とアク

寝る前のメモ。

気候変動の影響を肌身で感じるようになった世の中で、世界に対して「日本文化」を通して翻訳できる取り組みってなんやろうなと、DIALOGUEのカルチャープレナーのトークを聞いて思いました。その後の友人との会話で“寄り添う”というキーワードが出てきて、なるほど、でもちょっとわかりきっていないかもという感覚の週末。 きょうは、土曜日に会ったみなさんが「明日は植樹だよ」と話していたので、お昼から参加できるなら行きたいです(!)と急遽参加させていただきました。到着した頃には植樹は終わっ

寝る前のメモ。

水溜りに映る規則正しい明かりが、なんだかあまり釣り合っているようには思えなくて、なんとも言えない複雑な気持ちになった。素朴でのほほんとしているのがこの場所のいいところなので、やっぱりこれは背伸びをしてしまった結果なのだと思う。けれど、これも誰かが望んだ風景だから。 外ばかりを見ているうちは、本当にほしいものはきっと手に入らない。 ・・・ 昨日は、年明けからずっと緊張していたイベントでした。自然体で進めようと思っていたものの、直前になるとやはり緊張をするもので、なんとか終

寝る前のメモ。

歴史や文化は壊すことよりも守ることの方が大変なのだけど、たとえ失われてから気がついたとしてももとの形に戻ることはない。 カエルの権利を主張するわけではないけれど、野苺を食べ、ザリガニを釣り、秘密基地をつくって遊んでいた身としては、容赦なく進められる圃場整備を目にすると、もう少しそういう環境が残っていてもいいのではないかと思うことがある。二代、三代先の営農がどういうものになるか、何が農作物の付加価値を高めていくのかを考えたことはあるのだろうか。目の敵にしているわけではなくて、

寝る前のメモ。

仕事が片付いてきているのはそこそこ頑張った過去の自分のおかげなのですが、先に進めすぎると少しばかり不安にもなるわけで。読書以外に家でゆっくり何もしない時間がどんどん苦手になっているようで、掃除を終えてノンストップのNetflixシリーズを見続けるにもやはり限界があり、手持ち無沙汰な感じを拭えないままジョギングへ。時間があるなら、ほかにも手足を動かさないといけないことはたくさんある気がするんだけどね。 家に着く少し手前にメールが届き、12月はじめに手伝った撮影の仕事が上手くい

寝る前のメモ。

カレンダーを買い忘れたまま一ヶ月が過ぎていて、慌ててネットで購入。できることなら、もう一度2023年の12月31日に戻りたいと願ってしまいますが、たとえタイムマシンがあったとしても、未来を変えることはできないのだろうかと、普段はあまり考えないSFの世界にも足を踏み入れたくなります。年始早々の痛ましい出来事に、やるせなさだけが残っていますが、国内だけでなく世界情勢もずっと不安定で、いま自分にできることはなんなのか現実を突きつけられます。知人の取り組みを介して、今月か少なくとも来

寝る前のメモ。

秘する花があるわけではないのだけれど、どうしても目指したい領域がある。周りに伝えていくことは大切だと思う一方で、いま無理に理解を得ようとするよりも、もう少し具体化した段階で伝わればいいと思っている。急がず、焦らず、けれど、着実に。 思えば、この一年は自分にとって軌道修正のような時間で、訪れた場所、出会えた人、そこで話したことなどを丁寧に思い出すことができる。この一月は2つの新しいチャレンジをしていて、結果は時のみぞ知るにせよ、そこに書き記した内容を見返すとこれこそが自分にと

寝る前のメモ。

何でもない一日を過ごすことが今日の穏やかな目標。中古車を迎えて、お昼ごはんを食べ、英会話をして、掃除をして、ちょっとばかり横になったあとは、数ヶ月間あたまの片隅にあったテキストをまとめて。それから散歩に出て夕食を食べる。いつの間にか何でもない一日を過ごすことがちょっぴり苦手になっていて、「今日くらいはまあ、誕生日だから」と思いながらゆっくりしていました。 パリから届いたバースデーメッセージに「今年は行くからね」と返したものの、オリンピックが思いがけず8月の上旬開催ということ

一年のメモ。

プリンターの調子がすこぶる悪く、年賀状の印刷を諦めた。今年はいつもよりもスケジュール的には余裕があったはずなのに、なぜか年末感を感じることなく大晦日を迎えている。 「この日までに仕事を終えなければ」あるいは「年明けはいつからですか?」という会話が、いつも以上に少ないからかもしれない。そして、フリーランスに加えて、多少なりとも経営者的な働き方に切り替わったからとも言えるのかしら。この一年はそういう小さな変化がいろいろあって、結果的にいつもの月末とあまり変わらない、けれど、ちょ

寝る前のメモ。

穴の開いたニットも、ボタンや裾がほつれたパンツも、豆粒ほどの石鹸も。これでようやく手がつけられる。できれば髪も切りたいけれど、明日は月曜日。 ・・・ 2023年も早いもので、あと1週間。きょうは朝から近所の美術館へ行き、岡崎へと足を伸ばしてきました。すべての解決に至る特効薬なんて存在しないけれど、いき過ぎた消費行動も、線がはっきり引かれてしまった物事も、「流域」で考えることで少し余白が見つけられるのではないかと思っていて。余白が生まれることで、日々にゆとりが生まれていく。

寝る前のメモ。

言葉では正確に伝えることができないから、私たちは自然の力を借りるのだと今日一日を過ごして改めて思った。ツンと寒い冬の日に、春に向けた準備を着々と進めているのだから、自然にはやっぱり敵わない。けれど、そういうことに少しでも近づきたくて人間は「表現」というものを手段としたのではないかと思う。私は表現者ではないけれど、自然の力を実感する翻訳者になってみたいと思った。 自然に対する畏怖と美しさを同時に知っている人たちの言葉は、しなやかで力強い。 ・・・ 目の前にある風景をずっと