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寝る前のメモ。


何かのスペシャリストにもなれなければ、ゼネラリストと呼べるほどでもないのだけれど、先週は「ジェンダーギャップ」「働く子育て世帯」「地域観光ビジョン」「スペキュラティブデザイン」「サステナビリティと地域文化」における課題(に加えてツアーの相談)など、さまざまな方向に思考を飛ばす1週間でした。

いずれにしても、つくりたい未来がまずあって、そこに向けて日々の取り組みを進めていくだけなので、何かがドラスティックに変わるなんてことは、やっぱりないのだと思う。自分自身が「今や!」とアクセルを踏む瞬間はあっても、ものごとがぐわんっと変わることはそうそうない。畑のように日々コツコツ耕していくことでしか、状況は変わっていないのだと思う。だから、興味をもって長く取り組めそうなことをやる。

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私がひとつだけ続けられたことがあるとしたら、「自分で決めた道を正解にする」ということに尽きるのだと思う。まだまだ道半ばで、自分以外の誰かにとってわかりやすい成功は経験しておらず、かといって進歩を感じられない毎日でもない。揺れ動きながらもここまできて、失敗もたくさんあるけれど、結局なんだったかと思うと、やっぱり「続ける」ことをしてきただけだったんじゃないかなと。

この春、大学卒業と同時に地元へ帰ると報告に来てくれた彼女に、8年前の自分を知らず知らずのうちに重ねていることに気がつきました。あの時、友だちがかけてくれた言葉を受け売りで伝えてみる。今はまだ体系化できていない取り組みばかりで、あまり役に立たないかもしれないけれど、全部話して、そこから役に立ちそうなことだけ拾ってくれたらそれでいい。

今週末は、この春から大学生になる子と半年ぶりに会うことになっている。こうして、声をかけてくれる子たちの存在に励まされているのは、やっぱり私の方なんだと思う。だからこそ、彼女たちにいつまでも目を輝かせてもらえるように、半歩先をまっすぐ歩きたいなと思うわけです。うちにおいでよ、と言える事業規模でも体制でもないけれど、あと10年以内には。

私はたまたま興味や機会が重なったのが地元だっただけなので、別にみんながみんな地元に対して何かをする必要はないと思っていて。ただ、「よくわからないけど生きている」というサンプルに出会ってもらうことで、これからの未来がちょっとでも楽しみになるといい。ダメだったら場所を変えたり、内容を変えたりしながら、何度でもチャレンジしたいと思えるように。


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