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2019年5月の記事一覧

次の10年のたのしみを。

このまちでつくっていくために、動きたいと思う。 36歳のわたしと、同じだけ歳をとった周りの人たちと。 最終的な目標は、安藤忠雄氏のいう『100年生きて楽しい場所をつくる』というところにあるのだけれど、まずは次の10年をたのしみたいもんね。 ---------- 裏庭にレモンの木を植えたのは、実はそういうことでもあって。 祖父の代までやっていた畜産業と家庭菜園を父は引き継がなかったので、わが家にはお休み状態のちいさな畑がある。 いまのイメージでは、この畑を耕してエディ

きょうのメモ。

伝えていきたいことが、まだまだたくさん。 けれど、それが相互に作用してはじめて「伝わる」になるので、いい塩梅で伝えていかないとね。明日の1コマ90分、全く緊張していないと言えば嘘になるけれど、わたしからの話のなかでなにか感じ取ってもらえたら嬉しいな。昨年よりも密度の濃い話になっていると思う。 140人中なん人くらい起きていてくれるのだろうか・・という心配はあるけれど、昼食後の授業は眠くなるもの。聞いてくれる学生さん達にきっちり届けていこう。出来立てほやほやのスライドととも

寝る前のメモ。

そこに『場』ができたことで、行動が変わっていることを実感する。 わたしの地元には、『保津川下り』が楽しめるシンボリックな川がまちの北側にあり、西から東へ向かって水が流れている。この地に生まれておおよそ25年のあいだ、両手で数えるほどしかこの川を越えることはなかったと思うけれど、この1年でその数をはるかに上回るほど、何度も橋を渡っている。盆地の南から北へ向かい、北から南へ帰る。 それは、この場所にアートの発信・まちの人たちの交流拠点『KIRI CAFE』ができたから、という

寝る前のメモ。

コンスタントにできるまで どのくらいの時間がかかるのだろうか、と思うことばかり。 決して悲観しているわけではないし、かといって生き急ぎもしないけれど、人生の半分以上を費やしたバスケットボールでも、『コンスタントに点を入れる』『コンスタントに勝つ』ということはずいぶん難しかったと思う。 たとえ、どれだけ練習を重ねていても。 普段から なるべく本番に近い練習をしていたとしても、その緊張感は当日になると全く違うものになる。 高校時代のわたしはたぶん、『練習の練習』は得意だっ

寝る前のメモ。

昨年に続いて、大学の「市民社会とメディア」という授業でお話しさせていただくことになったので、わたしとメディアの関係や、映画の事例をご紹介できればと思う。 と書いておきながら、週明けには話す内容をまとめておかねばならず、すこしばかり焦っている。 なんとなく話したいこと、一緒に考えられたらいいなと思っていることはあるのだけれど、資料はまだ、半分くらいしかできていない。 大きなゴールとしては、以前書いたように『ぼく/わたし』が『メディア』を通してどういう風に『社会』とつながる

当事者としての『まち』のリサーチ。

先日、MTRL KYOTOで開催されていた『リサーチを考えるシンポジウム Vol.2 _どうやって新しいまちを「知る」か?』というイベントに参加してきました。 ◆企画概要 不動産紹介&企画の観点から、どうやって新しいまちを「知る」か?じっくりと考える企画(中略) 細かすぎて伝わらない気づきや新しい視点の共有をサロン形式で発表し、リサーチについて登壇者・参加者双方ともに理解を深めることが目的です。 (イベントページより) (詳しいレポートは、おそらくそのうち公開される

『便利さ』では測れないもの。

美山町の芦生という集落へ行ってきました。 京大の研究林にもなっているこの場所は、人と自然の距離がほんとうにちかい場所で、なんだか滞在しているだけで『生きる』ということを おすそ分けしてもらったような気持ちになるような場所。 ふと思ったのだけれど、このご時世『山とともに生きる』ってどういうことなんだろう。 文明が発達して、世の中はどんどん便利になっている。そういったまちなかの変化を知りながらも あえて山のそばで暮らすということは、時代の流れというものと正反対にあるような気

徒然雑記。

祖母の家が新しくなってからはじめてのことだろうか、わが家につばめがやってきた。子どもを産んでも大丈夫な環境かどうか、つがいでしっかり見張っている(ような気がする)。 なんとなく、ちいさな「兆し」のようなお話が舞い込んできている。それを糧にできるかどうかは、どこまでいってもじぶん次第なので、ただ黙々とやっていくことになるのだろうな。 –––––––––––––––– いまのところ、会社に所属しながら決まった仕事をして毎月お給料がもらえているので、こうやって合間にちょっとし

いろんなレンズを向けてみる。

ずっと前から気になっていた、単焦点レンズを買ってみた。 ほかのレンズも見ていたのだけど、価格とレビューで最終的にこちらを選択。プロを目指したいわけではないので、あんまり高いのを買って失敗すると ちょっと悲しくなるもんで(笑)。 それにしても、レンズを変えるだけで写真ってこんなに変わるやなぁ。1枚目はちょっとピントが甘い。 「藤原邸 RESTAURANT 淳」さんの水木限定プレートランチ、とっても美味しかった〜! 明確な目的があるわけではないけれど、iPhoneと #写

2021年の4月。

ペットボトルに印字されていた「2021年4月」という数字を見て、すこしだけ思考を遠くに飛ばしてみた。 いま、国も地元も2020年に向けて盛り上がっている最中なのだけど、2021年の4月にこのまちは、一体どんな風になっているんだろう。あと2年あまりの間に、なにが変わり、なにが変わらないんだろう。 その頃には、どのくらいAIが活躍してるんだろう。 わたし自身にも同じことを思う。 2021年までは地元にいる予定で、その先についてはいまのところあんまり考えていない。ざっくりと

「社会人」って、どんな人?

3年間働いたからといって、いま、あなたの中にある葛藤が解消されたわけではありません。「劇的に変わる瞬間がやってくるかも!」と将来に期待しているかもしれませんが、そんなものはおとぎ話で、じぶんが働いた分だけ きっちり鏡の向こうから返ってきます。 ただ、断言できるのは、3年後のわたしは いまのあなたの選択に後悔したことは一度もありません。だから、安心して続きを読んでもらえたらと思います。 ––––––––––––––– 「社会人」って、一体なんだろう。 これは、ずっと

カエルの大合唱をBGMにして。

こうやって書いているひとり言のような文章が、遠くのだれかの読み物になる日がきたら、きっとうれしいだろうなぁ。 わたしは、だれかに語れるほどのHOW TO話や、今すぐ誰かが記事にしたくなるような実績はなにひとつもっていない。また、読み物としておもしろい日記が書けるような刺激的な日々を過ごしているわけでもない。 そしてなによりも、26年そこら生きてきたくらいで気づけることは、たかが知れている。そんな現実をビシバシ突きつけられるのがいまで。じぶんならではの視点でものを語れるほど

地域コミュニティからできること。

このまちに新たな「共通言語」をつくること。 それは、このまちを楽しむ人たちの象徴になるようなことばがいいな。そんな風にずっと考えていたけれど、それが象徴になるかどうかを決めるのはわたしじゃない。 ––––––––––––––– 地元の商店街やまちを舞台にした映画に『かめじん』というタイトルがついたことを初めて耳にしたとき、すこしだけ、いや、正直に言えばかなり不安だった。 たしかに、中学生の頃から自分たちのことをそう呼んでいたし、そのアイデンティティがおもしろいなと思っ

母へ。

自由奔放なわが家をまとめられるのは、母しかいないと思う。 わたしの家族は、基本的に会話のキャッチボールが成り立たない。報告屋さんが多いので、みんな『自分が言いたいこと』しか言わずに相手の話をまるで聞いていない。そして、スイッチが入るとみんな演説口調になる。もはや、お互いそれでいいと思っている。 そんな、散り散りになってしまう私たちの会話をつなぎ止めているのは、やっぱり母なんだろうな。いつも都合よくメモ代わりに使ってごめんね(笑)。 でも、これからもよろしくね。 ・ ・