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2021年の4月。


ペットボトルに印字されていた「2021年4月」という数字を見て、すこしだけ思考を遠くに飛ばしてみた。

いま、国も地元も2020年に向けて盛り上がっている最中なのだけど、2021年の4月にこのまちは、一体どんな風になっているんだろう。あと2年あまりの間に、なにが変わり、なにが変わらないんだろう。

その頃には、どのくらいAIが活躍してるんだろう。


わたし自身にも同じことを思う。

2021年までは地元にいる予定で、その先についてはいまのところあんまり考えていない。ざっくりと、どこかべつの国で暮らしてみるのもいいなぁと思っているのだけれど、きちんと仕事を連れて行けるようにならないと、生活することも、じぶん自身のたのしみも、きっと半減してしまうんだと思う。

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ずっと、明確な肩書きがないことを焦っていた。働きはじめて3年が経ったのに、これだ! と明確に言えるものはなく、「デザイナー」「フォトグラファー」「陶芸家」「伝統工芸士」などなど、具体的に名乗れる肩書きをもっている人が羨ましかった。そして、いまでもやっぱり羨ましい。

でも、きょう、すこしだけ、いい意味で開き直れたんじゃないかと思う。


よく、「主になにをやっているのかわからない」と言われる わたしがもっている「余白」に対して、なにかしらの「希望」のようなものを見出してくれる大人の方々が ここのところ連絡をしてくれて。それを「仕事」にできるかどうかは、これからのわたし次第でしかないんだろうなあ。

だから、せめて20代のあいだくらいは、肩書きを持たずにやり続けてみようと思う。声をかけられたことは、よっぽどの忙しさや理不尽さがない限り、出来るだけチャレンジしたいと思っていて。肩書きがないことの「余白」をもっとたのしみながら、この1年は過ごしていけるといいなぁ。そして、昨年あんまりできていなかった、ライター業を再開させよう。



2021年4月には、いよいよ28歳かぁ。いまの仕事に、年齢はほとんど関係ないけれど、あっという間にここまできちゃったらしい。

案ずるより産むが易し、というけれど。

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