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草木花のある生活

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今日はお花でも買いたい気分。でも何を買おう?今の時期はどんな花がいいのかな。 そんな方のために、四季のお花の種類や性質、特徴などの知識が入るような話をエッセイ形式で書いています。
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お花は好きだった?

お花は好きだった?

今でこそドライフラワー作家なんてやってますが、実は私は30代のまんなかくらいまでは、お花は好きだけど苦手、でした。

お花はきれいだから好き
たしかにすごくきれいだし、すてきだと思う
花が好きって言う人にも憧れる

だけどすぐ枯らしちゃうし
水換えをマメにできるような性格じゃなくて
買った時は嬉しくても、次に見る時はなんだかしおしおになっていて
ああ、捨てなきゃー
みたいな

何かに使えるわけじゃ

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りんどうを飾る

りんどうを飾る

りんどう。
鮮やかなブルーに、ゆりのような流線型の美しい花。
お値段もお手頃。

すきだけど
すきだけど

長細くて、花も枝みたいについていて、どうにも飾りにくいんだよねー!

というのが私のりんどうのイメージでした。

私は花は気軽に楽しみたいタイプだから、
あんまり大袈裟な感じは好きじゃない。
(もちろん、花の種類にもよるけど)

ちょっとそのへんで摘んできました、みたいな雰囲気が好き。

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アガパンサス

アガパンサス

初夏といえば、アガパンサス!
花言葉は、

「恋の訪れ」「ラブレター」「恋の季節」

恋に関する内容が多いですね😉

実は別の花を探していたんだけど、あまりにきれいな薄紫に見惚れてかってきちゃいました。

しっとりした質感に、ゆりのような長く優雅な形。葉も長細くて、全体的に長い線で構成された品のある花。

庭にあるユーカリやミモザ、オリーブの葉と合わせてブーケに。

みずみずしい季節の生花がある

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実は優秀な花、エリンジューム

実は優秀な花、エリンジューム

ギザギザでクールな形。

じつは飾っておけば、そのままドライになって長く楽しめる優秀なお花。

それがエリンジューム。

この花、みためは部屋に馴染むかな?と感じますが、実は色合いもくせがないから場所問わず飾れます。

1本で3-4つの花がついてるので、カットして短めの花瓶にかざれば1本で形になるお得なタイプ。

しかも、そのまま飾っておけば勝手にドライになってくれます。
ドライになっても形状はほ

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ほたるぶくろ

ほたるぶくろ

初夏の素朴な花、ほたるぶくろ。

ベル型でかわいくて、色合いもなんだか日本らしいかわいいカラー。

はなびらも繊細で、すこし透明感がある感じ。
わたしはこの、紫と白が一緒に咲くタイプがすき。

ひとつひとつの花の紫の分量がちがうから、ながめているだけで飽きない。

ちょうど初夏が始まる前くらいに出始めて、

「ああ、今年も夏が始まるのか。」

っていうきもちになる。

木々の緑がだんだんと濃くなり

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繊細なレースフラワー

繊細なレースフラワー

初夏の魅力的な花といえば、レースフラワー。
かすみ草はみなさん知っていると思いますが、レースフラワーは「知らなかった!」という方もいるかもしれませんね。

小さな白い小花をぎゅっと集めたような花で、ドーム型に咲くのが特徴。
「レース」という名前が付いているだけあって、とっても繊細な印象です。

私はこの花が大好きで、ドライフラワーの作品にも結構使うことが多いです。
独特のドーム型は無くなります

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雑誌掲載

雑誌掲載



本日6/21(木)発売の
1輪から愉しむ花のある暮らし
(宝島社 680円+税)

インスタの写真とコメントを2件掲載していただきました🌸(14p.18p)

おうち時間にお花を飾り始めた方、多いのでは。そんなお花初心者の方にぴったりの、1輪から飾れるお花生活についての本です。

すてきな本業フローリストさんたちが、お花の飾り方をお話ししてくれていて、読み応えがあります�

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初夏の青い花

初夏の青い花

いつの間にかすっかり暑い日も増えて、初夏っぽさを感じるように。

母の日が終わると、毎年楽しみなのが
「ジャイアントデルフィニウム」

こちらは普通のデルフィニウムと違って、タワー型に花がつく形で、花自体がしっかりしているから、ドライにしてもボリュームがあるんです。

農家さん支援プロジェクトで購入。

(現在は完売しているようです)

お部屋が鮮やかなブルーになって、すごく幸せな気分に!

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春のピンクとおもうこと

春のピンクとおもうこと

外はすっかり春めいてきましたね。

こんな時期に外出を控えるなんて辛すぎる・・!はやく落ち着いてほしいものです。

さてさて、そんな中、新作リースをデザインしていました。

こちら、先月買ったピンクの千日紅を使っています。

ドライフラワー を触っていると、単にピンクといっても色々な表情があるなあと感じます。

プリザーブドフラワーだと、女子〜な感じのピンクアレンジになりがちですが、ドライフラ

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リースの円形は、「途切れない、永遠」という意味

リースの円形は、「途切れない、永遠」という意味

古今東西、願掛けというものはいつでもありました。
私が作っている、リースにももちろんあります。

リースはその丸い形状から、
「途切れない」
「永遠」

という意味があり、玄関のドアに飾ることで、ドアから出て行った家族がまた変わらずに帰ってきますように、という願いを込めて飾られていたんだそう。

私は現在2児の育児中ですが、子供の数だけやっぱり出会いも別れもあって。

学校の卒業や、引越し

それ

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カーネーションのドライフラワー

カーネーションのドライフラワー



カーネーションのドライフラワー。

カーネーションのドライフラワーは、形が特殊なのでコツがあるなあと思います。
でも、色がとてもきれいなので、わたしは大好きな花。

不思議とカーネーションはパステルカラーが合うなあと思っています。
はっきりした色合いがかっこいいバラとはまた違う存在だなあと。パステルカラーが似合うなんて、なんだか女子的な感じですね。

今年の冬は比較的暖かいですが、2月くら

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イエローのリース

イエローのリース

イエローのリース。

まあるい花は、グラスペディア。花も、花弁があって…という形ばかりでなく、こんな不思議な形があったりするのも面白いなあと思います。きっとグラスペディア単体はとても素朴な花なんだろうなと思いますが、リースにするといい存在感なんです。

相変わらずシルバーデイジーも登場率が高い。あとは、小さくて素朴な花たち。そして、ユーカリグニーの葉。

もう少し大きなリースサイズなら大きな花

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パープルのリース

パープルのリース



去年から、THINGS BOTANICALというブランドでドライフラワーのリースを作っています。

こちらは、シルバーブルニアとバンクシア・フォルモーサの葉をアクセントに使ったパープルのリース。
シルバーブルニアは、まあるくてころんとした実物のような形状。バンクシア・フォルモーサはギザギザの葉です。

どちらもリースの雰囲気を締めてくれるまさに名脇役。

この時期はシルバーデイジーもよく使

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イエローのスプレーバラ

イエローのスプレーバラ

イエローのスプレーバラを買ってきました。なんだか元気をもらえそうな鮮やかなイエロー。ユーカリと一緒に飾ったら、ボリュームがでてサマになったかな?!

大輪のバラもステキだけど、ちいさなバラがちょこちょこたくさんついていてかわいいスプレーバラも大好き。

組み合わせで考えると、やはりグリーンがあるほうがバランスが取れるなあと思います。同じ色や種類を近くに並べて3種類くらいでバランスを取るのは、割とど

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