アムレット

和歌山初の訪問型病児保育の開設を目指す看護師です!

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最近の記事

病児保育開設を目指すナースのお話。〜vol.4〜

ICU。 intensive care unit。 生命の危機に瀕した患者が入院している病棟。 より高度な医療と看護が求められる場所。 手術室から全く畑違いなところにやってきた。 アラーム音やら機械の作動している音やら。 何で鳴ってる?大丈夫? アラーム音が鳴るたびに聞こえてくるナースの声。 『はーい、いまーす、大丈夫でーす』 朝はドクターの回診から始まるが、これがもうちんぷんかんぷんなわけ。 何言ってんだ? ところが、先輩ナースたちはそんなドクターたちと丁々発止に

    • 病児保育開設を目指すナースのお話。〜vol.3

      家を出た私は紆余曲折、カクカクシカジカの末に親戚の家を間借りし、一念発起、看護学校入学のための受験勉強を始めた。 そもそも幼稚園児の頃から、 特に理由もなく私は『かんごふさんになること』が夢だった。 のちに、生後まもなく生き別れた母が 看護師だったことを知るが、なるほど血は争えない。 そうよ私、看護師さんになりたかったんだった。 家出から6年後、2016年の春、私はやっとのこと念願の看護師になった。 新卒で配属されたのは、 『手術室』。いわゆるオペ看というやつ。 な

      • 病児保育開設を目指すナースのお話。〜vol.2

        保育園看護師としての職を辞した私が次に向かったのは『訪問看護』の世界。 なぜなら、ベビーシッターはよそのお宅に訪問するから。 ここで、話はずーーーっと昔に遡る。 私は28歳で地元の看護学校を受験し3年間の学生生活の末、晴れて31歳でナースになった。 受験勉強も含め、まぁとにかくよく勉強した。 10代や20代の頃に比べ1年の重みが違う。 また来年があるさ、なんて悠長な気分にはなれない30代。留年なんて死んでもあかん。必死になった。 あー、もっと早く受験しておくんだったな。

        • 病児保育開設を目指すナースのお話。〜vol.1〜

          はぁー、今日も一日が終わった。やれやれ。 訪問看護の仕事についてまだ半年。 疲労感は日に日に増すばかり。 ただ、私がこの仕事に就いたのは目的がある。 そう、私の夢は 『訪問型病児保育』の事業を開設すること。 訪問型病児保育、とは簡単に言うと 病児専門のベビーシッターということ。 お家でパパやママ、時におじいちゃんおばあちゃんに代わって体調不良のこどもを保育する。 これを私はここ和歌山市でやりたい!! 子育て経験ゼロの私がまず飛び込んだのは こども園でのお仕事。 保育園

        病児保育開設を目指すナースのお話。〜vol.4〜

          産後うつ。

          産休入りする同僚もいれば 産休明けで復帰する同僚もいます。 先日、ママナースと『産後うつ』の話になりました。 1人目を出産後、乳腺炎になり おっぱいは痛いし子育てがつらくてつらくて いつも泣いてばかりだったそう。 そんなときに見るインスタ。 こどもがかわいい、子育てが楽しいの文字が並ぶ。 それに比べて私は‥子育てを楽しいと思えない、こどもをかわいく思えない。こどもをかわいく思えない私っておかしい?そんなふうに感じ、とても精神的に追い込まれつらかった時期の話を教えてくれました

          産休入り。

          昨日は職場の同僚が産休に入るので、 お祝いとお疲れ様とお世話になりました、ありがとうなどあらゆる思いを込めてちょっとしたプレゼントを渡しました。 彼女とは親子ほどの年齢差がありますが、 ほんとに頼れる存在でたくさん助けてもらいました。 彼女は兵庫県出身なので、今後は『アウェイ育児』を経験することになります。 和歌山には両親、信頼できるお友達が誰1人いない。職場の同僚と言えど彼女からすればみんな大先輩です。なかなか子育ての悩みを話す機会はもてなさそうです。(しかも、気遣いな

          親子の大切なコミュニケーション。

          親子のコミュニケーション。 同じものを見て気持ちを共有し言葉で伝え合う。これが大事なんだそうです。 ただし、向き合って、ではなく横並びで同じ角度からモノを見るのがベストなんだとか。 こどもを支援するスタンスでも、 最終的には『向き合う』が最初からは向き合わない。立ち位置はこどもの横で寄り添い同じモノを見る。 それからすると、こどもの『ひとりテレビ』 テレビが子守りの場合。 テレビを見るのもスマホでYouTubeを見るのも決して悪いことではなく、ひとりで見る、ってことが問題

          親子の大切なコミュニケーション。

          ファミサポ講習会。

          今日もファミサポ講習会。 今日は和歌山大学米澤教授の講義があります。 『子育てと子育て支援のあり方に関する心理学的考察』 読んでいて、 『ほぉー😳』 の連続でした。 やっぱりこの論文でも 目的の先には『こども』がいます。 (こどもがその現実をどう受け止めているか) そこに親の関わり、そして周囲の母親へのサポートの必要性が見えてきます。 親子関係の偏見についての研究結果では 母親の育児不安は父親の子育て参加度とは関係がない、ということが分かっています。 「行動」で感じる

          ファミサポ講習会。

          アウェイ育児と子育て支援。

          先日のファミサポでの講座。 実は『子育て支援』施策は、平成元年から始まっていたそうです。当時の出生率は1.57。 2.0をきるとヤバいと言われるなか始まって それから35年?6年?結果、出生率ってどうなってます? 講師の方曰く、子育てに関して最近はSNSで情報をとることが多く、入ってくる情報量が多すぎて混乱しているママが多いとのこと。 子育てに限らず、昔は親から教わったことが今は全部スマホから教わる時代。 100人こどもがいれば100通り。みんな違う。 しかも『アウェイ育

          アウェイ育児と子育て支援。

          少子化対策。

          合計特殊出生率。1.20。 合計特殊出生率とは、1人の女性が一生の間に出産するこどもの数のことです。 とうとう東京では1を割りました。 和歌山県は1.33。 出生数でいうと、2023年は年間約72万人。 第二次ベビーブーム(1972〜1974)では 年間200万人の赤ちゃんが生まれていたことを考えると驚異的な減少です。 この時の合計特殊出生率は、2.1。 ちなみに第一次ベビーブームでの合計特殊出生率はなんと4.5!!(父は4人きょうだい、母は6人きょうだい) 戦後すぐの混乱

          少子化対策。

          病児保育

          和歌山市のファミサポ利用件数。 年間約1200〜1400件。 月平均約110件ほど。 これが、病児を預かるとなると 年間約40件。 月平均3人程度。 利用者数がぐーんと減ります。 ファミサポ事務局に講習会の申し込みに行ったとき、病児も預かります、と伝えました。 『それはほんとに助かります。体調不良のこどもを預かってほしいという依頼があってもお断りされることが多いので‥』 とのこと。 病児を預かってもらえなくて困っている、というファミサポのお話は別の方からも聞きました。

          チャイとSDGs。

          楽しみにしていた高野山での阿字観瞑想体験。 あまりにも雨がひどくキャンセルしました。 こんな天候での山行きは怖い。 お大師さんには呼ばれなかったよう。 ザンネン。 こんな日は火曜日のみオープンのカフェに行こう!大雨のなか、お気に入りのチャイで身体を温める。 あ!SDGsの本、買おうと思って忘れてる! 持続可能な開発目標。 難しいのは時間がかかるのでこども向けの本で学ぶ。 アムレットはどれかなぁ。 おそらく5と11。 5.ジェンダー平等の達成 日本は残念ながらジェンダー後進

          チャイとSDGs。

          失敗から学ぶ

          ここ最近はボーっとする暇がない! のんびりもしていない。 1年前の今頃は、 ボーっとする時間が死ぬほどあった。 『こんなことしてる場合じゃないのに』 分かっていても動く気配なし。 アーユルヴェーダサロン経営とは名ばかりで、経営のけの字もできていない。 集客しないとなぁ‥ 宣伝しないとなぁ‥ 気持ちばかり焦る。 私がほんとにやりたかったことはこれなのか? こんな生活がしたかったんだったっけ? 3日も休みがあれば 一人暮らしの私は誰とも話さない日が3日間続く。the・

          失敗から学ぶ

          進化し続ける人々

          先日、ベビーマッサージの教室がありました。 マッサージの時間よりこどもと遊び、ママとおしゃべりしてる時間のほうが圧倒的に長い笑! 始めて会ったときはママの腕の中で、まだまだ『赤ちゃん』だったのに。 それからやっとつかまり立ちができ、不安定ながらも歩けるようになり。 今ではソファの上でジャンプできます。 すごいすごい👍 マッサージの時も自分で服を脱ぎます。(なかなか着てくれないけれど😆) おしゃべりも上手にできるようになりました。かわいい声で『しぇんしぇい?(先生)』と呼ん

          進化し続ける人々

          試行錯誤と迷走

          考えてみれば、 病児保育の開設目指し活動を始めてから まだ1年も経っていません。 試行錯誤を繰り返し、なんとかSBCに辿り着きました。 試行錯誤は最近のものではありません。 ここ何年か、ずーっと試行錯誤です。 病院やめる! と思ったきっかけは『予防医学』。 アーユルヴェーダに魅せられてサロン経営に乗り出しました。 それまで通っていたエステサロンのオーナーに声をかけられ、サロン内の一室を使ってアーユルヴェーダサロンを始めました。 メニューはどうする? 料金設定は? 広告はど

          試行錯誤と迷走

          手書きのノート

          メディア向けのプレスリリースに書くキャッチコピーを考え中。 言いたいこと詰め込みすぎて長くなってもダメだし。キャッチーなものを。 頭に浮かんだことはすぐノートに書き書き。 私は完全に手書き派です! 百均で購入した落書き帳にひたすら書きます。頭の中に思いついたこと整理したいことをひたすら書きます。 パソコンでは追いつかないし、どうも整理できない。手書きのほうが脳が活性化するらしく、これは納得。 記憶と理解は手書きがベスト。 新しい発想も生まれやすいのだとか。 私は断然、手書

          手書きのノート