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始まりの雨|詩

「始まりの雨」

ふくよかに芽吹いた君が
堪えきれず溢れさせた雨の理由わけ

見抜けなかった理不尽と
なにも出来ずの自分が悔しいと
すがり辿々しく語る小さな肩
それでも守りたいものがあるのだと
細い腕は力強く震えていた

君ならきっと大丈夫
僕ならずっと傍にいるから

陽だまりを抱きしめて
ただ愛していると伝えて欲しい

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