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Photo by
chitoseshizuoka
最初の海外
カナダでした。
大学に入って最初の夏、友達のお姉さんがワーホリで行っているカナダへ。
はじめての飛行機は、懐かしのボーイング777。
急に思い立って、パスポートが作れるギリギリの日数しかなかったです。格安航空券というものの存在をはじめて知りました。牛と鶏と一緒に暮らしていた田舎者には、イエローページ(懐かしの電話帳)で旅行会社を調べる事が既にカルチャーショックで、よく覚えています。
もうひとつ、その場面を覚えている理由があって、その場面を高校生の時に夢に見たことがあったからです。
「夢に出てきた部屋はベッドがあって、そこで電話帳で旅行会社を調べてるんだよ。ベッドなんてないし、電話帳で調べるようなもん田舎にはないのに、変な夢だった。」と友達に話した覚えがあるんです。
まあ、それはいいとして、カルチャーショックな旅立ちは格安航空券からでした。調べた結果、初海外は伊丹空港で出国するけど、そこから成田に飛んで、成田では制限エリア内で過ごして、そこからバンクーバー行きに乗る便でした。窓側の隣には知らない外国人の男性がいて、嬉しすぎて大興奮の私に、「この飛行機はsafeだから」と説明してくれました。
初の長距離フライトを終えて降り立ったバンクーバーの空港の通路には、「ようこ そカ ナダへ」と書かれたプレートが。
Welcome to Vancouver.っていう風に、3文字だと思ったのかもしれないなあ。
風邪ひとつひけない世界になるとは思いもしませんでしたね。子供と2人きりのシングルです。遠くても仲間や繋がりを大切に走ってきました。世の中が変わりましたが、アロマとハーブを知って次々と思いもしなかった扉が開いています。健康を翼にして、必ず世界中の友達に会いに行きます。