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自分の人生とビジネスをつくるために

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2022年7月の記事一覧

発信と仕事が結びつかない時に見直すべきこと

発信が販売に繋がりません、と相談されることがある。 私の売上は全て発進経由の指名で、それはコーチング人生の初めから変わらない。 紹介もない。口コミを見て……というわけでもない。全員がそれぞれ、私の発信を見て直接連絡をくれる。 発信と仕事が結びつかない、という悩みを持つ方の発信を見させていただくことも多い。 よくあるのは、「売り手なのかわからない」というシンプルなものだ。 発信者は、当然自分が売り手だとわかっている。けれど、読者からしたら、ただ発信している人なのか、仕

納得できないルールを捨てたあと

納得できないことを、飲み込める人と、飲み込めない人とがいる。 今日は夫の会社の人とのご飯にお呼ばれして焼肉を食べてきた。 一緒にご飯を食べた子は、なんでもそろそろ退職してしまうそう。部署は違うので夫の直接の部下ではないのだけど、懐いてくれていたのもあり夫が誘ったのだった。 若くギラギラした子で、次は投資用の物件なんかを扱う不動産業界に転職するらしい。 私は場違いじゃないかしら?と思ったけれど、その子も本をたくさん読んだりしてよく学んでいて、「俺じゃそこはわかってあげら

やりたい気持ちに、確信が持てない時は

間違ってたらどうしよう。 合ってなかったらどうしよう。 やりたいこと、好きなこと。 その道に進んで極めたいと思っているのに、頭の中で「その気持ちって本物なの?」と声がする。 やりたいとか好きとか、気持ちを数値化することはできない。 だから、確かめることが出来なくて、ふとした瞬間不安になる。 好きって言っていいほど好きなのかなとか、自分の思いは人に比べて浅いのではないかとか。 私は今、コーチングで生計を立てている。いわゆるプロである。 けれど、「コーチングについて知

その「できない」、本当はできるのかも

思い込みが、自分ができることを狭めている。 今日わたしは、子を産んで初めて、子供を連れて髪を切りにいった。 上の子は幼稚園。下の子(1歳半)を連れて。 子供が生まれてから、髪を切るのは夫が「見てるから行ってくれば?」と声をかけてくれたその日に慌てて空いているサロンを探して行く、という感じだった。 それも、カットだけ。子供を見てくれてることへの罪悪感で、ほかのメニューを入れられなかった。 今日の朝ふと、「夫に気負いせず美容院に行きたい」「好きなメニューをやってもらいた

鍵は人間関係が持っている

どういう人間関係を築くかで、仕事も、自分自身も、楽しく伸ばせるか変わってくる。 息子(3歳11ヶ月)と行く水族館は本当に面白い。本気で、誰と行くよりも一番楽しい。 生き物にとても詳しく、すでに母を上回る知識を持っている。だから息子の説明を聞きながら展示を見て回ると、ガイドさんに付いてもらってるみたいだ。 「これは美味しいけど毒があるから触る時は気をつけないとだめ」 「このツノがあるのはトラウツボだよ」 「コブダイのコブはぶよぶよでやわらか

「いいね」が必要ない理由

いいねがもらえないんです、そんな相談を受けることがある。   反応がないと、届いていないのではないか、伝わっていないのではないかと不安になる。 コーチングでは、すでに知り合いだったり、身近な人に買ってもらうというのが、スタート時のよくあるパターンだ。 けれど、私はそれができなかった。 たまたまコーチングに興味があるという人だったらまだしも、「コーチングしたいから買ってくれない?」と巻き込める友人がいなかった。 職場にはコーチングはおろか、自分を引き上げるための本を読

プロに頼るとどうなるの?

身近にプロを置くのは、どんな影響があるか。 第一子では手取り足取り教えていたことを、第二子が教えてもいないのにスっとやっている。 特に遊びの中で見える仕草は顕著で、電話のマネ、恐竜をつかってガオガオと遊ぶこと、ミニカーをブンブン走らせること…… 第一子は保育園に入ってから遊びがグッとじょうずになった。第二子は、上の子を見ながら自然と身につけた感じがする。 これが、プロを身近に置くということなのだと思う。 私は親だけど、もう大人なので、遊びのプロではないのだ。その点、

今の自分を受け入れるってどういうこと?

いつの間にか、「自分には○○不足している」という焦りを感じなくなった。 元々はいつも足りない感覚に取り憑かれていて、アフィリエイトをしていたときはノウハウコレクターだった。 コーチングの資格を取ったあとは、カウンセラーの資格を取ろうか悩んだ。 自分に満足してみたいと思う一方で、学ぶことも好きだったから、満足したら学ばなくなるのではという怖さもあった気がする。 一生懸命学べる真面目な自分にしか、自信がなかったから。 自分に向き合うのは辛いプロセスもあったけれど、ふと気

「思い通りにいかない」と思ったら

コーチングを受け出した頃、はっきりと「自分を幸せにしてあげたい」と感じた。 人は毎日、35,000回選択をしているらしい。 え、なにをそんなに?と思うけど、ケンブリッジ大学の研究らしいからなんだか信ぴょう性はある。 自分を幸せにしてあげるには色んな方法があるけれど、取り組みやすい一歩目が、日々の選択に妥協しないことだと思っている。 妥協しないというと堅苦しいけれど、そんなに大それたことじゃなくて。 ベストな選択肢を、自分のために選んであげるということ。 コーチング

発信は「有益」じゃなくてもいい

ためになることを言わないと、有益な情報を提供しないと、と思うと、発信は続かない。 情報発信をしようとすると、「有益なこと」を言わなきゃいけない気がしてくる。役に立ちたいと思うから。頼って欲しいと思うから。 それでも、毎日発信を続けていけば、いつかは言いたいことを言い切ったのではないかと思う日はくる。いわゆる、ネタ切れである。 そんな時、まだ自分でも答えが出ていないことや、日常の些細な気づきを、晒す勇気が持てるか。 本来発信は、難しいことじゃない。女子高生がする自撮りも

余力はない、でも打破したい

余力はないけれど、変えたい現状がある。 これ以上どうしたらいい、何を削ればいい? 変化したあとなら、時間や金銭の余裕が出来ていたりして、取り組む隙間が増えていたりするのだけど。 変化させたいスタートラインでは、お金が無い、時間が無い、何を削ればいいかわからない。 考えるだけで気が遠くなりそうになることがあります。 ひとまず簡単な方法としては、やはりお金より時間を作ることの方が心理的には取り組みやすいと思います。 作業を進める、というと、すこしまとまった時間が必要な

高みを目指す時の落とし穴

上を目指すにも、苦しいパターンと楽しめるパターンとがある。 「動きましょう」「行動しよう」と、私はよく言っている。 少しでも幸せになるために。 もっと好きな自分になるために。 私のところへ相談に来てくれる方は、「もっと学びたい」「もっと上を目指したい」というメラメラとした野望に満ち溢れている方が多い。 それはとっても素敵なことで、基本的に私もそう思っていて。 けれど、進みたい前向きな気持ちと比例して、進めない苦しみを抱えている方がたくさんいる。 いい刺激をたくさん

お前はここで変わるんじゃなかったのか

変わると決めたのに、なかなか変化が見えない。辛い。いつ変わるの?ゴールはあるの?それは近いの遠いの? わからない、怖い、何もかも捨てて逃げ出したい。 昔書き込んだノートを見ていた。 『もう言い訳して諦めたくない』と書いてあった。懐かしい気持ちでページをめくる。 『募集しても問い合わせすら来ない』『向いてないかもしれない』と書いてあった。 そしてその後しっかり2行空けて、大きく 『お前はここで 変わるんじゃなかったのか』 と書いてあった。 コーチングでお金を稼ぐとい

自分という花の、咲かせ方。

咲いた花を根っこごと引き抜いた。裸足で逃げ出して、ボロボロになりながら、自分で咲きたい場所を見つけた。 生い立ちからくる呪いに気がついて、自分を変えようとコーチングを受けた、かつての私の話だ。 置かれた場所で咲きなさい、という言葉がある。 良い言葉だなとは思うのだけど、置かれたところから逃げ出し続けてきた私のような人間には、後ろめたくて胸が締め付けれられる言葉だ。 置かれたところで咲けなかった。 いや、前職で評価されていたこともあったのだから、咲いていたかもしれない