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鍵は人間関係が持っている


どういう人間関係を築くかで、仕事も、自分自身も、楽しく伸ばせるか変わってくる。


息子(3歳11ヶ月)と行く水族館は本当に面白い。本気で、誰と行くよりも一番楽しい。


生き物にとても詳しく、すでに母を上回る知識を持っている。だから息子の説明を聞きながら展示を見て回ると、ガイドさんに付いてもらってるみたいだ。


「これは美味しいけど毒があるから触る時は気をつけないとだめ」
「このツノがあるのはトラウツボだよ」
「コブダイのコブはぶよぶよでやわらかいんだよ」

あなたそんな顔してコブやわらかいの?



子育てにおいて、こどもに「すごいね!」と忖度する場面は結構多いなと思うのだけど、忖度ではない「よく知ってるねぇ、すごいなぁ」を連発してしまう。



こどもにも、大人が本気で感心しているのは伝わるような気がする。




元々知識欲があった息子も、水族館や動物園によく行くようになり、知識を披露できる場面が増えてからさらにグッと知識が深まって語彙も増えた感じがする。

得意を伸ばすってこういうことなのかしら、と。


私たちの持っている知識やスキルも、同じなのかもしれない。

本気で、「わぁ、すごいなぁ」と思ってくれる相手に渡すこと。

喜ばれるのは嬉しい、喜んでくれる人に渡すためにもっと吸収したくなる。


それを軽んじる人や、欲しがるだけ欲しがって喜んではくれないような相手に渡すことはないのだ。


息子も、夫と水族館を回らせると、明らかに萎えぽよ状態になっている。夫が、「コブダイ?そんなことよりイルカショー見ようよ!」というタイプだから。

夫は息子の知識を、無意識に軽んじてしまっていて、それが息子にも伝わっているのだと思う。


私たちの持ち物には、すべてバックグラウンドがある。私は息子がコブダイの話をしてくれている時、その知識が定着するまでの息子を想像して胸がキュンとなる。


なにもお腹の中でコブダイの知識を学んでから産まれてきた訳ではない。

コーチングだってほかの仕事の知識だって、すべて同じ。その裏側に敬意を払ってくれる人へ、私からも最大の敬意を。


そういう信頼と敬意にあふれた人間関係の中でなら、仕事が上手くいかないわけがない。価値を提供できないわけがない。


どんな仕事か?どれだけ技術があるか?ももちろん大切なのだけど、人間関係のなかで開花することもあるとどうか知っていて欲しい。



私はいまどんな人間関係なのだろう?と整理したくなったら体験セッションを。

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