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高みを目指す時の落とし穴


上を目指すにも、苦しいパターンと楽しめるパターンとがある。



「動きましょう」「行動しよう」と、私はよく言っている。


少しでも幸せになるために。
もっと好きな自分になるために。


私のところへ相談に来てくれる方は、「もっと学びたい」「もっと上を目指したい」というメラメラとした野望に満ち溢れている方が多い。

それはとっても素敵なことで、基本的に私もそう思っていて。


けれど、進みたい前向きな気持ちと比例して、進めない苦しみを抱えている方がたくさんいる。


いい刺激をたくさん受けて成長したい!とか、知識を付けて高みを目指したい!というのは、裏を返せば、停滞はいけないとか、後退してはだめだというような思いを増幅しかねない。


生きていれば、時には立ち止まったり、少し戻って歩き出すような場面に出くわすものだ。

自分で決めてそうせざるを得ないこともあるし、他人に巻き込まれてそうなってしまうこともある。


立ち止まっている自分や、一度引き返す自分を、受け入れてあげられるか。


高みを目指すのも、成長するのも、自分のため。幸せを感じるため。

なるべく幸福度高く生きていきたいのであれば、停滞する自分をわざわざ否定する必要もない。


前へ上へと意識が向きすぎて、そうではない自分を否定してしまうと、どんな事が起きるか。


ダメだ!嫌だ!という感情は強い。色んな情報をシャットダウンさせてしまう。


停滞も後退も実は一時的なもの。

長期的に考えれば、それらは成長に必要なシーンなのだ。


けれど、シャットダウンしてしまうと、咀嚼して栄養に変えていくことができない。口に入れることを拒否しているのと同じだから。

結果、高みを目指すあまりに成長が遅くなる、という皮肉なことが起こってしまう。



成長するタイミングを逃さないというのは、どんな事が起こっても(例えそれが一時的なマイナスでも)、これを必ず成長に結び付けてやる、という視点を持ち続けることだ。


この視点があれば、起きることすべては成長に紐づけられるから、多くの場面で楽しく上を目指せる。



私にとっての「行動」は、前後ろ上下左右、とにかく移動をする、ということだ。いつも前に向かえる訳ではない。向かいたい方向から逸れたり、目的地から遠ざかることも前提のうちなのだ。


だから今は、いろんなチャレンジを楽しめているのだと思う。


前に向かった移動しか行動とみなさない!としてしまうと、自己否定する上に、受け取れる情報やエッセンスは少なくなってしまう。そりゃどうしたって、苦しい道中になるだろう。


そしてこれが結構大切なことなのだけど、「前に向かった移動しか行動とみなさない」というのは、単なる考え方の癖でしかない。

癖だから変えられる。癖は、気がついて、修正するのを繰り返すことで弱くなる。


同じことを無意識に繰り返すことで、脳みその回路はショートカット機能が付くらしい。つまり、これまでずっと「後退=だめ!」を繰り返している人はその思考が素早く・強固になっている、ということだ。


それに気がついて修正していく。

「後退=成長のエッセンスはどこ!?」という思考を繰り返す。
するといつかは、頭の中で何ステップも踏まずに、ネガティブな出来事の中から成長のポイントを自然に探し出す回路がショートカット機能で呼び出せるようになる。


そうなった時にはきっと、進んでも止まっても下がっても、どっからでも成長できる自分になっているはずだ。



自分の癖にはなかなか気が付きにくいこともある。よくわかんないけど、いつも同じようなつまずきを感じる、そんな時は癖が作用しているかもしれない。そんな時は、フラットな目線の第三者と話すことで解決の糸口が掴めるかもしれない(私とかね!)。



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