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白藤あめ
2019年5月30日 23:25
大学4年、11月。わたしは閉鎖病棟にいた。真っ白の部屋の、真っ白のベッドの上。10月2日朝7時、ほとんど毎日働いていた塾の仕事をクビになった。その後、お昼を迎える前に、わたしは睡眠薬とお酒を飲んで倒れた。救急車を呼ばれたわたしは、そのまま病院へ搬送された。記憶は断片しかない。さいわいにして飲んだ量が少なかったので、点滴を一晩して、退院した。2日目の朝に、お医者さんに「初めまして
2019年5月30日 16:01
わたしが閉鎖病棟である4病棟、通称「4病」で2週間の間にした暇つぶしをご紹介します。ネットもなくて、自由にどこかへ行けない鍵付きの世界。思ったより、結構、苦痛ではなかった。文を書くこれが1番長かった。大量のルーズリーフと多種多様なペンを持ち込んで、ずっと日記だったり、思い出したことを書いていました。何も浮かばない日には文を書き写しました。とにかく書きました。日記は2週間で224ページ