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【読書の秋】星 新一作品の中で印象に残っている話

こんにちは。

アマチュアFPのえとうです。

本日でnote連続投稿86日目となります。
よろしくお願いいたします😂

①はじめに

先日こちらの2記事で、
私が中学時代に読んで良かった本をご紹介しました

この記事の中で、
「星新一のショートショートシリーズを中学時代に全て読んだ」
という話をしたのですが、
10年以上経って社会人となった今でも印象に残っている話があるので、
今回はそれをご紹介したいと思います。


🚩まず「星 新一」とは

星 新一とは
日本のSF作家です。


「ショートショート」と呼ばれる短い短編小説を、
生涯に渡り1000作品以上発表した

という点で特に有名な作家です。


また、今年の夏にNHKで連続ドラマ化されていた
という点でも今なお高い人気を誇る作家です。
(私の知る限りNHKで連続ドラマ化されるのは2度目だと思います。)



🚩私が読み始めたきっかけ

小学校の時に受けたテストの問題文として出題されていたことをきっかけ
読み始めました。

このきっかけで読み始めた方は多いのではないかと思います。

ひとつひとつの話が短く1話で完結するので、小学生でも読みやすいです。

ショートショートシリーズは全部で1,000話以上ありますが、
中学時代で全て読み切りました


②星 新一作品の中で印象に残っている話

ここでは、
星 新一の作品の中でも今でも印象に残っていて、
これから読書を始める人にもおすすめの本をご紹介します。
(ネタバレはありません)

🚩ボッコちゃん

✅あらすじ(Amazonより抜粋)
バーで人気の美人店員「ボッコちゃん」。彼女には、大きな秘密があった……。

✅感想
恐らく星 新一の作品の中で一番有名な話です。
自分が初めて読んだ作品でもあります。
多くを語るとネタバレになりますが、結末に大きな衝撃を受けました。

また本作が収録されている新潮社の「ボッコちゃん」は、著者が傑作50編を自選しており、有名な作品が多数収録されています。

現代にも通じる話と言われる「おーいでてこーい」
ドラマ化もされた「生活維持省」
世にも奇妙な物語で映像化された「殺し屋ですのよ」 など

星 新一作品の入門書としてオススメの一冊です。


🚩声の網

✅あらすじ(Amazonより抜粋)
ある時代――電話は単なる通話の道具ではなかった。ある番号を回せば、自分の商売に関連した情報が即座に送られてくる。診察器と組み合わせれば、居ながらにして病院の診察もうけられる……。そんなある日――メロン・マンション1階の民芸品店の電話が鳴り、「そちらの店に強盗がはいる」とだけ告げて切れた。そしてそのとおり、店は強盗に襲われた。それを契機に12階までの住人に次々と異様な出来事が。――謎に満ちた12の物語がつくるショッキングな結末とは?

✅感想
「AIによる管理社会」という現代の問題にもつながる作品です。
また、本作はショートショートでは無く長編小説となっています。

ところで星 新一は「未来の先を見通す発想を持つ」事で知られています

有名なエピソードですが、
TV番組で「未来の食事はどうなると思いますか?」という質問に対して、
「おいしいゼロカロリー食」が主流になると答えた
、という話があります。

実際現代社会では「ゼロカロリー」をうたった食事が人気となっており、
かなり先見性がある回答だと思います。

本作は「電話」という形ではありますが、
人工知能による管理社会を描いています。

初版は1970年ですが、AIによる管理社会が近づきつつある現代社会を鮮明に予見している様な作品です。


🚩午後の恐竜

✅あらすじ(Amazonより抜粋)
現代社会に突然巨大な恐竜が次々と出現! 蜃気楼か? 集団幻覚か? それとも立体テレビの放映か?──地球の運命をシニカルに描く表題作。

✅感想
予想外の結末がとても印象に残っている作品です。
恐竜の登場」がどのように「地球の運命」に繋がるのか、
もう一度記憶を消して読みたいと思える作品です。


③まとめ

今回は「星新一のショートショート」について、今でも印象に残っている話についてお伝えしました。

まとめると、

✅ボッコちゃん
✅声の網
✅午後の恐竜

でした。

特に新潮社の「ボッコちゃん」は入門書としておススメです。
読書の秋にご参考になれば幸いです。

それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました😂


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