名曲から人生訓を語るRADWIPSの【棒人間】「ねぇ僕は人間じゃないんです、ほんとにごめんなさい」の意味とは
こんばんは、あまたつです
最近はRADWIPSの曲を聞いてのんびりしています。
今回は、前前前世で知られるRADWIPSの名曲【棒人間】を語りつつ、僕の人生を伝えればなと思います。実はこの曲は発達障害や知的障害、うつ病、統合失調症と言った目に見えない障害を抱えた人が共感できる歌詞なんです。
棒人間はフランケンシュタインの恋というドラマの主題歌です。ドラマは観たことはないので、怪物が人間になりたい曲かなと思っていました。
また大学生の時、初めて曲を聞いたときは意味不明でした。しかし、就職活動でアスペルガーやADHD、躁鬱が発見するとこの棒人間の曲の意味がわかるようになりました。
まずは聞いて見てください!(無理に聞かなくても大丈夫です)
こんな感じの曲です!
この歌詞に出てくる【人間】って【健常者】って意味だと思っています。
同じ人間の形をしているのに、人とは違う生き物のように感じるときってありませんか?
僕はあります。
小学生の時は物をよく失くしたり、周りができることができなかったり、なんか違う。家族や友達からも攻められて、僕は普通【健常者】じゃないと少し感じていました
アルバイトの時、始めはみんなと仲良く仕事ができていましたが、簡単なミスを連発し、店長を<苛つかせ怒らせて>いき、バイト先のみんなとは険悪になってしまいした。
なんで仕事ができないのか分からないし、どうやったら周りの人と同じようにコミュニケーション取ったり、仕事できるのか悩んでいました。
就職活動の時には集合時間には間に合わない、履歴書が書けず何度も失敗。自分は強く人とは違うんだと思いました。
人間(健常者)のふりをしようとしても、結局ダメダメだったんです
卒業してからは障がいを抱えた人が就労を訓練する就労移行支援事業所に行きました。
周りは発達障害、知的障害、うつ病、統合失調症の人という社会に上手く適応出来なかったメンバーが揃っていました。
その場所にいるときだけ、自分は普通じゃなくてもいいんだなと安心することができたんです
メンバーの中に一人18歳くらいの女の子がいました。その子は知的障害があるらしく、簡単な漢字や足し算引き算ができませんでした。
「あの子は生活するのも大変なんだろうな。」と思っていました。
しかし、その子は決して自分の可能性、人生を諦めていませんでした。休み時間には小学生がやるような漢字ドリルや算数ドリルをやっていました
<人間として初歩中の初歩を何ひとつできない>状態のその子は懸命に人間になろうと努力していたのです。
僕はその姿を見て、「なんて頑張る子なんだろう、人間性が素敵だな」と思ってしまいました。
そこで突きつけられたのが人間性ってなんだろう。
仕事がバリバリできる、モテる、性格など人の良さを人間性として評価されるのは分かりますが、出来ないのに人間性が素敵と感じてしまいました。
そこで思ったのが、
自分の悩み、コンプレックスと葛藤したり、試行錯誤しながら前に進んでは後ろに下がるを繰り返すのが人間なんじゃないかと思えたのです。
引きこもりの人も人生に悩み葛藤している時点で立派な人間ということになります。
つまり、【人間であろうともがき苦しみ抗う時点で人間】なんだと。
障がいを抱えた人は他の人よりももがき苦しむため、人間性を高められるのではないかと思っています
確かに周りと違うことへの疎外感は苦しいです
すぐに解消するものではありません
僕も統合失調症や発達障害で悩みっぱなしです
今は、同窓会など学生時代の友人と会いづらいという悩みがあります。
統合失調症や発達障害を理解して貰いにくいし、仕事をまともにできないことも理解してもらえないだろうなって考えてしまいます
僕は人間じゃないと囚われている状態です
だから、いつかは自分の気持ちが落ち着いて同窓会などに参加できたらなと思います
また同じ境遇の人達と触れあうというのも1つの対処法です!
病院のデイケアや病気を抱えた人達の集まりに参加してみると仲間意識が芽生え、疎外感が減ります。
僕はデイケアや支援センターでのクラブ活動で仲間意識が増し、自分を許容できるようになりました
自分も人間でいいんだ、病気があってもみんなと同じなんだと思えるように生きていたいです!
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