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統合失調症を抱えた人が社会に出て活躍する時代がやって来た!

こんにちは、あまたつです
今回は統合失調症などを抱える人が活動する当事者活動やピアサポートなどを語っていきます。

ピアサポートがわからない人にも分かるように説明するので安心してください。

ではこの記事を読んでいるあなたに聞きます
統合失調症を抱える人のイメージとはどのようなものでしょうか。

部屋の中で発狂している、コミュニケーションがとれない。

色々あるかと思います
合っている人もいるかと思いますが、僕が病院やデイケア、B型作業所と生活しているなかで上記のひとは滅多に会いません。もちろんデイケアに通っている人は健康だからということもありますが。

そして病院に入院している人はたまに見かけます
僕自身は入院中叫んだり、コミュニケーションがとれなかったりしたそうです

また妄想が強くなったり、幻覚や幻聴に悩まされてる人も多いです

しかし今は医学が発達し薬も増えているので、健常者と変わらずに生活している人が大勢います。
もちろん症状が重くて家からなかなか出られない人もいますし、入院生活から抜け出せない人もいます。

しかし統合失調症=社会で活動出来ないというのは偏見でもう活躍する時代がやって来ました!

ではどんな風に活動しているのかを説明していきます

まずは当事者活動です
これは統合失調症など病気を抱えた人が主体となって活動することです。

例えば僕が所属する音楽サークルは以前、統合失調症を抱えた人がメインのメンバーで活動をしていました

当時は僕はいませんが音楽サークルの部長曰く、病院や福祉施設でのギターや歌の演奏会をやり楽しませていたそうです

当事者活動では社会と触れあうなどで障がい者意識を変えることもできますし、誰かのためにということで、どんどん活動をしている人が元気になるという効果もあります。

僕自身、まだ当事者活動をしていませんが、音楽サークルに入りセッションを続けるなかで元気になってきました。

音楽サークル入る前は目が死んでるとよく言われましたが、最近は目に力が入っているねと言われることも多くなりました

これからどういう形で社会の中に参加して、活動を広げるかは決まっていませんがとても楽しみです

当事者活動はサービスを提供する側にもメリットがあるし、やっている本人にも元気が出るようになり病気が回復していくという意味で効果的なんだと思います。

ではピアサポートについて説明していきます

こちらも障害を抱えた人が活動をする当事者活動には変わりませんが、こちらは「仲間同士の助け合い」という意味で同じ病気を抱えた人が助け合いながら人生を好転させることを行っています。

ピアサポートは養成研修に参加などして認められたらピアサポーター(ピアサポートをする人)となります

ピアサポートの活動は様々ですが例をいくつかあげていきます

ひとつめは働くための就労支援を受けて一般就労に繋がった人がピアサポーターになり、働くまでの苦悩や支援をまだ一般就労してない人達に向けて講演する活動です

最近の研究結果で働く成功体験を聞くと就労意欲が増すと出ており、実際に僕もB型作業所(工賃が最低賃金より低い)からA型作業所(最低賃金はある)に移りたいと思うようになりました

二つ目は長期入院している人を社会復帰することを支援するピアサポートです

長期入院から退院して社会復帰した経験を持つ人が、長期で入院している人に退院促進の手伝いをすることです。

長期入院している人にとって外の生活は恐怖を覚えているかもしれません。

実際に自分が経験しているからこそ、その人の気持ちが分かって支援できる。そして支援だけでなくお互いに支え合う形になるのが理想だということです。

自分の苦しんだ体験が誰かのためになる、社会の一員として活動するのは障害を持つコンプレックスを和らげるのではないかと思います

またピアサポートの精神の「仲間同士の支え合い」のように僕もデイケアでは話を聞いたり、逆に僕の話をしたりお互いが支え合うようにしています

もちろんピアサポートはいい面ばかりではありません。統合失調症などの患者さんからの負の部分を受け入れなければならず、傾聴力が低いとメンタルにダメージが来る場合があります

僕は社会と距離感があるような気がしています。
まだB型作業所と障がい者に囲われて生活している部分が多いと思います。

社会に出て当事者活動をやれたらいいなと感じています

また統合失調症を抱えて一般就労する人も増えていきました。社会で孤立しがちな障がい者が一人でも多く世に出てきてほしいものです。

まだ統合失調症の認知度は低いですがこれから広まっていき偏見が減る社会になってくれればと思います。

以上で終わります!

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