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書籍紹介|5月の読了本まとめ
こんにちは、天音です。
今回は5月に読んだ本を紹介します。
5月は合計11冊の本を読みました。
その中から、皆さんに共有したい!と思った本を紹介していきましょう。
1。『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』 ファン・ボルム
街に根をおろす書店が舞台の韓国小説。
自分の人生を、もう少しゆっくり見つめて大事にしてみようかなと思える、あったかくて優しい物語でした。
2。『コレクターズ・ハイ』村雲菜月
何かを推すこと。ハマること。
目の前の相手に「やばいな」という感想を抱いた瞬間に、「お前はどうなんだ」を突きつけられる感覚。
実にねっとり?じっとり?とした、濃密な読書体験ができる本だと思います。
これらの2冊は記事も書いているのでサラッと。
気になった方は単体記事も読んでいただければ嬉しいです。
3。『戦略読書』三谷宏治
ビジネス系の本も読みます!
タイトル通り読書法の本です。
初っ端から読者にぶち込まれる意見は「人と同じ本を読んではいけない」。
この本を読んでいくうちに、自分自身がどういう本を求めていて、どんな本を読むべきかというのが明確になりました。
ビジネス書として括りましたが、小説が好きな方にも紹介されているメソッドは通用します。
読書という広大なフィールドにおいて、どう進むか、どこにいるか考えたい方にはとってもおすすめな本です。
4。『絶景本棚3』
本の雑誌から出版されている本棚写真集。
3冊目が出ました!
垂涎の写真ばかりで食い入るように読んじゃいます。
本好きにはたまりませんね。
人の本棚を堂々と覗くという、背徳感のない背徳的な行為。
壁一面本棚ばかりで、どのページも目がウロウロしてしまうんですが、『三体』と『独学大全』がよくあるように思えました。
ゴツくて目立つからかな。
人の本棚を見るときは全く見たことがない本を知りたいと思っているんだけど、自分が好きな本に目がいきがち。
5。『中庭のオレンジ』吉田篤弘
21話の物語からなる掌編小説集です。
掌編小説なのでどんな話かを説明するのが難しいんですけど、わたしの超感覚的な感想をお伝えするのであれば、“フルーツの盛り合わせみたいな本“です!
しかも不思議なフルーツ。
どのお話も、読み始めから結末が全然予測できないんです。
一口サイズのリンゴを齧ったら、中はイチゴだった。メロンだと思ったらオレンジ味だった。……みたいな。
不思議な感覚を味わいながら、静かなひと時を楽しめる本だと思います。
6。『時をかけるゆとり』朝井リョウ
朝井リョウさんは高校生の時に背伸びして『何者』に手を出し、正直「読む時を間違えたな」と思ったまま敬遠してたのですが、このエッセイを読んで印象がガラッと変わりました。
こんなにユーモラスな人だとは!
小説とエッセイは違いますね。
作家さんの作風とのギャップを知れるのはすごく好きです。
笑いたい方に超おすすめ!
ただ外で読むのはやめたほうがいいかも。わたしは美容院に持って行って、ちょっと本の選出を失敗したと思いました。
ニヤニヤしても大丈夫なところで読んでください!
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5月はとても好きな本と多く出会えた月でした。
いい本レーダーがいい感じに作動しているようです。
このまま新しいジャンルにも挑戦していきたいです!
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