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『ものがたりの家』吉田誠治

こんにちは、天音です。

今日の読書感想文は、吉田誠治さんの『ものがたりの家』(パイ インターナショナル)です。

この本は、物語に出てきそうな空想の家とその設定が描かれた美術設定集です。
全部で33個の家が紹介されています。
家の設定やイラストだけではなく、トイレや屋根などのコラムページもありました。

住んでいる人、家具の用途、その家で暮らすまでの背景など、とにかく細かい設定がおてんこ盛りです。

この本、すごく楽しい……!!
どのページも全部わくわくします!

いろんな国・時代、さまざまなところへとページを捲るたびに旅するような感覚になります。

住んでみたい……かはわかりませんが、とにかくそこにいる人たちに会ってみたくなることは間違いなしです。
特にわたしは「水車小屋のリンゴ酒」のページが好きでした。
流れる水が涼しげで素敵なんです。

全部のページが細かく設定してあって、あらゆる空想力を刺激されます。

物語でも、ジオラマでも絵画でも。

なんでもいいからこんなふうに生み出してみたいという気になりました。

一度見るだけじゃ物足りません。
本のページを行ったり来たりしながら、ここに描かれている物語をゆっくり旅をしたいと思います。

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