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アンナプルナサーキット②~ローカルバスでベシサハールへ~

こんにちは。オットです。
旅をしながら更新しようと思っていましたが、なかなかできず…結局帰国してからゆっくり書くことにしました。
でも忘れないうちに書きたいと思いますので、たまに覗いていただけると嬉しいです。

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ホテルスタッフの手助けでチケットを手に入れることができ、出発の朝もスタッフがバスパークまで送ってくれました。
ヤンブーのスタッフさんたちには本当に感謝です。

バスパークに着くと客引きのような男がチケットを渡せみたいなことを言ってくる。これは別のバスに乗せられるやつか?と思って警戒したが、どうやらバスパークのスタッフのよう。私服だからまともな人なのかそうでないのか見分けがつかない。せめてビブスかなにか着ていてほしかった。

乗車したバスはローカルバスでエアコン無し。それでも他のローカルバスと比べると綺麗な方。バスパークからは何十年使っているのかわからないくらい古いバスや、窓が取れてしまっているバスなど、日本だと廃車になりそうなバスが多くの客を乗せてそれぞれの目的地に向かって出発していく。

エアコンの吹き出し口はあるが風はでてこない
バスパーク。左にいるお兄さんはここのスタッフ。

ここからアンナプルナサーキットの入口の町、ベシサハールへはバスで6時間。
距離は180kmくらいですが、高速道路がなく、交通量も多く、山道で舗装もしっかりしていないので、それくらいの時間はかかってしまうようです。

バスは無事に出発したが、途中で出来るだけ多くの乗客を拾いながら進んでいく。乗務員が行き先を叫びながらゆっくり走り、バス停以外の場所でも乗りたい客がいれば乗せるというスタイル。

バスが止まればすかさず物売りが乗車し、お菓子や果物、衣類用の生地などを売りさばく。
食べ物はともかく生地なんてこのタイミングで買わないだろと思って見ていたが、隣の家族がしっかり購入していた。がっつり10枚くらい。もともと欲しかったのか、デザインを見て気に入ったのか、安かったのかわからないが、売り子(おばあちゃんだった)が入ってくるってことはそれなりに売れるんだろうな。不思議だけど。

そんな感じで進むもんだからカトマンズの盆地を出るまでに1時間以上かかっていた。

盆地であるカトマンズから出るには峠越えが必須。
地図を見るとカトマンズから西へ向かうほぼすべての車が同じ道を通らなければいけないっぽい。
乗用車、バス、トラック、バイク、全ての乗り物が我先にと山道を飛ばしていく。
少しでもスキがあればクラクションを鳴らし追い越す。こんな運転しているのによく事故らないなと思っていたら、道沿いにフロントが潰れたバスが放置してあった。
怖いなと思ってシートベルトを探したが見つからず…事故らないように祈るのみ。

道は舗装はされているものの山道で道が曲がりくねっており、沢を超えたり少し工事がめんどくさそうなところは舗装工事を後回しにされて未舗装のまま。

なかなかハードな道だが、この道を回避するためのトンネル工事が今まさに進行中。

この雑な感じもネパールっぽいので便利になるのは嬉しいがちょっと寂しい気も。でもそれは旅行者の勝手な感覚で、地元民にとっては悲願のトンネルなんだろうなとも思う。

目的地までの半分くらいのところでバスが止まった。どうやら休憩タイムのようだ。

立ち寄ったのは小さな食堂。ここで食事をとるということらしい。

みんなが食べているので一緒にダルバートを注文。
ダルと米のおかわりは無料だが、店員が無限に皿に載せてくるので油断できない。
自分たちは少しおかわりをもらっただけで十分だったが、同じバスに乗っていたご婦人グループはもりもりおかわりして食べている。
カトマンズでも感じたが、ネパール人は本当によく食べる。

乗ってきたバスと休憩ポイントの食堂
チキンダルバートRs385

6時間の予定が結局9時間かかってベシサハールに到着。
気が付いたらほかの乗客はほとんど途中の町で降りてしまい、終点で降りたのは外国人ハイカーとガイドのペアと自分たちだけだった。

ベシサハールでは翌日のジープを確保しないといけないし、宿も探さないといけない。
バスを降りるときに運転手におすすめのホテルを聞いたら降車場所の目の前のホテルを教えられた。

ホテルガンガプルナ。ガンガプルナはアンナプルナ山域にある山の名前。部屋を見せてもらうと特に可もなく不可もなくだが、ホテルの目の前からジープが出るというし、移動で疲れているので宿泊することにした。


メイン通りはハイカー向けのホテルが並ぶ
メイン通りから一本入ると民家が並ぶ田舎町

宿泊代はRs1000/部屋。ホットシャワーも出るが、シャワーの水がそのまま便座にかかる配置。はじめは何だこれと思ったが、ネパールではこの配置は決して珍しくないということが旅を続けているとわかってきた。

今はオフシーズンだと聞いていた通り、宿泊客は多くない。
夕食はモモとチョウメン。

モモとチョウメン。餃子と焼きそばみたいなもの。

地図を見ていると、スタッフがおすすめの日程を教えてくれた。ヤンブーもそうだったが、ネパール人はとりあえず話しかけてくれる。こちらがスムーズに英語が話せないのが申し訳ないのだが、それも最後まで聞いてくれるし、ゆっくり喋ってくれたり本当に親切。

宿泊代がやけに安いのは、宿がレストランを併設していて、そこで夕食と朝食を食べる前提だからだそう。トレッキングの最中もずっとこんな感じだった。

明日は歩き始めとなるチャーメという町へジープで6時間かけて移動します。ジープということは未舗装路ということだろうけど、どんな感じの道なのか・・・。

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