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アンナプルナサーキット⑧~天空の湖へ~2024.5.25

今日は標高約5000mの湖ティリチョ湖へ。世界で一番高い湖と言われていたが、最近になって同じアンナプルナの山中にさらに標高が高い湖が見つかり、その座を奪われたそう。

そもそも世界一の定義が曖昧で、地理の授業ではペルー・ボリビアに跨るチチカカ湖って習った気もする。とりあえず高いところにある湖ってことで!

今日は朝4時に起床。
部屋の電気は点かない。このホテルだけでなく、山中のロッジはフルに電気を使える時間帯を限っているみたい。こんなこともあろうかとヘッドライトを準備しておいてよかった。
薄暗い中、予約しておいた朝食を食べる。ほかのトレッカーも同じ時間に食事を取っていた。
湖に行った後は来た道を戻ってくるので、大きなザックは宿に預かってもらえる。必要なものだけ持ってサブザックで出発。

Tilicho BCからTilicho Talへ

湖までは標高差約900m。急な登りはなく、だらだらと登っていく感じ。
最初はガスで何も見えず。

雲に包まれる

この時期は高山植物も多く、景色は見えなくても楽しみながら歩くことができた。こんな厳しいところでよく生きているなと感心する。
名前はまだ調べてないですが、できれば調べてnoteにアップしたいです。

岩に張り付くように咲く花
枝がとげとげの花

曇ってて遠くの眺望はないが、景色は雄大。
一つ一つの地形が日本の山とは比較にならないくらい大きい。

遠近感がわからなくなる景色

何回か空身の馬とすれ違ったと思ったら、今度は人を乗せて戻ってきた。
歩かずに馬で行っちゃう人もいるのね。

人を運ぶ馬の列

そのあとも所々に馬が待機している。
馬飼いの人が、しんどそうな顔をしている人に馬に乗らないかと声を掛けている。中間地点から湖まででRs2000らしい。

待機する馬。急な登りは稼ぎ時。

右に写っている小屋はトイレ。
穴の中は鍾乳石のように長い年月で作られたオブジェになっていた。
とても写せるものではないので個室の様子だけ。

オブジェができるのは秘境のトイレあるある

ネパール人たちはなぜか道を無視して直登。
頑張って登っては休み、頑張って登っては休みの繰り返し。
ゆっくり道を歩いたほうが早いのよ。

道を無視して歩くネパール人たち

道がなだらかになると湖は近い。
雲も取れて日が差してきた。わくわく。

この丘の向こうに湖が見えるはず

すぐ横に聳える山々も7000m級の高山。
静けさの中に氷河が崩れる轟音が混じるワイルドな環境。
そして・・・

ティリチョ湖(Tilicho Tal)到着!

到着!
手前の方は凍って白くなっているが、その下の水は綺麗なブルー。
神秘的な色でした。
他のトレッカーも続々と到着。

標高5000mだけど最近の人気スポットらいい

はためくタルチョと湖がまた綺麗なこと

重要スポットにはたいていタルチョがある

1時間くらい景色を楽しみ、名残惜しいけど下山。

いつまででもいたかった

酸素が薄いので登りはきついけど帰りは楽々

下りは嘘のようなスピードで下れる

行きは3時間半かかった道を帰りは1時間半で下ってしまいました。
ホテルに戻って荷物を回収し昼食。
何か足に当たったと思ったら犬が寝ていた。

ベンチの下の日影がいいらしい

ここから昨日昼食を取ったシリカルカへ。

ランドスライドゾーン

前日に歩いた道なのであんまり写真撮ってませんでした・・・

到着!

ホテルがGoogleMapに載ってないのでリンク貼れませんが、このホテルは泊まった中で唯一ガスシャワーがついており、お湯も安定して出たのでおすすめです。
夕食はカレーとピザ。たくさん歩いたのでしっかり補給。

ここの食事は全部美味しかった!
レストランは全面窓で景色が最高

夜に宿の電気が全て落ちるトラブル。まあ標高4000mなのでこんなこともある。朝早くから行動して疲れていたので暗くなるとともに就寝。
目的のトロンパスまであと2日。いよいよ近づいてきた。

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