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アンナプルナサーキット⑤~遠いよマナン~2024.5.22

部屋についていた毛布も暖かく快適に寝ることができた。

朝目覚めると・・・

部屋の窓からアンナプルナii

昨日は雲で隠れていたAnnapurna iiの姿が!
地図で見ると実際の山頂はこの少し奥っぽいですが・・・

朝日を浴びるAnnapurna ii

今いる場所から山頂までは標高差4500m以上。
対岸の沢がそのまま8000m近くまで突き上げている。
今日もいい天気の中歩き始められそう
朝食はチャパティ、フライドエッグ、パンケーキ
日本からお茶パックを持ってきているのでお湯だけもらいました

リンゴのパンケーキがおいしかった

今日の行程は地球の歩き方では4時間半。紙の地図では6時間半。
地図を見た感じではアップダウンもあり4時間半で歩くのは難しそう。

Upper PisangからManangへ向かいます

マナンまで行けば高度順応で1日休めるので頑張ります

谷の奥へ…

昨日と同じで朝は綺麗に晴れていたが段々と雲がかかってくる。
夏の日本の高山と同じような感じです。

雲に包まれるアンナプルナ

この吊り橋を渡ってから急な登り。300mを1時間半かけてゆっくり登る。
標高が高く、頑張ってしまうと高山病のリスクが高まるのでビスターリ(ゆっくり)が合言葉。

谷にかかる吊り橋。しっかりした作り。
登山であれば普通の登り。ただここは標高3400m。

3分の2くらい登ったところにティーショップがあり、お母さんが店番をしていた。
アマネに英語でどこから来たの?って聞いたあと、オットにも何か話しかけてくれたが聞き取れない。
最後だけかろうじて聞き取れた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~Nepali?

どうやらネパール語で「あんたはネパール人か?」と聞いてきたようだ。
いや違うジャパニーズだ。と言うと

このお姉さんのガイドかと思ったわ。
とお母さん。

ネパールは多民族国家で、インド・ヨーロッパ系の彫り深めな顔立ちをした民族もいれば、チベット系の日本人に近い顔立ちをした民族もいる。肌の色は浅黒い人が多いが、日焼けしたオットはネパール人から見てもチベット系ネパール人っぽくなっているよう。
実際、この後旅の途中で何回も現地語で話しかけれられ、お互い「?」な表情を浮かべることが何度かあった。

急登を登り切りGhyaruの集落へ。わずかに外国人向けのロッジもあるが、全体的に古い作り。昔ながらの石で出来た住宅が多い。

石造りの家が多い小さな村

ここまでで3時間近くかかっているのにまだ4分の1くらいしか進んでいない。今日はかなり長くなりそうな予感・・・。

山の中腹に切り開かれた道を歩き先へ進む。
前後には同じ道を歩くトレッカーがポツンポツンと見えている。

Ghyaruの集落。後ろに2人組のトレッカーの姿
山の中腹に開かれた道を歩く

曇っていて山は隠れていたが、道中はヒマラヤの花や鳥が目を楽しませてくれる。時期的には夏なので、トレッキングのの途中はたくさんの高山植物と出会うことができた。
それはそれでまとめて記事にしたいなぁと。

紫色の小さな花
とり

細かいアップダウン繰り返しながらNgawalへ。
ここまでで6時間。半分ちょっとしか進んでない・・・。

Ngawalの入り口

町のどこかの店で休憩しようと思っていたが、ティーショップは村の入口にあった1軒だけ。それをスルーしてしまい、後で後悔することに…。

カフェはあるところで寄っておこう

気が付いたら天気も回復。青空が広がり、山も見えるように。
山の天気は目まぐるしく変わります。

アンナプルナかガンガプルナ

Ngawalを出ると道が二手に分かれます。どちらもアンナプルナサーキットということらしい。先行者が見えていたので、それに従って下の道へ。

コンクリート道に整備されていた

道が整備されていたので、淡々と歩いていたが、気が付いたらルートから逸れていた(YAMAPの地図で判明)。
車道をずっと歩いていたが、トレイルは途中で分岐していた模様。
YAMAPのGPSを頼りに途中からトレイルへ復帰。
車道もマナンまで続いているので遭難するということはあり得ないですが、気分的にはトレイルをしっかり辿りたい。

体力的にもきつくなってきたが、まだまだ先は長い・・・。

まだ目的地は見えない

Ngawalを出てから2時間半。ようやくマナンのひとつ手前の集落に到着。
先ほど休憩しそびれたのでお腹も減ってバテバテです。

疲れ切るアマネ

お腹減りすぎたのでアップルパイを注文。
想像とは違ったが美味しい。
中身はマクドナルドのアップルパイに近かった。

めちゃくちゃ美味しく感じたアップルパイ

もうスタートしてから8時間以上経っている。コースタイム6時間半とは何だったのか。
パイを食べて元気を取り戻し、最後のひと踏ん張り。

川沿いの平坦な道を黙々と歩く

そしてようやくマナンに到着。

マナンの入り口

出発してから約9時間半。久しぶりにこんなに歩いた。
マナンの村はこの辺りでは一番大きく、ホテルも豊富。
事前にGoogleMapで目を付けておいた宿に入り宿泊。
ベシサハールと同じ名前のホテルガンガプルナです。
部屋にシャワーとトイレがついてRs300。

このマナンで標高3540m。ここに2泊し高度順応をします。
本当に今日はきつかった・・・。

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