見出し画像

ペンをとれ。メモをしろ。そして、人生を、世界を変えよう。

前田裕二さんの著書「メモの魔力」は、記録・記憶のためのメモではなく「知的生産のためのメモ」を自分の味方につけようという本です。

メモという行為で、情報をアイデアに変える。自分を客観視して、自分を理解する。そして「人生のコンパス」(自分の軸)を手に入れる。そんなメモ術のお話です。

僕にとってメモとは、生き方そのものです。
メモによって世界を知り、アイデアが生まれる。メモによって自分を知り、人生のコンパスを持つ。メモによって夢を持ち、熱が生まれる。
その熱は確実に自らを動かし、人を動かし、そして人生を、世界を大きく動かします。
誰にでもできるけど、誰もまだ、その魔力に気付いていない「本当のメモの世界」へ、ようこそ。

「知的生産のメモ」ではメモしたい事実をノートに記してからが肝です。

そのメモした内容はなぜ自分にとって重要なのか、それをうけて5分後の自分は何ができるか‥というところまでノートに書いて追求します。

ファクト→抽象化→転用の最強のフレームワーク

■ファクトは、自分のアンテナに引っかかった情報や事柄。
■抽象化は、ファクトの「本質」を考えること。
■転用は、その「本質」をルールにして、他の事で実践する事。
ファクトから得た「本質」を参考にして、自分なりの問題意識、具体的なテーマの解決に生かします。▼前田さんの具体的です。

小学校時代に楽しかった経験は?
■ ファクト : 兄が通知表を見て喜んでくれたこと。
■ 抽象化:兄を喜ばせること自体が自分の喜びになっている。
■転用 : もっと兄を喜ばせるアクションをとる。

私自身、この春ステイホーム中にこの本の巻末にある【自分を知るための質問 自己分析1000問】に取り組みました。

やってみると抽象、転用というのがなかなか難しい。書く前に本を読み直して、書いて、読み直して‥を繰り返しました。

読んで分かったつもりになっていても、実際やってみると理解不足に気づきます。
何ごともやってみないと分からないもの。
だからこそ、まずとにかくやってみることが大切なのだと思いました。

あくまで自由に、まずは書いてみる。間違ってもいいんだ、自分のやり方が正解なんだ、書くことが一番大事なんだ。そう思って、肩の力を入れすぎないことも、習慣化するためのコツです。

この1000問は自分の軸を見つけるために、自分の過去を振り返る作業です。
※質問は無料公開されています→https://www.dropbox.com/s/0g9bmxagxoclrsx/212-231.pdf?dl=0

はじめのうちは振り返りをすると「後悔モード」になりがちでした。
けれど、過去の事柄から些細なことを取り除き、自分にとっての意味・本質を考えて、じゃあこれからどう活かすかを書き進めていくと、気分がポジティブに変化することに気づきました。

この晴れ晴れとした変化を感じられるのも、「メモの魔力」効果なのかもしれません。

メモの魔力を味方につけるべく、

ファクト→抽象化→転用

この最強のフレームワークを意識して、このnoteも書いていきたいと思います。

お読みいただきありがとうございました。




この記事が参加している募集

読書感想文

習慣にしていること

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?