【エッセイ】桜の花びらが散るシャワーを売って欲しい

毎日、毎日、水が出るシャワーを浴びて、クソが！！！！！
蛇口をひねれば水(お湯)かい！
たまには「意外とそうめん」とか出ないんかい！！
水(お湯)ばっかでやがって、あれか？水(お湯)しか出せないのか？え？え？

まあ、水(お湯)しか出せないって、そんな事を言う口をしてるならしゃあない。無理やりこじ開けて中身を見るのも品が無くて負けた気がする。

だがな、俺様はな、桜の花びらを浴びたいのだ。
蛇口を捻って、冷たい桜の花びらがヒラヒラ舞うように出てくる。
だんだんとほんのり温かくなっていき、次第に熱い桜の花びらが全身に降り注ぐ。なんか言い方がエロい。だが実際は、エロい。想像して、エロい。

この、桜の花びらが出るシャワーを、売って欲しい。各大手の電気メーカーよ、売って欲しいんだ、俺様はよ。
季節限定でもいい。夏限定でもいい。
売ってくれ。俺様が生の桜の花びらを全身に浴びる為に夜道であけっぴろげにならない為によ。