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戦略コンサルへの転職ノウハウ【コンサル転職のデメリット】

コンサルティングファームは人気業界となっており、腕に覚えのある人材がこぞって就職・転職しているために、業界のポジティブな側面は世間に知れ渡りつつある

しかし、コンサルティングファームのネガティブな側面については情報が積極的に公開されることはない。実際、コンサル転職に失敗した人がその実態について語ることは非常に稀であるため、コンサル業界外の人にとってはコンサル転職のダウンサイドリスクを把握しづらい

また、転職エージェントはコンサルティングファームから成功報酬を得ているために、業界のネガティブな側面について言及することはないし、そもそも彼らはコンサルの現場で業務をしているわけではないので、ドロップアウトする人の実態を知っているわけでもない

本Noteでは、コンサルティング業界にて10年超の経験を有する筆者が直接目の当たりにしたコンサル転職の失敗事例、そして、コンサル転職のデメリットを記載し、これからコンサル業界へ入ろうとする人向けに心構えをお伝えしたい


目次

  1. はじめに

    • 本記事の対象者

    • 筆者の略歴

    • 本記事を読むことで期待できる効果

  2.  コンサル転職で失うもの

    • 余暇時間

    • ゆったりとした仕事のペース

    • プロジェクト成果の立ち合い

    • 社内完結できる人間関係

    • 特定企業における雇用の安定性

    • 所属ファームへのロイヤリティ

    • (高給維持に拘ると)限定される転職先

    • 低いモチベーションの人達のマネジメント

  3. コンサル転職のダウンサイドリスク

    • ドロップアウトしてしまう人にありがちな理由

    • 筆者が直接目の当たりにしたドロップアウト時のキャリア事例


1.はじめに

想定する読者層
年齢:20代から30歳前後
職歴:日系大手企業にて勤務されている方
転職先の希望:戦略コンサルティングファーム、総合コンサルティングファーム(戦略チーム、事業再生チーム)

■筆者の略歴
Fランから浪人を経て中堅大学卒業。その後、大手日系企業からキャリアをスタート。大学入試センター試験の英語は200点満点中123点(偏差値50)から英語を勉強して、米国MBAを取得。トップティアの外資系戦略コンサルティングファーム及び外資系総合コンサルティングファームで10年超の勤務。元面接官

本記事を読むことで期待できる効果
転職エージェントからは決して語られることのないコンサルティング業界の実情
を把握することができる。そして、コンサル転職に向けてのポジティブな側面だけではなく、ネガティブな側面やキャリアのダウンサイドリスクを正しく把握した上で、転職の意思決定ができる


2.コンサル転職で失うもの

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