自閉症&不登校児の工作 写真展7(お絵描き編)
息子は、今やめっきり絵を描かなくなってしまいました。
以前は、普通に絵を描いていたのですが、幼稚園の年中さんを10月で登園拒否してからは、絵を描く事を嫌がるようになりまして…
今では7歳の息子ですが、今でも描くのを嫌がります。。
そんな息子が珍しく絵を描いて見せてくれました!
大好きな恐竜の絵でした。
パキケファロサウルス1
パキケファロサウルス2
プテラノドン
3枚とも、よく恐竜の特徴を捉えて描けていると思います。
ただ、やっぱり「上手に描けてないんだけど…」と自信無さげでした。
反応を少しでも誤れば、すぐにでも破って捨ててしまいそうなほどの息子の緊張感が伝わってきました。
幼稚園でなかなか自分の辛さや苦しさを理解してもらえなかった事から、自己肯定感が著しく低下してしまった息子です。
本物と同じように描けない…
ダメな自分…
絵は、一度描いてしまうと、すぐに消したり、やり直したりができないので、どうしても失敗感を感じやすいようです。。
だから、絵を描くことを嫌がるわけですね…
よく絵を描いていた時の絵から…↓
地面を見る自分の顔
顔の両側にあるのは足(靴)です。
前屈して地面を覗き込んでいる自分の様子を、地面から見た構図で描いています。
この絵を描いたのは5歳の時でしたので、私も夫も、面白い着眼や着想だと感心したものでした。
幼稚園を登園拒否する前は、こんなにも素敵な絵を毎日のように描いていた息子。
今では「正解」が描けなくて、「上手」に描けない自分がダメだと思ってしまって、絵が描けなくなってしまいました。。
今更、あの時…と幼稚園での事を後悔しても仕方のない事なのですが、それでも考えてしまいます。
あの時、息子の辛さや苦しさを幼稚園が理解して、少しでも配慮をしてくれていたのなら…と。
今はまだ、絵を描く事が怖くて苦手な息子ですが、いつかまた楽しく描いてくれる、その時まで、息子のペースを見守っていきたいと思っています。
読んで下さり、ありがとうございます。 私と息子をサポートして下さったら泣いて喜びます。 全て、息子の将来のため、療育や学習、その他の活動資金として使わせて頂きたく思います。応援よろしくお願いいたします。