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海士町ぶりの安心感

Sambor Village Hotelで過ごした最幸の4日間


お世話になっております。権藤です。

今回は、2023年5月20〜23日まで滞在させていただいた「Sambor Village Hotel」の魅力をみなさんにお届けするために、カンボジア・コンポントムでの日々を振り返ります。

「Sambor Village Hotel」は吉川 舞さんという、かっこよすぎる日本人女性の方が覚悟を持って経営されています。詳しくは他のメンバーの記事でご確認いただけますと幸いです。

また、ご存知の通り私は言語化がとても苦手なので相変わらず事実ベースで写真に頼った投稿になってしまいましたが、最後まで読んでいただけると嬉しい限りです。よろしくお願い致します!


【1日目】

・ホテルまでの道のり

ハイエースバスに乗って、
シェムリアップからコンポントムに向かいます。
(片道180km)
約3時間でコンポントムに到着。
バス停からホテルまでは徒歩10分。
しばらく歩いていると、ホテルの目の前を流れる「セン川」が見えてきました。
ワクワクましまし!

・ホテル到着

Sambor Village Hotelに到着!(確定演出)
スタッフさんたちが最高の笑顔でお出迎えしてくださいました。
自家製ウェルカムドリンクはスッキリとした酸味と程よい甘みで、暑い日にピッタリの味でした。
美味しすぎて一瞬で飲み干してしまいました。

・部屋紹介

私たちがお世話になる11号室。
本来ベッドは2つですが、私達に合わせて1つ増やしてくださいました…!
天蓋カーテン付き。
天井が高く、解放感があります。
ここで3泊もできるのマジ最高。
窓から差し込む光も綺麗です。
清潔感溢れる浴室。
トイレとシャワーが離れているので、トイレットペーパー水浸し事件が発生しません。
長髪で毛量が多い私にとっては、シャワーの水圧が強めなのも嬉しいポイント。
もちろんお湯も出ます。
お茶とコーヒーも充実。
冷蔵庫にはキンキンに冷えたお水もあります。
※このホテルの全てのお水は、お腹が弱い私が飲んでも何も問題ありませんでした。
ハンガー、金庫、ドライヤー、バスケットも完備。
館内案内、コンポントムの地図、オシャレな雑誌。
部屋の前で一服。

火をつけた瞬間、海士町を思い出しました。
絶対的な安心感の中で吸うタバコは格別です。

・施設紹介

池を挟んだ反対側にも部屋が続いています。
この自然との一体感。たまらんっす。
左手の建物は…
1階がフロント。
中央に見えるウォーターサーバーのお水も自由に飲めます。
2階がレストラン。
階段を上ると…
ふぁ~!
こういうレストランで食事をするの、夢でした。
ホテルの前から見えた夕焼け。
待ちに待ったお食事タイム!
こちらは「チャークルーン」というカンボジアのハーブ炒め。電撃が走るほどの美味しさでした。
他にも様々な料理をいただきましたが、食べるのに夢中で写真を撮るのを忘れてしまいました…
このホテルを守っているトッケイヤモリさん。
見た目も鳴き方もチャーミングです。


【2日目】

・優雅な朝

朝ご飯はいくつかの選択肢から好きなだけ選ぶことができます。
この日は自家製パン、自家製ジャム、自家製ヨーグルト、チーズオムレツ、フルーツ(バナナとドラゴンフルーツ)、紅茶をいただきました。
無論、どれも美味しかったです。
食後はプールに入ってひと眠り。
もうダメです。

・投網体験

午後は、ホテルの仕事と漁業を兼業されているヨンさんに投網の体験をさせていただくことに。
師匠は一投目から魚をゲット!
この後 私たちも挑戦しましたが、とにかく網が重たくて師匠の半分以下しか開かず、何度やっても魚は捕れませんでした。泣

この体験は、我々が「魚を捕ることが好き」とお伝えすると、吉川さんがすぐにプランを考えてヨンさんに相談してくださったおかげで実現しました。

・夜ご飯

夜ご飯の一品目は、ヨンさんが捕った魚を、ホテルのシェフが素揚げにして提供してくださいました。

私はこの時、半自給自足の暮らしを実現している海士町の民宿「但馬屋」のようだと感じました。

こちらのコロッケは、シンプルですがめちゃくちゃ美味しいです。これを食べるためにこのホテルに来られる方もいるそうです。
こちらは「ニョアムミースォー」という、クメールの春雨サラダ。間違いなく健康的な一皿です。
こちらは白身魚のディップソース「タッククルーン」。少しクセがあるので好き嫌いは分かれるかもしれませんが、私は好きでした。
こちらは「サムローナムガウ」という、発酵させたライムのスープです。とっても爽やかな風味を楽しめます。
このコオロギ揚げは、ホテルのスタッフさんが他のお店から買って来られたものです。
絶妙な味付けで、ビールとの相性が抜群でした。
このマンゴースムージーは、東南アジアで飲んだ中で一番美味しかったです。


【3日目】

・遺跡巡り

この日は朝から、吉川さんとガイドさんがサンボープレイクック遺跡を案内してくださいました。
野を越え…
深い森を越えると…
(吉川さんの息子さん勇敢すぎる)
ロマンの塊が出現!
かっけぇぇぇ。

・村訪問

遺跡巡りの後は、吉川さんが長年通われている村にお邪魔しました。
まずは吉川さんイチオシのソーセージを買っていただき…
村のご夫婦の素麺作りを見学して、できたての素麺も買っていただきました。
その後は、吉川さんの繋がりの強さを痛感したり、
村の方からマンゴーをいただいたり、
ハンモックに座らせていただいたり、
塾の横を通ってザワつかれたり…笑
ここで暮らす方々の魅力に触れ、素敵な時間を過ごすことができました。

・昼ご飯

ホテルに戻ると、シェフがお昼ご飯を作ってくださっていました…!
こちらはジャンボタニシのアモック。
なかなかインパクトのある見た目ですが、これがマジでウマイんです。
今回いただいた料理の中でもトップレベルに好きでした。
こちらは先ほど買っていただいた食材を使ったソーセージフライドライスと、焼きタニシ素麺スペシャル。
このソーセージも並外れた美味しさで、個人的には人生で一番だったかもしれません。
ここでは、生野菜も安心して食べられます。

・まち歩き

夕方は地元の高校生たちと、まち歩き。
高校生たちが、家の構造に興味を持って立ち止まっていると、そこに住んでいる方が家の中を見せてくださいました。
高校生たちの「あらゆることに興味を持ち、立ち止まって問いを立てる姿勢」と「初対面の年上の外国人(我々)にも臆さずに接するコミュニケーション能力の高さ」に感銘を受けるとともに、己の未熟さに改めて気付かされる素晴らしい機会でした。

・最後の晩餐

まち歩きを終えて、ホテルに帰ってきました。
何度見ても美しい。
Sambor Village Hotelで過ごす、最後の夜。
とりあえずドリアン。
(まち歩きの最後に買っていただきました)
3人とも初めて食べましたが…
米澤「うまい。すき。」
権藤・小谷「食べられないことはないけど、好きでもない。」
って感じでした。
ちなみに、多くのカンボジアの方々は大好きらしいです。
最後の晩餐はKatsudon!
クオリティ高すぎて日本かと思った…。(?
Margaritaはわざわざプールに入りながら嗜みました。
どうも。子供な大人です。


【最終日】

次の目的地のプノンペン行きのバスが出発する夕方まで、ホテルに滞在させていただくことになりました。

・朝ご飯

最後の朝ご飯はフライドライスも注文しました。
朝ご飯をいただきながら、「ここで美味しい物いっぱい食べたから、これ食べ終えたらしばらくは我慢やな…」と呟いていました。

・昼ご飯

すると、そのことを吉川さんがシェフに伝えてくださったそうで…
お昼ご飯に、ウナギと香草の炒め物をサービスしてくださいました…。スタミナ付きそうな味でとても美味しかったです…。

・お別れ

ついにお別れの時。
普段は元気いっぱいなカイチくん(吉川さんの息子さん)が寂しそうな表情でハグしてくれて…
いつも素敵な笑顔で我々を気にかけてくださったスマイさんは涙を浮かべてくださり…
私はとても寂しくて、嬉しくて、悲しくて、幸せな気持ちになりました。
本当に本当にありがとうございました。

吉川さんを筆頭に、Sambor Village Hotelの皆さんは最初から最後まで、「ホスピタリティ」という言葉では収まりきらないほどのこの上ないサービスを提供してくださいました。本当に大切な人を連れて、また行きます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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