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リエントリーカプセルと、うつろ舟

先月、小惑星「ベンヌ」からサンプル採取をしてきたNASAの小惑星探査機「OSIRIS-REx」のサンプル回収カプセルが、地球に戻ってきたらしい。
NASAのそのニュース記事には、ユタ州の荒野に着陸したらしい、そのカプセルの写真が載っていた。

それを見て、まず思ったのが「うつろ舟か!?」であった。
「うつろ舟」は、日本の民間伝承の中に出てくる、どんぶりを二つ合わせたような形の舟で、どこからか流れ着いてきて、中に美しい女人が乗っていた、などの話があり、UFO説なども語られているやつである。

んで、その「うつろ舟」に、「OSIRIS-REx」のカプセルがそっくりだと思った。「はやぶさ」のカプセルの時は何も思わなかったのにね。

そう思って見ると「うつろ舟」は、なかなか大気圏再突入に適した形をしていると思う。

「宇宙人のUFO」なんて言葉が使われるとき、だいたいは、円盤状のものがそのまま、飛行機のように空をとぶところを想像してしまうのではないかと思う。
「あんな円盤が空を飛ぶ?」と思うとうさんくさいのだが、大気圏再突入のための乗り物だったとしたら、わかるような気がする。

難破した宇宙船から、救命ボートで緊急脱出した宇宙人の乗り物がたまたま地球にたどり着いたのが、「うつろ舟」だったとしたら?

大きさも伝えられているほど大きくなくて、探査機のサンプル回収カプセルくらいの大きさだったら?宇宙人が地球人サイズである必要はない。「ドラえもん」のパピ(アカンベーダーでもいいが)くらいの小さい宇宙人がいたっていい。

そう考えると、なかなか興味深い。
科学と妄想の狭間を楽しむのは、悪くない。

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