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826 あらゆることがお掃除に繋がる

こんにちは!
(一社)全日本ミニマリスト協会です。

【あらゆることがお掃除に繋がる】

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断捨離、片付け、お掃除、整理整頓、ミニマリズム。

どれも似て非なるけれど、なんとなく軸は同じイメージを持っています。
どれも『自分の心を整えること』に繋がるのではないでしょうか。

よく言われる「部屋の状態は、心の状態」という言葉。
読んで字の如く、毎日忙しくて疲弊している人の部屋は散らかっています。

疲弊しているから片付ける余裕はなく、使ったら元に戻す余裕もなく、洗濯物を畳む余裕もなく、そんなめんどくさいことをするよりただ休みたい。
だから散らかる。

という負のサイクルに入ってるのは容易に想像がつきます。

部屋が散らかっているのを見て、散らかっていることを認知し、
そして心がザワつく。

何もない部屋まで整える必要はないと思いますが、散らかっておらずにきちんと片付けられている部屋で『なんかザワつく』とはおそらくならないでしょう。

ただ物が散らかっているだけなのに、そこから入るノイズは無限にあるのです。

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心を鎮めるため、そして内観するための方法でよく取り入れられるのが、
【お掃除】です。

「神は細部に宿る」とはよく言われたもので、業績が良くない会社ほどトイレは汚いです。

逆に、トイレが綺麗なだけでなんか気持ちよくなり、仕事も気持ちよくこなすことができ、休憩にフラっと入ったトイレで一呼吸置くこともできるでしょう。

【汚いより、綺麗なほうが良い】

なんてことは誰だってわかっているのです。

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少しスピリチュアルにはなるかもしれませんが、お掃除の力は侮れません。
綺麗にしたほうが良いに決まっているのに、なぜか優先順位は低いのです。

目の前にある、仕事に追われているのか。
期限がある何かに追われているのか。
それともただ気が乗らないだけなのか。

掃除や片付けは確かに時間がかかります。
でも、その効果は絶大で心が整うだけであらゆることが捗るでしょう。

何をやるにも集中でき、効率もよくなり、結果的には掃除や片付けを優先してよかったと思えるはず。

でも、多くの人はやらないし、できないのです。

なぜなら、めんどくさいから。
散らかしたのは自分なのに、片付けるのはめんどくさい。
それはまるで解体作業のように、建てるのは大変だったのに崩れたり壊すのは一瞬のように、散らかしたものを片付けるのは時間と労力がかかるのです。

だからこそ、最初から散らからない工夫が必要だし、自分の性格を把握しておく必要性がある。
片付けが苦手ならば、片付けが不要なライフスタイルであるべきだし、手放しが苦手ならば、最初から手に入れない心持ちでいなければなりません。

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なぜお坊さんの日課のひとつにお掃除が入っているのでしょうか?

目に見えるほどのホコリがないにせよ、たった一日で大きな境内が汚れるなんてことはありません。
でも、毎日自分の手に持った箒で掃き掃除をして、毎日雑巾がけをしています。

なぜ、行うのでしょうか?

そして仮にそれが自宅の場合、果たしてできるでしょうか?

『毎日やる意味』を見つけるには、実践してみないときっとわかりません。
書籍に書いてある、ネットで書いている、住職さんが言っている、その情報は確かにあるでしょう。
でも、やってみないと本質は理解できないことが多いと思います。

心がざわつくならば、積極的に時間を作ってお掃除の時間にあててみる。
散らかっているならば、時間を取って片付けてみる。

お掃除や片付けに対する優先時間が低いのは理解できますが、散らかっていることをヨシとすると、それはまるで虫歯をほっておきながら毎日を過ごすようなもの。

後々になって、自分に大きなブーメランとして返ってくるのです。

毎日少しずつでいいので、小さなところを整えてみましょう。
つまり、お片付けやお掃除をしてみましょう。

それだけで日常が少しずつ変化してきます。

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