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889 感情と思考のコントロール
こんにちは!
(一社)全日本ミニマリスト協会です。
【感情と思考のコントロール】
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「物を手放すだけがミニマリストではない」
と常々言っているのですが、スタートこそ物を手放すことから始まるのは間違いないです。
物を手放すこともせずに生活して、「私はミニマリストです」なんて言えたとしても、今までと何ら変わらない環境・行動・思考で過ごしているならば、何一つ成長も変化もないからです。
目に見える物を手放すのは実はものすごく簡単です。
いらないと思ったら、捨てればいい。
ただそれだけ。
それ以外の何もありません。
不要だと思うならば、捨てればいい。
そんなことわかっているいるけれど、簡単にそれが出来ないから多くの人は困るのです。
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物を手放すまでの思考のプロセスを整えなければなりません。
物を手放す最終目的地に向かって、車を走らせるようなものです。
どの目的地にたどり着くまで、いくつもの試練があるでしょう。
・もったいない
・いつか使う
・たぶん着る
・価値がある
・売ったらお金になる
・持ってたら資産価値があがる
・誰かにもらったから
・あの人がどう思うかわからない
様々な感情が出てくると思います。
車で例えるなら、高速道路の一本道を走っている中でたくさんのSAが見えてくるみたいに。
・どこかに寄ろうか
・どうしようか
・今寄るのかどうか
・トイレのタイミングは
ただそれだけでたくさんの選択肢が浮かんできます。
このSAを何もなく超えるのは、感情と思考のコントロールができていれば簡単に過ごすことができるのです。
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僕は行き過ぎているのであまり参考にならないかもしれませんが、一言でいうならば『割り切る力』とでも言いましょうか。
しょうもない邪念や雑念を取り払い、自分の心の声の中でも一番目立つ声を拾い上げ、自分の行動に結び付ける。
感情を読み取った上で思考まで昇華させ、その思考を持った上で自分は何を選択していくのか。
目的地はわかっているけれど、寄り道ばかりしてしまうのならば、他の思考を整えていく必要があるかもしれません。
どうしても生きていたら、たくさんの雑念が入ってきます。
しかも、悲しいことにそれが雑念かどうかさせもわかっていないパターンが多いです。
『物事に集中するためには、雑念を取り払うこと』
というのは誰でもわかりますが、目から入る情報もそうだし、内から湧き出る感情や思考が結果的に雑念であることもあります。
それは思考が整っていない証拠であり、今目の前にあるべきことよりもどこかに思考が飛んでしまっているのです。
それほどまでに「やるべきこと」に追われる毎日もどうかと、もしかしたら思うかもしれませんが、毎日忙しいのが僕たちです。
どんな立場とか環境とかというお話しは置いといて、何かと忙しいです。
必ずしも自分がやりたいと思えることができていないかもしれないし、外野に振り回されているかもしれません。
避けることのできない、優先すべきことに振り回されているかもしれない。
けど、振り返ってみたら『無駄だと思える時間』も過ごしているでしょう。
ただその時間を「無駄だ」と感じていないから気付けていないだけかもしないです。
であるならば、少しだけ視点を変えてみると、意外と自分が過ごしている時間や、持っている感情や思考が無駄である可能性もあるのです。
もちろん、それは僕も含めて改めて俯瞰してみる必要があると思います。
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何事にもプロセスがあり、目的地にたどり着くための道筋がある。
ミニマリストであるならば、目的地は一緒かもしれないけれどそこにたどり着くための道のりが簡単であったり、険しかったり、全然知らない道から行く人もいるでしょう。
結論だけでは伝わらない、だけど結論も大事。
結論に至るまでのプロセスを自身に落とし込むならば、感情と思考のコントロールができるようになったほうが圧倒的に楽で、スムーズに進むのです。
いらないことばかり考える
余計な感情を持つ
そんな現状がもしあるならば、その感情と思考は、本当に必要なのかどうかという視点もありかもしれません。
ある意味では、感情も思考も整ってコントロールできるようになったら、これほど楽なことはありません。
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