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926 デジタルから離れよ

こんにちは!
(一社)全日本ミニマリスト協会です。

【デジタルから離れよ】

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パソコンで今回のテーマを打っている僕ですが、
パソコンで仕事をする方にとっては離れようがないもののひとつでしょう。

大事なのは、一日のうちにどれくらいの時間、デジタルに関わっているのか?ということです。
いわゆるスクリーンタイムのようなものですが、自分のスクリーンタイムを確認したことはありますか?

せっかくの機会ですので、このタイミングでスマホのスクリーンタイムを確認してみてください。
想像以上の値に驚くことでしょう。

無意識に使っているのか、意識的に使っているのか。
このスクリーンタイムの結果からわかることはたくさんあります。

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iPhoneならばスクリーンタイム以外に、
スマホを持ち上げた回数などもわかるはず。
これにも驚きの結果になると思います。

一般的には一日に50回前後、持ち上げているらしいです。
果たして自分は多いのか少ないのか。
果たしてそれは意識的なのか無意識なのか。

そしてミニマリストならばもう一歩先を考えてみましょう。
その持ち上げた時、何も見ているのでしょうか。

ニュースなのか、LINEなのか、株価なのか天気なのかゲームなのか。

僕も含めてスマホほど無意識に触れているものはなく、また絶対的に必要な物の類に入っているので、景色化している物と同様に、そこにあるのが当たり前になっています。

むしろ持っていないと不安に感じる人も多くいるぐらい、いつの間にか「そこにある」状態になっています。

スマホに限らず、デジタルから離れるには自力でどうにかするしかありません。
自らの思考で自らの判断で、《デジタルから距離を取る》選択をしなければ、永遠に振り回されてしまうのです。

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誰しもがスマホばかり見ることが良くないことは理解しています。
スマホを見るより、山の緑を見るほうが目に良いのは明らかだし、心にも良い。

書籍を読むほうが頭にも心にも目にも良いのは明らかだし、誰かと会ってコミュニケーションを取ったほうが心が通じ合うのも明らか。

でも、スマホをついつい見てしまうのです。

なぜか?

スマホから流れる情報は自分が選んだ情報ばかりだし、しかも文句も言わないし、愚痴は吐かないし、気分の上がり下がりがないし、何よりただ見ているだけでなんか《楽しい気分》にさせてくれるからです。

実はその先があって、これだけではないのです。
スマホをついつい覗く一番の理由は、
《めんどくさいことを一時的に忘れさせてくれるから》
と言われています。

没入とか熱中に似た感覚ですが、スマホの場合はどちらかと言うと《めんどくさいことを一時的に忘れさせてくれるから》に近いです。

自分の人生において、大して重要でもない情報を取りに行ったり、見たり、内容が薄い時間を過ごしていたとしても、スマホを覗いていれば目の前に課題から離れることができる。

一時的には。

目の前の壁にぶちあたりたくなくて、避けたくて、長引かせたくて、手に付けたくなくて、スマホを覗くのです。

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現代はスマホだけでなく、テレビ、タブレット、パソコンがあり、youtubeなどのコンテンツも無料でたくさんあります。
時間の使い方を退屈にさせないコンテンツはたくさんありますが、
それらに溺れてしまうと人生は退屈になるでしょう。

もちろん、デバイスが大好きで鑑賞などが大好きならば話は別です。
だけど、大好きな人はごく少数であり、多くの人は暇つぶしや現実逃避のためにデバイスを見ているのです。

これを理解した上で、自分はどうデジタルと向き合うのか。
デバイスと付き合うのか。

過ぎた時間は二度と戻ってきません。
頭では自分の人生がより豊かになる方法を理解しているはずです。
ただそれがめんどくさくて、ついつい簡単なスマホを見るなどのデバイスを利用することに頼ってしまうのです。

デジタルと適切な距離を取る方法は、自分で考えるしかありません。
自分でコントロールするしかないのです。
他人に言われても、自分の思考や心が追い付いていないとできないのです。

積極的に離れていきましょう。
前向きに距離を置きましょう。

もっと充実した時間の使い方があるし、
もっと大切な時間の過ごし方があるはずです。

充実した人生を送るならば、スマホから離れて自然に触れることです。
デジタル以外に頼ることです。

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