油断するとすぐに衰える
困ったぞ…。漢字が思い出せない。
先日、3日間に及ぶビジネス・マーケティングセミナーを受けた。この講座ではテキストが配布されて、テキスト内に重要事項を手書きするシステムになっていた。
少しばかりのメモを書くことはあっても、学校の勉強のようにガッツリ文字を書くのは久しぶり。
講師が話すポイントをメモしようと思ったところ、漢字が思い出せなくなってしまった。雰囲気はなんとなく分かるんだけど、ハッキリと書けない。慌ててスマホで文字入力を行い、「そうそう、この字だ」と思い出した。
昔ならすぐに書けていた漢字が書けなくなり、軽くショックを受けてしまった。能力がないというよりは、劣化による問題。
最近はスマホやパソコンでの文字入力が多く、直接書くことが減った。だから、読んだり雰囲気では分かったりしても、漢字を書く時には忘れてしまう。習慣って恐ろしいなと心から思った。
習慣で言うと、noteだって同じ。久しく文章を書いていないと、どんな風に書けばいいかが分からなくなる。1週間に1回でも書いていれば思い出せるものも、3週間も書かなければ、忘れてしまう。
筋トレだって似ている。仕事やプライベートが忙しく、1ヶ月もジムに行っていないと、身体が感覚を忘れてしまう。久しぶりに筋トレをした翌日または翌々日の筋肉痛と言ったらもう…。あまりの筋肉痛のひどさに、またジムから遠のいてしまうのがお決まりのパターン。
漢字、note、筋トレ。それぞれ、ガッチガチに毎日続ける必要はなくても、ゆるく継続することが大事だと分かる。身体が完全に忘れないくらいの頻度で、ゆるく楽しく続けること。
「夏までに痩せるぞ!」のような短期目標がある場合は別だけど、基本は人生全体で考え、ロングスパンの勝負をすればいい。
1日10分ずつくらいなら、漢字を書くのもnoteを書くのも筋トレをするのも、時間を取れるはず。「忙しすぎて時間が取れないよ」というのなら、そもそもの時間の使い方を見直した方がいい。
良い意味でも悪い意味でも、継続しなかったものはすぐに忘れてしまう。「昔はできたから」という過去の感覚にすがっていると、the end(終わり)。油断するとすぐに衰えてしまう。
ゆるく楽しく長く続ける。
趣味にしてもビジネスにしても、短期だけではなく長期目線でも考えられるように。あまり焦りすぎずにボチボチ考えていきたい。
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