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気持ちよくなるコミュニケーションで意識すること

この人と話すと楽しいな。
この人と話すのは苦痛だな。

自分は変わらないのに、人によってコミュニケーションの結果が変わるのはなぜだろう。話していて「楽しい」と思う時と、「早く終わってほしい、苦痛だ」と思う時の差はなんだろう。

コミュニケーションは生きている以上、ずっとつきまとってくる問題だと思う。


対照的な体験をした1日

先日、1人2時間ずつ、2人と打ち合わせをした。話の内容は僕がやっているビジネスに関して。取り上げたトピックはほとんど同じだった。

同じ日、話し手の僕の本質はほとんど変わらない。それなのに、「最高に楽しい」と思った時間と、「早く帰りたい」と思った時間、対照的な体験をした。


ひたすらに話すAさん

めちゃくちゃ話された。今までの出来事、今後やっていきたいこと、周りにいる人の話。とめどなく話す様子を見て、「講演会にでも来たんか?」と思ったほど。

2時間のうち、僕が話したのは三言くらい。これは大袈裟でもなんでもなく、本当。目上の方だし、こちらの話をするほどの隙間はないし、質問を投げかけてくれるわけでもないし、全く話せなかった。それも初対面。

「いつ終わるんだろうか」と常に思いながら聞いていた。


質問してくれるBさん

Aさんとの打ち合わせが終わり、「今日は疲れたなあ」と思いながら、夜にBさんと打ち合わせがあった。Bさんは僕に対してめちゃくちゃ質問をしてくれ、僕も質問を投げる。ちゃんと会話のキャッチボールが成立していた。

打ち合わせをする前はあんなに疲れていたのに、終わってみれば「なんて楽しい1日だったんだ」と感じていた。たぶん、AさんとBさんのアポの順番が逆だったら、全く違う感想だったと思う。

Bさんとは本当に濃い話ができたし、お互いに刺激をもらいながら、また話す約束までできた。すでにもう話したいと思う自分がいる。


満足度は話した量に比例する

飲み会や打ち合わせなど、満足度は話した量に比例すると思う。キャバクラでもおじさんが満足するのは、キャバ嬢がおじさんの話を引き出してくれるから。

「今日はたくさん話せたな」と思う時には、話を聞いてくれた人がいることを忘れてはいけない。相手がリアクション良く聞いてくれるから、気持ち良く話せる。

自分と相手の話す量は同じぐらい。もしくは、相手の方が少し話しているぐらい。これぐらいがお互いに気持ち良いコミュニケーションとなる。自分だけ話して相手には話させず、自分だけ満足する。自分だけ気持ち良くなるのは厳禁ですヨ。


お互いに気持ち良く

お互いが楽しい時間を過ごすためにも、空気を読んで同量のコミュニケーションができるように。どちらかが犠牲になるのではなく、win-winのコミュニケーションを。

ジェットコースターのように揺さぶられながら、良いことも辛いことも経験した1日だった。




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